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奉仕型M・奉仕型Sとは?真性との違いと4タイプの見分け方|SMに優劣はない

SMに「ソフト」も「ハード」もない──性癖をテーマにした記事のアイキャッチ画像
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女性のモヤモヤ、実体験でゆるっとほぐす先生のゆみかです。

縛りたいわけじゃないのに、相手が息を詰める顔を見たくて手が伸びる。叩かれたいわけじゃないのに、この人がしたそうだと分かると自分から差し出してしまう。――相手の反応そのものが燃料になるのが、奉仕型S・奉仕型Mです。

で、その奉仕型がなぜか「軽いほう」に置かれがちなんですよね。「ソフトSMだから大したことない」「ハードプレイこそ本物のSM」――そんな空気、どこかで感じたことありませんか?

まず最初に言っておきたい。
SMに「ソフト」も「ハード」もないんです。

痛みや拘束の強さを他人と比べて、すごさを競うものじゃない。
肉を削って耐えられたら偉いのか? ウ○コを食べられたら称号がもらえるのか?
…そういうことじゃない。

SMは「性癖」です。楽しいかどうか、それだけ。
自分がSなのかMなのかも、他人に決められることじゃないんです。

この記事では、まず「奉仕型S・奉仕型M」「真性S・真性M」が何を指す言葉なのかを整理して、そのうえで「性格と性癖の違い」や「SMの立ち位置」を、ゆみか視点でお話しします。


目次

奉仕型Sとは?奉仕型Mとは?

まず言葉の意味から。
奉仕型Sは、責める側に立ちながら、目的が「相手を気持ちよくすること」にある人。
奉仕型Mは、責められる側でありながら、「相手に喜んでほしくて差し出す」人です。

どちらも共通しているのは、快感の出どころが「相手の反応」にあるということ。
自分がしたいことより、相手が喜ぶかどうかが先に来ます。

たとえば奉仕型Sは、縛りたいから縛るのではなく、この子は縛られたら嬉しいだろうな、と思って縛る。
奉仕型Mは、叩かれたいから差し出すのではなく、この人は叩きたいんだろうな、と思って差し出す。
――ベクトルは逆でも、見ているものは同じ「相手の顔」なんです。

だから奉仕型Sがいちばん昂るのは、縛った相手が我慢しきれずに声を漏らした瞬間。奉仕型Mが濡れるのは、痛みそのものより「この人、私で興奮してる」と伝わってきた瞬間です。
自分の絶頂が、相手の限界に紐づいている。ここが真性との決定的な違いなんですね。


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真性S・真性Mとの違い【4タイプ早見表】

対になる言葉が「真性S/真性M」。こちらは自分の欲求が先にあるタイプです。
相手が喜ぶかどうかより、自分がそうしたい・そうされたいから、そうする。

タイプ立場快感の出どころ口ぐせ
真性S責める自分の欲求。相手の反応は二の次「俺がしたいからする」
奉仕型S責める相手が悦ぶ顔。喜ばせたい「どうされたい?」
真性M受ける自分が受けたい刺激そのもの「もっとして」
奉仕型M受ける相手に満足してもらえたこと「好きにしていいよ」

ここで気づいてほしいのは、SかMかより、「自分の欲求が先か・相手の反応が先か」のほうが、実際のプレイでは効いてくるということ。
真性Mと奉仕型Sの組み合わせがいちばん噛み合う、なんて言われるのはそのためです。


自分がどれかわからないときの見分け方

診断より、この3つを自分に聞くほうが早いです。

  • 相手が無反応でも楽しいか?――楽しいなら真性寄り、つまらないなら奉仕型寄り。
  • 「好きにしていいよ」と言われたとき、嬉しいか困るか?――困るなら奉仕型M。あなたは相手の希望を知りたいんです。
  • 終わったあと、確認したくなるのはどっち?――「気持ちよかった?」と聞きたくなるなら、立場に関係なく奉仕型。

そして、ここが大事なんだけど――この4つは固定されません。
相手によって、その日の気分によって、平気で入れ替わります。
「わたしは奉仕型Mだから」と自分を縛る必要は、まったくないんです。

性格S/Mと、性癖S/Mは別物

恋愛診断や性格診断で出る「Sっぽい」「Mっぽい」ってやつ、あれと性癖は全然別モノ

性格でいうSは「主導権を握るタイプ」、Mは「相手に合わせるタイプ」。
でも性癖のSは「責めて快感を得る人」、Mは「責められて快感を得る人」。
似ているようで、ぜんぜん違う土俵です。

たとえば、日常ではおっとりしていても、プレイの場面では鬼のように攻める人もいる。
逆に普段はバリバリ主導権を握る人が、場面によって徹底的に責められるのを好むこともある。


「真性」「奉仕型」? その呼び方、ちょっと待って

昔からあるSM用語で「真性S/真性M」「奉仕型S/奉仕型M」という分け方があります。

わたしも、古典的な日本SMを語るうえで「真性」という表現は歴史的にはありだと思っています。
でも、突き詰めるとこの「真性」すらもエンタメなんですよ。

それに、「奉仕型」という言葉はどうしても好きになれない。
だって、奉仕って“やらされてる感”があるでしょ?

だから、わたしはこう呼びたい。
「サービスS」「サービスM」。
もっといえば、「エンタメS」「エンタメM」
遊び心も含めてやっているSやMのことは、ぜんぶこの呼び方に置き換えてしまいたい。


立場の逆転は、プレイの中で日常的に起きている

SMって立場が固定されているように見えるけど、実はそうでもないんです。

たとえば、M女性が「もっとして」って要求する瞬間。
言葉を変えれば「もっとしなさい」。
これ、相手は言うことを聞いてる=受けている側=Mっぽいですよね。

逆に、責めているつもりのSも、相手を喜ばせるために動いているなら、それは「サービスS」かもしれない。

こういう逆転は日常茶飯事。
だから「あなたは絶対にS」「あなたはM」と外から決めつけるのはナンセンス。


SMは、あなたが決めていい

SMは誰かに評価されるための競技じゃない。
どこまで耐えられるかを試す試練でもない。

もしあなたが「これはSMだ」と思えば、それはSMです。
あなたが「わたしはS」「わたしはM」と感じれば、それでいい。

SMの根本にあるのは、どれだけ気持ちいいか、どれだけ楽しいか。
その基準は、自分で決めていいんです。

つまり――
SMに「ソフト」も「ハード」もない。
あるのは、“あなたが心地いいと感じるSM”だけです。

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この記事を書いた人

さえきゆみかのアバター さえきゆみか ライター(体験エッセイ)

心が消費されないセックスと気持ち良い相手から求められ続ける方法「穴モテもモテ」を提唱しています。対戦相手の性別は問わず、アドバイスや手合わせでエッチのスイッチを手に入れた女性は300人以上、メス化した男性アナルは200穴を超えます。試したグッズは500種類以上。アダルトグッズも性の楽しみ方も人それぞれの部分が多いですが、体験に基づいた偽りのないお話をします。

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