受験生の彼と元旦に舐めっこ
処女と童貞の約束
真美の股間から、ピチャピチャといやらしい音がした。
「ん、んん・・・ふうんっ!」
彼女が上になってのシックスナイン。智之の舌は、あふれる愛液をすくい取るように真美のクリトリスや小陰唇をねっとりとねぶり回した。
真美は大阪の女子大生で、冬休みの帰省中。彼女にペニスを舐められている智之は、現役の受験生だ。
今日は元旦。
智之にとっては受験シーズン真っただ中。しかし一時は勉強の事など忘れ、智之の部屋でふたりの愛を確かめ合う行為に没頭していた。
智之の唇がクリトリスを軽く挟み、たっぷり濡らした舌先で撫でてきた。
「ああっ、ああ、いいっ!」
真美は思わず大きな声を上げた。
智之の家族はみんな親戚の家に年始のあいさつに出ていて、家にはふたりの他には誰もいない。だから遠慮なく声が出せた。
智之はなおもクリトリスを刺激し続け、指は膣口の周りに点在する、真美の特に感じるところをなぞってきた。
真美はさらに声を上げた。彼女が快感に悶えながらも、智之の指は、膣の中に入ってこなかった。
真美はまだ処女だから。智之が真美と同じ大学に合格できたら、彼女の処女をあげる約束になっていた。
その約束をしたのが、もう2年も前の早春の頃。同じ文藝部の先輩と後輩だったふたり。真美が3年生、智之は1年生。それ以来、ずっと彼を待たせている。
その代わり、彼女が帰省している間は毎日のように会って、互いの性器を愛撫している。
その日も、初詣を済ませるなり智之は、「早く帰って舐めっこしよう」と彼女に囁き、引っ張るように自宅に連れ込んだ。
処女検査
智之の舌と指の動きが止まった。真美は、広げた両脚の間で愛液を滴らせている性器を、智之にじっくりと観察されているのを意識した。
彼は、小陰唇に両手の指を当てがい、ゆっくりと両側に開いていった。
ピチャ・・・
ひときわ恥ずかしい音がした。
真美は、智之が何をしようとしているのか、分かっていた。それはもう、「舐めっこ」をする度に、必ず一度はなされるルーチンのようになっていた。
彼は、真美の処女膜を確認しているのだ。彼女が彼と離れて暮らしている間、他の男と「やっていない」事を。
初めてそれをされたのは、真美が大学に入った直後のゴールデンウィークだった。
その時は、なんとなく屈辱的で、信頼されていない気もして、「イラっ」としたのは事実だ。しかし同時に、そんな事を気にする彼が、まるで子供のようで、いじらしくもあった。
最近は気にもならなくなり、むしろ誘惑の多い大都会で守り抜いている処女を、彼に見せつけるような余裕があった。そして、わざと脚をさらに大きく開いて、彼の顔に性器を押し付けるように近付けて見せたりするのだった。
智之が真美の処女膜をくどいくらい観察する間、彼女はペニスへの愛撫に集中した。2年前に初めて見た時よりも、明らかに成長し、硬さも増したペニス。それが彼女の目の前に、そそり勃っていた。
(いざその時は、本当にこんな硬くて大きいものが私の中に入っちゃうの?)
真美は不安と期待に胸が高鳴るのを感じながら、喉の奥まで咥え込んだペニスを舌の腹や頬の内側で圧迫したり、亀頭だけ口に含んでその先端を舌先でチロチロ舐めたり、頭を上下させてのピストン運動を繰り返したりした。
「ああ・・・」
智之はため息を漏らし、両手から力が抜けかけてしまった。
「真美さん、もうダメだ。イっちゃうよ・・・」
「いいよ、イっちゃって」
真美は言い、ペニスへの刺激を激しくした。
もどかしい思い
その時、智之が告げた。
「真美さんが、欲しい。やっぱり、欲しい」
「だ〜め、約束でしょ」
「でもやっぱり・・・」
彼は真美を押しのけて起き上がり、彼女を仰向けにして覆いかぶさろうとした。真美は、そんな智之の額を指でピンと強めに弾き、諭すように言った。
「約束は約束でしょ」
そして智之を押し倒すように寝かせ、その顔を跨いだ。
初めて「舐めっこ」をした時も、同じように智之から迫られた。その時は必死に抵抗し、彼を蹴飛ばすように拒んだのだった。
正直なところ、真美も今は智之と早く結ばれたいと思っていた。約束とは言え、それが叶えられないのは彼女としてももどかしかった。
その思いを紛らすように、智之のペニスを咥えた。
智之もまた気を取り直したかのように、彼女の性器への愛撫を再開させた。クリトリスへの愛撫はより細やかになり、膣口や小陰唇への刺激はより大胆になった。
ピチャピチャ・・・
「ああん・・・ああっ」
愛液や粘膜の触れ合う音、真美の喘ぐ声。
真美は快感に飲み込まれてしまいそうになるのに耐えながら、ペニスへの愛撫に精神を集中させようと努力した。けれどどうしても、落ちてゆく自分を止めることかできなかった。
彼女の口の中で、ペニスが急に膨張した。智之が短い呻き声を上げ、真美の口中に熱い精液がほとばしった。それでも智之は夢中になったように、真美に対する刺激を止めなかった。
「んん、んん〜っ!」
真美は思わずペニスから口を離し、精液を一息に飲み込みながら、身をのけ反らせてイった。
・・・智之に腕枕をしてもらいながら、真美は言った。
「トモくん、今日もすごく気持ちよかった」
「でも、僕はやっぱり真美さんの中でイきたかった」
「合格したらね。・・・もう少しじゃない」
と言いながら真美は、もし不合格であっても、智之とセックスしてやってもいいかなと思い始めていた。
しかし今、それを口に出してはいけない。何としてでも智之には合格してもらって、一緒にキャンパスライフを送らねばならない。
真美は起き上がった。
「さ、もう時間ないよ。勉強、勉強!」
「ええ・・・」
智之も、名残惜しそうに体を起こした。
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