アナルセックスのリスク・危険性や注意点
誰しも性に対しての興味を持っている中、病気についてはそこまで大きく考えてはいないでしょう。
セックスを含めアナルセックスも同様。性病に感染してしまう大きな危険性があります。
アナルセックスには、どのようなリスク・危険性があるのでしょうか。
また、絶対に守らなければいけないことをお伝えいたします。
アナルセックスのリスク・危険性
週刊プレイボーイの20代のOL500人のアンケートでは、アナルセックスの経験について34%の経験率でした。
決して少ないとは言えない数字ですね。
アナルセックスのリスク、感染する病気は性病という性病全てだと考えましょう。
- クラミジア
- 淋病
- 梅毒
- 性器ヘルペス
- 尖圭コンジローマ
- A型肝炎・B型肝炎・C型肝炎
- HIV
その他にも赤痢アメーバ症や白血病など、数えきれないほどの危険性があります。
これらはセックスでも同様で、アナルセックスだけというわけではありません。しかしセックスよりもアナルセックスの方が、よりリスク・危険性が高くなるのです。
アナルセックスが性感染症のリスクの高い理由
アナルセックスは、通常のセックスとは違い生殖行為を行う場所ではありません。排泄するための器官なので、当然ペニスを受け入れるようにはできていませんね。
直腸内に直接カウパー腺液や精液が触れるアナルセックスは、性感染症に感染するリスクが大きくなります。
また肛門は、膣とは違い狭い場所です。さらに膣と違って、愛液が分泌されません。そこへペニスを出し入れするとなると、当然アナルに無理が生じ傷ついてしまう可能性が考えられます。
アナルセックスをされる側だけではなく、する側の危険性も同様です。
ペニスの皮膚は大変薄く柔らかで、傷つきやすくなっています。そのまま排泄物の溜まっているアナルへ挿入すると、バイ菌の中にペニスを入れている状態と同じです。
お互いにどれだけ危険かがわかるでしょう。
ちなみにアナルセックスだけではなく、アナル舐め(アニリングス、リミング)でも感染する危険性がないわけではありません。
- 舐められる側は、相手の喉から感染する
- 舐める側も、相手のアナルから感染する
本来は、できるだけリスクのあるアナルセックスはしない方がよいのですね。
アナルセックスは危険なだけのアブノーマルな行為?
昨年、アナルセックスの情報を掲載したアメリカの雑誌『ティーン・ヴォーグ』で、大きな論争になっていました。
- アナルセックスを若者に教える必要はない
- ソドミー(アナルセックス)を教え、同性愛者にし非人間化させようとしている
一方雑誌の編集者は、正しい知識を性教育として教えることが、子どもの健康を守ると反論しています。
同性愛が認められている世の中、アナルセックスがダメな行為であるとも言えませんし、どちらの意見もわかるような気がします。
『座間市9遺体遺棄事件』で「猟奇的なストーリーのアニメもあるから、そうしたものに影響を受けている感じがする。」という、自民党山本一太参院議員の発言が問題にもなっていました。
議員は、後に「一世一代の不覚、失言だった。」と謝罪していますが、そういった可能性がないわけではありませんし、『ティーン・ヴォーグ』の論争と似たようなものですね。
どちらの意見が正しいとも間違っているとも言えません。
- 性的なこと全てを隠そうとしている世の中であるからこそ、余計に興味を持つから正しい知識が必要
- 知らない知識を知るからこそ、余計に興味を持ち病気感染率も上昇する
ただしやはり、性行為のリスクや危険性の正しい知識を知ることは絶対に必要でしょう。
アナルセックスの危険性を回避するために
アナルセックスを否定するも肯定するも、その個人の価値観です。危険性をできるだけ回避しリスクを少なくするためには、アナルセックスは行わない方がよいと言えるでしょう。
ですが、快感を求めること自体はごく普通のこと。興味が沸くのも当然です。
ですからアナルセックスをする場合、最低限の注意事項は必ず守るべきです。
必ずローションを使用する
