前の相手でもこうやって感じてたのか?
前の相手に感じるジェラシー
自分の前の男・前の女に対する嫉妬心が芽生えるのは、誰しも同じです。
前の相手が全く気にならないという方は一人だっていないでしょう。
ですが、そう考える気持ちには大きく差があります。
- SEXしている時に、前の相手の時はどうだったんだろう?
- お料理を作った時、前の相手の方が美味しかったかな?
- 考えがズレてしまった時、前の相手だったら意気投合していたんだろうか?
- 前の相手の方が、カッコ良かったのかな・綺麗だったのかな?
- 前の相手の前でも、そんなにいい笑顔を見せていたのかな。
こうやって、パートナーの前の相手に対して多かれ少なかれジェラシーを感じてしまうような場面は必ず経験するでしょう。
前の相手でもこうやって感じてたのか?
- 前の相手の愛撫はどんなだっただろう。
- 自分のやり方じゃ満足していなくて、前の相手の方が感じていたかも知れない。
- 前の相手の前でも、同じように感じこんな姿を晒していたのか?
人はカラダの関係を持つと、何故か一気に自分のものにしたという感覚になります。
このような感覚は、男女関係なく沸き起こります。そう感じる事で自分の欲求を満たし、幸福感を得る事ができます。
ですが、前の相手の時は・・・と思う事は興奮を掻き立てる材料にもなりますよね。
興奮と言うのは、快感を得るだけではなく、苛立ちや焦り・恐怖や憤りという気持ちも含まれています。決して気持ちいいというだけが興奮ではありません。
- 前のオトコの時も、こんな事されて感じてたのか?
- 前のオトコが相手でも、そんな声出してこんなに濡らしてたのか?
- 前のオトコにもこんな恥ずかしい恰好のバックで突かれてたのか?
- 俺じゃなくても、そんな風にイッていたんだろ?
ありとあらゆる責め方をしながら、こんな事を言い出すと彼はそういった言葉をとめどなく発し、いくら嫌だと言ってもやめてはくれません。
紗江は、昔の男や前の相手について触れられるのか大嫌いです。いまは現在であり、いまの相手しか見ていないのにも関わらず、そんな事を引っ張り出されると気持ちが萎えてしまうからです。
それで、お互いがオーガズムに達し冷静になった後に聞いてみた事があります。
「前の人の事を言われるのは本当に嫌。なんでそんな事言うの?」
「前の相手にも苛められていた事を想像すると、すごく興奮するんだ。」
人の感覚や感じ方は、今の相手・前の相手でも基本的には変わる事はありません。
前の相手にしていた事・されていた事を想像し、人が興奮を感じるのは当然の事なのです。
セックスだけに限らず、同性間の友人であっても同じような感情に苛まれるのが人間です。
そういった人間の本質的な部分を自身で認め、相手の気持ちも理解する。
自分自身や人間のそういう自己の汚さは目を背けてしまいたくなる部分ですが、自身の持っている欲に気づく事だけで、パートナーに対しても自分に対しても穏やかな気持ちになれるのです。
男女間では特にお互いがなかなか理解し難い性質を持ち合わせていますので、難しいかも知れませんが、もし仮にパートナーが「前の相手」の事をセックス中に持ち出してきても、とりあえずは受け入れてあげ相手の興奮を促すためにほんの少し我慢してあげていただきたいと思います。
そして、次の機会には「思いっきり感じたいから、前のオトコだとか他の人のことは今日は言わないで。」とお願いしてみるといいですね。
でも、たとえ歪んだ愛だとしても、自分が選んだのならそれでいいのではないでしょうか?
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