欲しい・・・手に入らないものを求める男と女
欲しい・・・手に入らないものを求める男と女
あなたは、小さい頃の「欲しいもの」に関することを覚えていますか?
- 自分が手に入れることのできないおもちゃを友達が持っていたら、物凄く欲しかった。
- 欲しいと思っていたのに、手に入った途端飽きてしまった。
こういった記憶はないでしょうか?
人間は、欲しいと思ったものが手に入らないと刺激が与えられません。人の脳は常に「刺激」を求めているのは確実だと言えます。
当サイトは、エロサイトであるためセックスやオナニーに関するエッチな内容を中心としていますが、SEXだけに限らず、人間関係や物欲に対しても全て同じことが言えます。
「欲しい」という感覚
男女関係では、付き合いたいとあれだけ願っていたのに、手に入り少し期間を置くと冷めてしまったといったケースが多くあります。
何度かカラダの関係を持ち手に入ったと思ったら「男が冷めてしまう」パターンと同じですね。
管理人紗江の彼は、かなり長い間紗江に対し「欲しい・・・」と囁いていました。
でも、彼が紗江を手に入れたと思ったとしても、紗江を要らないと思わないのは、真の愛があるからこそです。
紗江の彼は、自分の欲求のままに手に入れ不要になったら棄てるなんてそこらにいるような卑怯な男性ではありません。ただ、紗江に執着しているわけではないので、紗江が「要らない」と言うとそこで関係は終わってしまうでしょう。
いえ、もしかしたら自分の手から離れた途端、再度「欲しい」といった感覚に陥るかも知れません。
話が反れてしまいましたが、人が何かを「欲しい」と強く思うのは執着心あるからこそです。
大切な家族で考えるとよくわかりますね。
自分の大切な存在の家族にとって、自分を愛しているのに変わりはない安心感を持っています。
もう手に入っているのでわざわざ「欲しい」なんて思いませんし、よっぽどでなければ「会いたい」なんて言いません。幸せでいてくれるのだけが望みです。
それは、「欲しい」と求める気持ちを自然に手放しているからなのです。でも男女関係では、そんな純粋な気持ちだけで終わらせることはなかなかできないのが現実です。
「欲しい」気持ちを手放す
欲しい欲しいと欲のままに欲していると、一段と手に入れたい衝動にかられます。
人はそうやって執着し、手に入れたい気持ちがより刺激となるので、欲しい気持ちをなかなか消し去る事はできません。
上記でお話した親子の関係や、下記ページでご説明しているクリエイターの作品に対する執着を考えてみて下さい。
人によっては、自分が描いた作品をいつまでも手元に残しておきたいという方もおられ、写真に撮りスクラップしている方もおられるでしょうが、それも執着ですよね。
「欲しい」「手に入れたい」と強く思う自分をまず受け入れます。そして、受け入れる事こそがその執着心を手放す事にもなるのです。
- 脳が求める刺激を理解する。
- 無いものを数えるのではなく、有るものを数える。
- ありのままの自分を受け入れる。
余りにも多くを学んだので、ここですべてを思い出せませんが、
欲求や欲望に囚われすぎると、「もっともっと」と執着してしまう。人間は不完全であることを受け入れる=足らざるを知って「足るを知ること」
SEXで言えば、オーガズムに拘り続けるのではなく、相手との大切な時間を噛みしめ感じるまま自然な快感に集中する事が最も大切なのすね。
そして、不倫や報われない恋をしている方はもしかすると手に入らないからこそ、執着し欲しているという場合も考えられるのです。
男女が「欲しい」と思い、結婚によってお互いを手に入れその安心感でマンネリ化となってしまうのがいい例ですね。
男も女も、エゴの塊です。
それに気がつくだけでも、欲しいという自分の欲がどれ程人間臭く、その気持ちを持っていない人など存在しないと理解でき、愛と「欲」を求める自己愛の共存を可能にすることができるのです。
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