今から浮気してきますVol.1

【オナニー用官能小説】今から浮気してきますVol.1

出会い系サイト

幼稚園の園長がもうかれこれ30分も話し続けている。さすがにちょっと飽きてきた。途中で携帯をちらりと見る。

『11時頃には終わるよ。今から2時間くらいなら時間空くよ』

『会っちゃう?』

最近始めた出会い系サイト。浮気をするために始めたんじゃなくて、本当は夫婦スワッピングをしてみたかった。夫との関係をもっと燃え上がらせて、マンネリ化した夫婦生活に刺激を与えたかった。

正直、夫とのセックスでは私は満足できなかったのだ。

出会い系サイトに登録してみたら、意外とそういう趣向で楽しんでいるカップルは多くいることが分かった。

思いのほか早くその相手は見つかったが、結局のところ、夫が「やっぱりやりたくない。ほかの男としている朝日をみている自信がないな。俺がするのはいいけど、朝陽がするのは違う気がする。」と言ったので、その話は無しになった。

私は、そんなに悪い話でもない気がしていた。

その後も、いろんな男性とやり取りするのが楽しくて、なんとなくサイトには登録したまま、男性との疑似恋愛を楽しんでいた。

私はもともと年上好きだけど、最近気になる彼は8歳年下の24歳だった。

名前は久瑠といった。顔がタイプでHIPHOP系のやんちゃな男の子に見えた。話をしてるだけで良かった。私との話に夢中になってくれて、可愛いと言ってくれる、それだけでうきうきした。会うつもりはなかった。

会うことは私の倫理観に外れている。

しかし、少しずつ興味が芽生えるのも事実だった。今は、仕事もお休みし、家事育児に専念する身。平日昼間は自由にしている。会話の中で、たびたび「会いたい。」というワードが出てくるようになった。

そんな時、ちょうど姪っ子の幼稚園の用事で彼の住む場所の近くまで来たのだ。彼の仕事が休みだったことは知っていたので、ちょっと試しに言ってみた。

彼は、突然の提案にも快く了承した。中間地点で集合することにし、はやる気持ちを抑えながら、車を走らせた。

ちょっと唇がかさついてるかな。髪型ちょっと整えよう。コンビニに寄り、キシリトールガムとリップクリームを買う。

私今から、生まれて初めての浮気、してきます。

若い男とのイケない出会い

待ち合わせの駐車場に着くと、彼の車は一目で分かった。ガラガラの駐車場の一番奥に止めてある黒いセダン。運転席には若い男性が乗っている。服装はカジュアルでラフなものだった。

彼も私に気付いたようだった。隣に車を停め、男性の車の助手席のドアを開けた。

「はじめまして、こんにちは。」

「こんにちは。」

「乗ってもいい?」

「うん、どこに行けばいいですか。」

「私、前にここの近くで働いてたんだ。行ってみたかったところがあるんだけど、どうかな。」

ちょっと大通りから中に入った綺麗なラブホテルに着いた。5年前時はまだ古臭い感じだったのに、綺麗に改装されたようだった。

部屋に入ると、久瑠は腕を広げ朝日を出迎えた。

久瑠の身長は172~3㎝くらい。朝日の身長は157㎝。

抱きしめると丁度、久瑠の肩のあたりに朝日のおでこがあたる。どれくらい抱きしめあっただろう。やっと会うことができた2人には、言葉はさほど必要なかった。

『身長差が丁度よくて抱きしめあうのが気持ちいい』と思うと同時に、朝日は、少し後悔もした。

「あぁ、どうしよう。私来ちゃった。やっぱりだめだよね。これって浮気だもんね。」と、久瑠の腕の中でうつむく朝日。

「初めてなんだね。ついに会っちゃったね。朝日は悪い子だね。…やっぱり可愛い。」久瑠は朝日の顔を覗き込む。頭を撫で、そして背中を這わせ腰に手を回した。

「あぁ、だめかも。やっぱり帰ろうかな。あぁ、でも久瑠君の手が気持ちいい。」朝日はそう言いながら久瑠を上目遣いで見つめた。

久瑠は朝日を再び抱き寄せ、キスをした。

「ふぅ、んっ。」朝日も久瑠の首に腕を回して髪の毛をくしゃっとつかんだ。そのまま2人は相手の唇を求め合った。

夫とのキスではとうに忘れていたこのはやる気持ちは、もう抑えようがなかった。8つも年下の若い男の子と、私は浮気をしている。

朝日は、これから起こるであろう行為に胸を躍らせた。

ソファーにもたれかかる朝日に覆いかぶさるようにして、久瑠はキスを続けた。服の上からでも朝日の胸の大きさを確認することができた。

服の上から胸に手を当てると、朝日の口からは思わず「はぁっ。」と声が漏れた。

もうすでに久瑠のペニスはぱんぱんに膨らんでいる。朝日の下腹部に久瑠のふくらみが幾度となく押し付けられた。

「あれ?なんかあたってるなぁ。」朝日はちょっといたずらっぽく口にした。

「ベッドに行こうか。この体勢じゃちょっときついよね。」

ベッドに行くまで2人は手を繋いだ。中指と人差し指を絡めながら、久瑠は朝日をベッドまで導いた。

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