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アナル開発って、結局なんなの?──拡張、快感、そして“その先”の話

アナル開発とは?──安心・関係性・心の準備の話、と書かれたアイキャッチ画像。桃の背景にピンク文字が配置されている。

アナルって、膣でイケないときの“代わり”なの? 快感を感じたら「開発成功」なの? するんと入るようになれば合格?

…どれも聞いたことのある言葉だけど、なんかちょっとモヤモヤする。

女性のモヤモヤを、実体験でゆるっとほぐす先生のゆみかです。 今回のテーマは「アナル開発って、どういうこと?」

自分もパートナーも、どちらの体も受け入れる“入り口”になるこのプレイについて、あらためて考えてみました。


拡張は“物理”の話、快感は“心と体”の話

アナルセックスって、わたし自身も何度も経験してきたし、お店でもたくさんの人の話を聞いてきました。 でも「アナルって気持ちいいよ」って一言でまとめられるような、単純なものじゃなかったんです。

最初は怖かったし、抵抗感もあった。拡張にも時間がかかったし、いまだに「今日は無理かも…」って日もある。

拡張っていうのは、あくまで“物理的に入れられるようにすること”。 対して快感って、心も体も「受け入れたい」って思ったときに、じわじわと育っていくものなんです。

広げれば気持ちよくなるわけじゃないし、スムーズに入ることと感じることは、別の話。


「膣がダメならアナル」のプレッシャーから解放されよう

「膣でイケないけどアナルではいける」という人もいます。だからってアナル開発というのも違う気もしています。

いや、気持ちはわかる。

膣に刺激を感じにくいタイプの人が、アナルで新しい快感を見つけることもあるし、それ自体は悪くない。でも──それ、「膣でイケないのが悪い」って前提がある気がして、ちょっとしんどい。

わたし自身、アナルセックスは好きだけど、膣とどっちが気持ちいい?って言われたら、比べられない。

種類が違うんです。温泉とサウナ、みたいな感じ。

どっちが気持ちいいとかじゃなくて、そのときの体調や気分によって「今日はこっちかな」って選ぶもの。 だから、「こっちがダメならあっち」みたいな救済ルートにするのはちょっと違うと思うんです。


「開発成功」という言葉が、なぜ苦しいのか

アナルで気持ちよくなれたら開発成功、っていう言い方も、どこかでプレッシャーになってる気がして。

「成功」ってことは、感じられなかったら失敗? 「開発済み」って言われたら、未経験は“未開の地”?

わたしはそうじゃないと思うんです。

アナルの快感って、わかりやすくはないし、性格や気分、体調でもぜんぜん違う。 たまたま今日は気持ちよかった。でも次の日は怖かった。

それもぜんぶ、自分の正直な感覚。 だから「成功/失敗」ってジャッジじゃなくて、「今日はこうだった」って、そのまま受け止めることの方がずっと大事だと思うんです。

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「するんと入る」って、本当に“いい開発”?

アナル開発って聞くと、「すぐ挿れられるようになること」というふうにも取れる。──それ、ほんとうに“いい状態”?

たしかにスムーズに挿れられると、快適だし相手もやりやすい。 でも、それってカラダの声を無視して、力任せに広げた結果だったら?

アナルは、毎回ちゃんと“準備”がいる場所なんです。 その日の体調や気分で、開き方も、感じ方もまるで違う。

無理にするんっと入るようにしてしまうと、ゆるみすぎて排便トラブルにつながることもあるし、むしろ「ちょっと緊張してるけど、ゆっくり開いてく感じ」こそが、気持ちよさにつながることも多い。

だから、「するん=正解」って思い込みも、ちょっと立ち止まって考えてみてほしいなって思います。


男女で異なるアナルの感じ方──快感ルートの違い

「アナルは男女どっちでも気持ちいい」って言うけど、感じ方にはけっこう違いがある。

女性の場合は、アナルの奥を刺激されると、その振動が膣の壁(とくにGスポットやポルチオ)に伝わって、じんわりと快感が広がるタイプ。 膣とアナルが近いからこそ生まれる“裏からの性感”なんです。

一方で男性には、膣はないけれど「前立腺(プロステート)」という独自の性感帯がある。 肛門から指を入れて数cm奥にある丸い器官で、ここを優しく刺激されると、射精とは違う“深い快感”が得られる。 ドライオーガズムなんて言われるくらい、射精を伴わず絶頂できることもあるそうで、正直「アナル性感は男性の方が強い」って声もあるくらい。

でも、大事なのは“どっちが上”じゃなくて、それぞれの体に、気持ちよくなる可能性があるってこと。


私が“男のアナルいじるの好き”な理由

ちょっとSMっぽい話になるんですけど──わたし、男の人のアナルをいじるの、好きなんです。

単純に感じてくれるのが嬉しいっていうのもあるけど、それ以上に、「アナル触ってもいいよ」ってその人が“開いてくれる”感覚が、なんかたまらない。 わたしに委ねてくれてるというか、支配と信頼のバランスというか……。たとえプレイがマイルドでも、どこかで「受け入れる準備がある」って空気が好きなんです。

だからわたしにとってのアナル開発って、「アナルに挿れるための準備」じゃなくて、「触ってもいいよって相手に思ってもらえるような関係や空気をつくること」

快感とか拡張の問題より、そこがいちばん大きいと思ってます。


結局、アナル開発ってなんなの?

私が思うアナル開発は、「気持ちよさを比べるのではなく、自分やパートナーの体をそのまま受け入れること」

「アナルで感じられたら成功」「スムーズに入れば完璧」 そんなゴールは、いったん横に置いてみませんか?

拡張や快感は、あくまであとからついてくる「作業」です。 大切なのは、無理に挿入することではなく、「今日はやめておこう」も「今日はこのくらいならいいかも」も、素直に感じられる自分であること。

そして、相手にも「開いてもいいよ」と心から思える関係性になることこそがアナル開発と言えると思います。

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この記事を書いた人

心が消費されないセックスと気持ち良い相手から求められ続ける方法「穴モテもモテ」を提唱しています。対戦相手の性別は問わず、アドバイスや手合わせでエッチのスイッチを手に入れた女性は300人以上、メス化した男性アナルは200穴を超えます。試したグッズは500種類以上。アダルトグッズも性の楽しみ方も人それぞれの部分が多いですが、体験に基づいた偽りのないお話をします。

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