セックスの体位48手【1】十二.濵千鳥（はまちどり）

濵千鳥（はまちどり）は、脚を開いた女性の上に乗りかかる正常位です。

ただし、まっすぐに挿入する体位のことではありません。女性の体（下半身）は少しだけ横向きになっている状態です。

濵千鳥は、ほとんどの解説で正常位だと言われていますが、調べたところ濵千鳥はただの正常位ではありません。

簡単に言えば、斜めになる体位です。

※イラストの男性の向きも反対です。

女性の向こう側に男性が斜めになっていると、お考えください。

濵千鳥のメリット

濵千鳥まったりとした弱い動き・激しい強い動き、さまざまな動きを取り入れて楽しめます。

本横（測位）でもなし、本間（正常位）でもない曖昧な形だけに、腰に力が入りやすくなります。

中途半端な姿勢だからですね。お互いに腰に力が入ると、オーガズムを得やすくなります。

また男性は女性の乳首や首筋などを愛撫できますので、女性の感度も上がるでしょう。

こう現されているように、強弱を繰り返しオーガズムを得るスローセックスには大変最適だと言えますね。

濵千鳥のデメメリット

濵千鳥は、激しい動きを継続したい男女にとっては、もどかしい体位かもしれません。

長時間ずっと同じ体位で継続できないのは、濵千鳥に限ったものではありませんので、体位変換の一つに取り入れましょう。

濵千鳥の名前の由来

48手濵千鳥の由来は定かではありませんが、浜辺にいる鳥を、浜千鳥（はまちどり）と言います。

それが由来になっているとも考えましたが、特に特徴はありません。

もしかすると『ハマチドリ貝』が由来になっているかもしれません。

男女が片側でしっかりとつながっている一方、片方は貝のように開いている様子を表しているものと考えました。

『斜めの中途半端な体位』ですので、おそらくそうだと思われます。

ちなみに『千鳥の曲』という、フェラチオの48手の名称もあります。

濵千鳥の体位から、このまま2人が横になる『横笛』の体位になりましょう。

 

 

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