友達とのはずみのセックスーカラダから始まる関係

友達同士なのにセックスしてしまった男女
 
 
 
 

消灯、そして疼くカラダ

「お酒おいしいなあ、」

「おい、もうよしとけって」

私の身体はなんとなく、ふわふわとしていた。雲の上にいるような、そんな感じ。「とにかく何も難しいことはかんがえられませーん」とけらけら笑ってみる。

特に何が面白いかと言われれば思い当たることはないのだが。そんな私を見た彼は、あきれ返った顔で口を開く。

「徹夜明けに二缶も飲むからだろ、そんなに酔っぱらって」

「でも全然気持ち悪くないし、楽しいからいいもん。たまには馬鹿になるのもいいでしょ?」

いつもの間違いだろ、という声は無視する。好きな人とテスト明け、好きな人の家で宅飲み、ささやかな打ち上げ。その状況にさえも酔ってしまうのに。私が胸の高鳴りを一生懸命隠そうとしていることなんて、彼はみじんも知らないのだ。

そう考えたらなんとなく腹が立って、私は三缶目になる白ブドウのサワーに手を伸ばした。ソファーのない彼のワンルーム、彼はベッドの上に座り、私はその下の床で胡坐をかいている。

いただきます、とプルタブに指をかけると、「おい」といつもより少し低い声、私よりも一回り以上大きい手がチューハイをつかむそれを包み込んだ。

「もう飲むな」

やばい、心臓の鼓動が止まらない。顔が見れなくて、でもどんな顔をしているのかが見たくて、おそるおそる顔を後ろに向ける。

あ、目が合った。なんとなく視線を外しちゃいけない気がして、ずっと目と目が合ったまま、時間が過ぎていった。部屋の沈黙に私の心臓の音が響いているのではないか。

何か言おうとしても、緊張で何も言うことができない。「でもやっぱり飲む」と口を開きかけたら、彼はこう言った。

「……キスする?」

「……え?」

「だから、キス、する?」

突如の提案に、目を白黒とさせてしまった。どうしよう、と動揺するものの断る理由もない私は、静かに頷いた。彼の顔が徐々に近づくのを感じ、目を閉じる。

「っ、ん……!?」

普通の触れるだけのキスを想像していた私は、口の中に入ってきたぬめついた舌に驚いて目を見開く。

「ま、って、」

「口、開けて」

口を開けると、ぴちゃぴちゃという水音が鼓膜を刺激する。うそでしょ、キスしちゃった、などという余韻は私にはない。歯列や上あごを丁寧に愛撫される。長いキスに酸素が回らなくなる。アルコールも相まり、頭がぼうっとする。

口を離されると銀色の糸が私と彼の唇を繋いだ。彼の顔はいつになく色っぽく感じる。なにこれ、こんなの、知らない。

「うーんと、とりあえず電気消して、」

それから、と呟く彼は私の顔の横に口を持ってきた。

「それから、えっち、する?」

身体で言葉で奥まで責められて

暗くなった部屋で、あれよあれよという間に服を脱がされ、胸も恥丘も全て彼の眼の下にさらされてしまった。

まるで私のことを好きだとでも言いたげな指使いを、私の肌の細胞一つ一つが覚えてしまった。快楽におぼれる私を満足げに見つめる瞳を見てしまえば、もう蜜壺は彼の木の幹のように硬くそそり立つそれを受け入れる準備ができてしまっていた。

いつの間にコンドームをつけていた彼は、何度か入り口をさすると、ぐっと中に入ってきた。指なんかとは全然違う質量に、声が溢れる。

「ぁ、はい、って、る、」

「まだ半分ちょっとなんだけど、」

「っ、え?」

その言葉に私は我に返る。経験人数が少ないとはいえ、こんなに太くて大きいのは初めてだ。すっかり全部入ったと思っていたのに。信じられないという顔をする私に、彼はくすりと笑い、大丈夫、と唇を私の唇に当てた。

