飲尿って、どうしても強い言葉で語られがちで、ジャンル分けされたり、正しさで裁かれたり、変かどうかを決められたりしやすい話題だと思います。
でも、わたしが書きたいのは、そういう分類の話ではありません。
女性が抱える性のモヤモヤを、実体験とゆるやかな視点でときほぐしたい、ゆるっとほぐす先生のゆみかです。
今回は、飲尿について、わたし自身が経験して感じたことと、そこからはっきり言える線引きの話をします。
まず最初に、これは強めに言っておきたいです。
同意なく、いきなり口に放尿するな。
これは冗談でも、価値観の違いでもなく、完全にアウト。
いきなり便器みたいに扱われたら、普通にむかつくし、それ以前に信頼が一気に壊れます。
飲尿は、驚かせるプレイでも、試す行為でもありません。
相手の身体の、口の中に入る行為です。
だからこそ、事前の同意と確認がないなら、やる資格はない。ここは本当に譲れません。
飲尿したい、させたいという欲求は、SM的な要素を含むことは多いけれど、だからといってSMそのものではありません。
SMが好きでも飲尿は無理な人はいるし、SMをしなくても飲尿だけに萌える人もいる。
SMだから飲尿しなくちゃいけないとか、
SMじゃないのに飲尿したいのはおかしいとか、
そういう話ではないんです。
ただひとつ言えるのは、わたしの感覚では「おいしい」とは感じられなかった、ということ。
でも、それはあくまでわたしの場合です。
世の中には、あれを特別に愛おしく感じる人もいるし、たぶん、パクチーや納豆みたいに、好きな人にはたまらないし、合わない人にはどうしても合わない、そういう種類のものなんだと思っています。
だから、味の良し悪しで一括りにする話じゃない。
ただ、それとは別に、現実的な配慮の話はあります。
アルコール、コーヒー、栄養ドリンク。
こういうものは、味や匂いにそのまま出ます。
それを分かった上で、何の準備もなく飲ませようとするのは、正直、相手を思いやっているとは言えない。
最初は、なるべくクセのない状態から。
前日から水を意識するくらいの配慮はあっていいし、わたしは、提供する側ならそうします。
これは優しさというより、最低限の礼儀の話だと思っています。
それと、もうひとつ大事なこと。
相手を思いやって、どういうアプローチなら受け取れるか、どうしたら安心できるか。
そういうことを考えられないなら、飲尿プレイはしないほうがいい。
飲尿は、性癖を一方的にぶつける行為じゃない。
二人で成り立たせる行為です。
話す段階で、嫌そうなら引く。
迷っているなら待つ。
途中で無理になったら、やめる。
これができないなら、向いていません。
わたし自身、飲尿を経験した上で思うのは、これは頑張って慣れるものでも、愛があれば我慢するものでもない、ということです。
向いていないなら、それで終わっていい。
断ることは、相手の性癖を否定することではありません。
自分の身体を守るという、ただそれだけの話です。
そして最後に。
正直に言うと、
尿が健康にいいわけないと思う、というのは私的な感想です。
だからこそ、飲尿は、健康のためでも、義務でもなく、同意と配慮があって、はじめて成立する、かなりデリケートな行為だと思っています。





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