男と女の慣れ合い
男と女の慣れ合いの始まり
男が、或いは女が、長く付き合っている相手がいるとします。
- 片方は、相手にゾッコンで、出逢った頃から相手に対する気持ちや行動は何も変わらずその人だけを見つめ続けている。
- 傍や片方は、もう「自分の手に入った」という安心感から、愛の言葉は囁かなくなったし、昔のように相手に触れても特に何も感じない。あげくよそ見までして、新しい男や女を作る。
こういう恋愛のパターンは結構多く、そして「 女はゾッコン・男がよそ見 」というケースの方が多いでしょうか。
男性側からすると、傍にいるのが当たり前。触れるのもSEXするのも当たり前になっています。
慣れ合いやマンネリ化の始まりですね。
「愛の背伸び」の上昇と衰え
新しい出逢いがあり、付き合い始めの相手に対し夢中になり、少しでも良く見てもらえるように、必要以上に優しくしたりして、気遣いや態度は自分の枠を遥かに超えているような行動に走ります。
- 毎日仕事の休憩の度にメールやラインをする。
- 次の日朝早いのにも関わらず、夜中車を走らせ逢いにいく。
- 「好きだよ」と常にキスをし抱きしめる。
- 相手に逢うために、他の約束をキャンセルしてまで調節する。
など、自分のものにしたいという想いから、自分の枠以上の背伸びをし必死になって全てを相手に合わせ、全力で気持ちを伝える努力をします。
でも、お互いの事を心もカラダもわかってきたり、二人の仲が良い具合に安定してくるにしがって、だんだんとその背伸びも失われていきますよね。
それは、背伸びの期間が終わり、ただ自然体に戻っただけの事なんです。
- 昔はあんなに優しかったのに。
- 愛のある目で見つめてもくれない。
- 言葉もくれない。キスもしてくれない。
- 前戯もそこそこにさっさと挿入だけして、射精したいだけなんじゃないの?
慣れ合いが生じてくると、女はそんな風に切なく感じます。
今でも大好き。いつも逢いたい。パートナーに対する努力は惜しんでいない。
自分は一切変わっていないのに・・・
本当に何も変わっていないでしょうか?
慣れ合いと執着と依存と甘え
変わっていないという想いはとっても良くわかります。
ですが、パートナーに対しての愛の背伸びは衰えてはいなくても、あなた自身が変わっていませんか?
それまでしていた趣味や友達同士の付き合い、それらを全てやめてでもパートナーに逢いたい。そう考えるようになったのは、その相手に出逢ったからです。
でも、出逢った頃はどうだったでしょうか?
相手は、いったいあなたのどこに惹かれたのでしょう?
相手に執着・依存し、相手の意のままに動くような女になって、全く第三者的に端から見ればよくわかると思いますが、面白味のない女になってしまったという事なんですね。
- その人だけがいればいい。他には何もいらない。
- 相手に依存し、何でもかんでも全て甘える。
- かつて優しくしてくれた事に慣れてしまっている。
- 甘える事が当たり前になっている。
違った面で慣れ合ってきているんですね。
出逢った頃の輝いていたあなたはどこにいったのでしょうか?
女の慣れ合い
男性が女性を、醸し出す色気やいやらしいカラダつきなどSEXを想像して見るのは当然です。
でも、男性が女性に本当に惹かれるのは
- 前向きな屈託ない笑顔
- 何かに一生懸命打ち込んでいる姿
- 誰かに依存などせず、精神的に自立している部分
など、そういう部分なんですね。
それが、相手に愛されしてもらってきた事を当然のように考えるという「 慣れ合い 」が生じるから、「前はあんなだったのに・・・」と考えるのではないですか?
変わったのは、そして慣れ合っているのは男性だけではありません。
あなたも慣れ合い、そして変わってしまったんです。
変わらない人はいません。
男性だけを責めるのはやめて、自分はどうなのかに目を向け、自然体で愛し合える仲になるように考えてみましょう。
男性から見ても色気ある魅力的な女に、そして前向きで自立した女になるよう、内面磨きの努力が必要ですね。
※言い回しなどが若干異なりますが、これは男女が逆の場合も同じ事です。
併せてご覧下さい。
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