「んっ、んぅ、」

「もうす、ぐっ、」

「……っ!?」

どん、と最奥に衝撃を感じ、身体全体を快楽の電流が走った。「あーあ、友達のちんこいれられていっちゃったんだ」、と言いながら浅く出たり入ったりする。

「ねえ、俺のはいってるの分かる?」

彼は私を楽しそうに見下ろすと喉をくつりと鳴らした。ぐい、と彼のシンボルが私の奥をぐりぐりと刺激する。

「ゃ……、おく、ぐりぐり、やだぁ」

「嫌じゃないでしょ、めっちゃキュンキュンして俺のこと離さないくせに」

奥の壁を攪拌され、私の頭は真っ白だった。程よく身体に回ったお酒がまるで媚薬みたいにじゅんと熱くした。私の奥から蜜があふれるたび、そこが快感に屈服してきゅうと収縮するたび、彼はほくそ笑みぐっともっと奥に押し付けてこようとしたり、私の双丘の先端に指を掠めたりした。

決して激しくはないのに、ねっとりと、私を快感で侵食して追い詰めていくような、そんな責め方に難しいことはおろか、もう目の前の与えられる刺激のことしか考えられない。

「あぁ、アッ、ゆっくり、おかし、くなる、」

「俺お前のどこが気持ちいいとかあんま分かんねえから、ちゃんと探さねえとだろ」

私のどこが気持ちいいかを探りながら彼の熱い肉棒で壁を弄られて背中を緩やかな電流がピリピリと走る。

「ここ?」

「う、ァ……そこぉ、そこ、だめ、おく」

「やっぱり奥好きなんじゃん、エロ」

律動をやめた彼は臍の下のあたりを人差し指と中指でとんとん、と軽く叩く。

「……!!ひゃ、あぁ、」

「あーあ、軽くイっちゃったね、ポルチオ感じるの?」

予期せぬ外側からの愛撫に私の身体がしなり、頭の先から爪までを甘いしびれで支配された。浅く呼吸をすることしかできない私の唇に彼のそれが重なった。

達するカラダ、そして始まる2人

あ、やっぱりキス好きだな、働かない頭、無意識のうちに彼の首に手を回す。

「ねえ、なんで煽るようなことするの」

「え、きゃ、やあぁぁぁ」

先ほどまでのゆったり私を内側から崩すような行為とは違った、激しい動きに変わった。

私から自然と涙がこぼれる。さっきとは速さも強さも全然違うのに、的確に一番いい場所を突かれ、快楽の波が止まらない。

狭いワンルームに響く水音でさえも暗闇で視覚を制限された私が興奮してしまうのには十分で、とめどなく愛液があふれ彼の幹を締め付けていくのが分かってしまった。

「お前のここやばすぎ、ちぎれそう、っ、」

「ゃ、きも……っ、ちぃ、あぁ、」

「はぁ、早くここ、俺の形にしたい……」

私の胸の奥がぎゅう、と縮むのが分かった。まだ彼が自分のことをどう思っているのかわからないとはいえ、

「ねぇ、ぁ……っ、もう、おかしく、なっ、ちゃう、からぁ、」

「俺も、っ、イクから、」

「ね、ぇ、いっしょが、いい、」

「しょうが、ねえな、」

彼の律動がぶつけるようなものから、激しく私の最奥に押し付けるような動きに変化する。

散々彼にめちゃくちゃにされた膣は、これでもかというほど丁寧で的確な刺激に限界を迎える。とどめを刺すように、最後に彼はそのシンボルでばちゅん、ばちゅん、と強く音を立てた。

「あ、あぁあ、いっちゃう、イク、イ、……っ!」

「で、る……っ」

ゴム越しに弾ける感覚を覚えた。今まで感じたことのない強い快感、ドクドクと脈打つ肉棒、最奥に餌を与えられるように奥に留められたそれを強く締め付ける花園、甘美な瞬間が過ぎていく。収縮する花園を味わうかのように彼はそれをゆるゆると動かす。

「ぁ、ひゃ、いったのに、」

「あー、やばい、めっちゃきもちい、」

私と彼の呼吸が絡まりあう。目と目が合う。そして、自然と唇が重なる。

 
 
「ねえ、話したいことがあるんだけど、」

キスを終え、唇がくっつきそうな距離で彼が私に話しかけた。

「わたしも、」

二人とも同じだといいね、じゃあ、せーので言おうか、どちらともなく口を開く。酔いからはすっかり醒めてしまった。

二つの唇が同じ形に動くまでの数秒が、永遠に感じられた。

 
 


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