性格と性癖、混同しがちだけど、それってSMの話?
女性のモヤモヤ、実体験でゆるっとほぐす先生のゆみかです。
「私、Sっぽいってよく言われるんだよね」
「Mだから痛いのも平気なんだ」
そうやって“性格S/M”みたいに話す場面って、日常の中でけっこうあります。
ちょっと強気な発言をしただけで「Sっぽい」、控えめな態度をとると「Mっぽい」。
でも、それって本当に“SM”の話でしょうか。
SMというのは、性格ではなく“性癖”です。
この感覚を混同してしまうと、本当の自分の性癖が見えづらくなってしまうこともあるんです。
この記事では、「性格S/M」と「性癖S/M」の違いを整理しながら、
SMの入り口としての感覚について、やさしくひもといていきます。
性格のS/Mと、性癖のS/Mはまったくの別物
性格診断などで出てくるSは「主導権を握るタイプ」、Mは「相手に合わせるタイプ」。
でも性癖のSは「責めて快感を得る人」、Mは「責められて快感を得る人」。
似ているようで、ぜんぜん違う。
日常ではおっとりしている人が、プレイの場面では鬼のように相手を攻め立てることもあります。
逆に、普段は仕事でも私生活でもバリバリ主導権を握っている人が、ベッドでは徹底的に責められる側に回りたがることもある。
この“スイッチの切り替わり”こそ、性格と性癖が別の領域にある証拠です。
SMの入り口は、“少し気になる”でいい
SMというと「特別な道具や知識がないとできないのでは?」と構えてしまう人も多いですが、実際はそんなことはありません。
最初の一歩は、もっと軽くていいんです。
たとえば軽く目隠しをしてみる。
手をやわらかく縛ってもらう。
少し恥ずかしい言葉を耳元で囁いてもらう。
こうした行為に少しでもドキッとしたり、ゾクゾクした感覚があれば、それはもうSMの入り口です。
「怖い」と「気持ちいい」が同時にくる感覚は、SMの大きな魅力のひとつ。
段階を踏んで、ゆっくりその先を楽しめばいいんです。
SMに“正解”はない
主従関係だけがSMじゃないし、痛みや拘束の強さを競うものでもありません。
どこまで耐えられるか、どんな形で支配や服従を感じるか──その基準は、人それぞれ。
あなたが「これはSMだ」と思えば、それはもうSM。
あなたが「わたしはS」「わたしはM」と感じれば、それでいいんです。
重要なのは、快感や楽しさを感じられるかどうか。
そして、それを一緒に共有できる相手がいるかどうか。
外からの評価や型にはまることより、自分の感覚を大事にしてほしいと思います。
SMは、あなた自身の性癖を表すひとつの形。
正解や順位はなく、ただ“自分らしい”快感を見つけるためのものです。
わたしにとってSMは、ずっと“性癖の話”だった。
「Mです〜」って言われたら、ああ、どんな痛みや縛りにゾクッとする人なんだろう?って勝手に妄想してたし、「Sなんだ」って聞けば、責めの種類や言葉責めのセンスまで想像してた。
でもふつうの会話では、それはただの“性格S/M”で済まされる。SMココロのない人には、その妄想はたぶん届かないですね。





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