アナルセックスをする場合、ローションは絶対必要です。
アナルは開発されると濡れるという描写がBLにもありますし、KMJ(ケツマンコジル)と言われていますが、基本的にアナルは気持ちよくても濡れません。
- 異物を排出しようとするため腸液が出る
- 直腸が弱ると出る胆汁酸
アナルが濡れるのは、このような理由が挙げられています。こちらは医師の監修があるわけではないので、不確かな情報です。
しかし、本来の生殖行為とは関係のないアナルセックス。ローションを使わず無理な状態で行うと、大変危険ですね。確実に傷つけてしまいます。
アナルセックス専用のローションを使いましょう。
もちろん、アナルでのオナニーも同様です。
アナルを爪で傷つけないようにする
膣への指入れも同様ですが、指でアナルをほぐず時には、爪で傷つけないようにしましょう。
ただこればかりは膣への指入れと同様、上手い人と下手な人に分かれます。アナルに傷つけないように指を入れられるかどうかは、かなりの個人差があります。
正直、繊細な気遣いと同様、下手な男性がうまくするのは困難です。
またどれだけ注意をしていても、爪が引っかかってしまったり、直腸内を知らない間に傷つけてしまう可能性が考えられます。
もしパートナーのアナルへの指入れが、少しでも爪があたり痛いと感じたら、アナル開発をしてもらうに適していない相手だと考えた方がよいでしょう。
日頃から雑な男性には、特に注意した方がいいですね。
コンドームは絶対必須
アナルセックスをする場合、コンドームも必須です。
アナルセックスで患ってしまう病気は、死に至るものもあります。薬を飲めば治るという気楽な気持ちで考えてはいけませんね。
管理人紗江の彼は興奮するあまり、一度コンドームをつけずに無理に入れようとしたことがありますが、絶対にしてはいけない行動です。
自分のためにもパートナーのためにもです。
アナルへ触れた手やペニスは絶対に膣に触れない
一度でもアナルに触れた指や入れたペニスは、絶対に膣に触れないように気をつけましょう。
アナルのバイ菌が膣へ入ってしまうと、大変危険。
通常のセックスでは、アナルを舐めたままクンニやキスする場合もよくありますが、精密に言えばそれもリスクある行動です。
アナルセックスだけでなく性行為は、全てにおいてそれだけのリスクがあるのですね。
アナルと膣はすぐ近くにあるので、ローションをつけているとツルッと滑って膣内に指が入ってしまう可能性があります。
その辺りからも手先が不器用だったり、雑な男性の場合はかなりの注意が必要です。
アナルセックスは衛生面・精神面も注意する
アナルセックスにもっとも重要なのは、衛生面への注意です。
しかしそれだけ注意していれば、リスクを低下させるわけではありません。
紗江は一時期、膀胱炎の再発を繰り返し悩んでいた時期がありました。不思議と今は全くありません。
必ず丁寧に手を洗ってくれていましたが、膀胱炎はその他多くの要素が原因にもなっています。精神的ストレスがあり免疫力が落ちているだけでも、患かりやすくなります。
アナルセックス・開発も同様で、免疫力が低下している時には行わない方がよいでしょう。
少しでも調子が悪いなと感じたら、無理にしないようにしましょう。
そういった場合でも、きちんと断れるような相手・気遣ってくれる相手としかしてはいけませんね。
また興奮しているその場の雰囲気に飲まれ、つい黙って言えないまま続行すると、リスクは高くなると考えましょう。
興味本位だけで行うと、大変危険です。自分の身は自分で守らなければ、誰も守ってもらえないと改めて再認識しましょう。
ちなみに、『やおい穴』があるとも言われていますが、99%ないでしょう。
やおい(ボーイズラブ)の漫画などにおいて描かれることのある、男性の陰茎と肛門の中間にある架空の穴を意味する語。
いや、通常あるわけありませんので、単なるエロファンタジーですので、お気になさらずに…。
アナル舐めのリスクってどういうものがある?【危険なアニリングス】
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