脳の麻薬PEAの作用とは?

脳の麻薬PEAにより脳が快楽を感じる

脳の麻薬PEAの作用とは?

誰かを好きになった時に、脳内から分泌される「フェニルエチルアミン」をご存知ですか?

脳の麻薬とも言われている「フェニルエチルアミン」は、ドーパミンなどのホルモンの総称で略して「PEA」と言われています。
そして、フェニルエチルアミンは恋愛ホルモンともいわれています。


このホルモンが分泌されると、脳内で性的興奮と快感に直接関係する神経伝達物質として機能します。

興奮、陶酔するいう一種の幻覚作用を引き起こし、麻薬の中毒症状と似た精神状態が発生。
そして、快楽物資のドーパミンの濃度をUPさせる働きがあります。
そのことから、脳の麻薬と言われているんですね。



ドーパミンは、女性がイク時にも多く分泌されるホルモンで
恋愛初期は、ドキドキと胸が高鳴りますよね。
顔を見ただけでときめき、さっと手やカラダが触れるだけでも、体中が熱くなったり、このような症状を引き起こしているのが、脳の麻薬「PEA」なんですね。

恋に落ちるという状態は、脳の中で恋愛ホルモンであるPEAが分泌されて、濃度が上がる事によって、脳が快楽を感じているという状態なんです。

緊張したり、不安な時、ドキドキする時などにも脳の麻薬PEAは多く分泌します。

映画でよくある、危険の中一緒に行動する男女が、恋に落ちるストーリーがありますが、あれは実際にPEAの効果そのもの。
脳の麻薬が多く分泌される事が原因でもあるんですよ。
これを「吊り橋理論」または「吊り橋効果」と言います。

管理人紗江の吊り橋効果体験はこちら⇒嫉妬心?やきもち妬くのは誰に対して?


脳の麻薬PEAのその他の作用

PEAは、

  • 食欲抑制効果
  • 肌や目に艶や潤いを与える効果
  • やる気を起こさせる効果

恋をすると女性は綺麗になると言いますよね。
恋に落ちると、些細な事でも嬉しく感じたり、やる気が出て、テンションも上がりますね。

それは、実は脳の麻薬PEAの作用でもあるんです。

ただし、この恋愛ホルモンPEAもいつまでも分泌し続けるわけではないんです。

脳の麻薬PEAの寿命は3か月~3年

脳の麻薬 フェニルエチルアミンは、恋をして何も喉を通らないなどといった恋わずらいを引き起こす原因にもなります。


PEAが大量に分泌され過ぎてしまうと、

  • 理性をコントロールできない
  • 冷静さを失くしてしまう
  • 正しい判断ができない

などのような心の状態に陥ってしまいます。
脳にとって、大変負担がかかってしまうんですね。
よって、脳は、PEAの分泌は徐々に減らすような仕組みになっているんです。
そして、より多くの子孫を残す本能により、同じ相手では、分泌する期間が限定されているんです。


PEAの寿命は約3ヶ月~3年と言われています。


脳の麻薬PEAがなくなれば倦怠期?!

PEAに寿命があり、分泌されなくなれば倦怠期?!
でも、嘆く必要はありません。

脳の麻薬PEAが減少してくると、脳内麻酔βエンドルフィンの分泌が多くなります。
このβエンドルフィンはモルヒネの6倍以上の作用があり、心を落ち着かせ、不安を鎮めてくれるたり、多幸感をもたらす働きを持っています。
PEAが分泌していたドキドキするなどの脳の感覚はなくなり、安心感や多幸感を得るようになります。


トキメキの恋から安らげる愛へ

出会って恋に落ちたばかりの時は、恋愛ホルモンのフェニルエチルアミンの作用で、トキメキお互いに情熱的に求め合うけれど、長く付き合っていくと、一緒にいても落ち着く・安らげる愛に変わっていくのは、βエンドルフィンの作用なんですね。


ただし、βエンドルフィンがあるから大丈夫なんてあぐらをかいていると、パートナーはまた新たな恋を求めてしまう可能性もありますよね。


夫婦になったり、恋人と長く付き合っていくには、お互いの努力が必要です。
相手を思いやり、お互いがお互いに興味を持つことが必要となってきます。
そして、スタイルを維持したり、自分を綺麗にする事も大切ですが、外見を磨くよりも、自分の内面磨きも必要なんじゃないかなって、紗江は思いますよ。

脳の麻薬PEAの禁断の恋への作用

当然ですが、浮気や不倫など、許されない恋・禁断の恋をしている時にも、フェニルエチルアミンは大量に分泌されます。


そして、その恋の障害、

  • 逢いたい時に逢えない
  • 人目を忍んで会わなければいけない
  • 相手を手に入れられない
  • 思いどうりにならない
  • 自分ってどういう存在?という疑問

こういった不安な要素により、脳の麻薬PEAは多量に分泌されます。


逢っている時は、とても幸せな気持ちをもたらすPEAですが、離れた途端に不安に襲われ、またPEAがどんどんと分泌されます。
そして、禁断の恋をしている人は、このままでいいのだろうか?でも別れたくない そういったジレンマを常に感じています。
そのジレンマも要因となり、脳の麻薬PEAをとめどなく増加させてしまうんです。


興奮、陶酔するいう一種の幻覚作用を引き起こし、麻薬の中毒症状と似た精神状態が発生する作用で、その禁断の恋のフラストレーションをエスカレートさせてしまうんですね。


そういった負の連鎖が、いつまでもPEAを分泌する要因となり、禁断の恋をいつまでも燃え上がらせる事になってしまいます。

脳の麻薬PEAがセックスに与える作用

そして、恋愛ホルモン そして 脳の麻薬 「フェニルエチルアミン」が分泌している時は、セックスの時にも大変な快感を与えます。


興奮、陶酔するいう一種の幻覚作用を引き起こし、麻薬の中毒症状と似た精神状態が発生する作用で、快楽物資のドーパミンの濃度をUPさせる事から、特に禁断の恋では、その時に興奮や快感を与えてくれた相手に、依存してしまう可能性が多くなるんです。

PEAの禁断の恋への作用はセックスが絡むと、もっと増幅されるという事になります。

辛い恋をしている人は、一度冷静になって、自分を見つめ直してみるのも必要なのかもしれません。


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