更年期に膣乾燥が起こる原因は何?中年女性の身体の変化

膣萎縮・乾燥で起こる性交痛を感じている女性

中年を迎え、さまざまな理由で二極化する女性の性欲。

女性の性欲が衰えるのも強くなるのも、女性の心と体の変化が原因になっていることは間違いありません。

衰える・強くなる性欲と同様、加齢は膣を乾燥させ悪影響を及ぼします。

ここでは、加齢による膣の乾燥・女性器がどう変化していくかなどについて解説していきますね。

更年期になると膣がどのような状態になっていくのか、気になっている女性にお役立ていただければと思います。

更年期の変化が及ぼす膣への悪影響

閉経前後・更年期の女性は女性ホルモン『エストロゲン』の減少・ホルモンバランスの崩れにより、膣に変化が起きています。

  • 膣壁の萎縮・乾燥・かゆみ
  • 愛液不足・おりものの減少
  • 膣の位置・角度の変化
  • 膣入り口の広がり・緩み

旦那さまや彼氏・セックスパートナーとのセックスが苦痛になっている方もいるでしょう。

ほとんどが性交痛につながるものです。

若い頃はもし愛液が分泌しなくても、おりものによってまだ何とかなっているケースだってありますが、中年になればおりものも減少していきます。

膣内の萎縮や乾燥

更年期に入っての性交痛を感じる萎縮した膣内部

若い頃はみずみずしいお肌も、加齢によって乾燥しがちになります。

エストロゲンが正常に分泌している時は、膣内はふっくらしているもの。

更年期前後になりエストロゲンが減少すると、膣壁が薄くなり乾燥・萎縮してしまいます。

  • 陰部がヒリヒリしたりしみる
  • 膣入り口のかゆみ
  • 違和感や痛み
  • 閉経後、黄色や茶色のおりものが出る
  • 陰部の臭いがキツい
  • セックス後の出血

そもそももっとも大切な場所なのに、ケアせず放置しているのがおかしな話なんですね。

それに、更年期から起こり始める膣の乾燥は、ただの肌荒れのような状態だけでは済まない場合もあります。

悪化すると、違和感や乾燥よりももっとひどい状態になる可能性があります。

更年期の女性の膣の乾燥は病気ってほんと?

女性ホルモン『エストロゲン』の減少に伴う症状は、萎縮性腟炎いしゅくせいちつえん(老人性腟炎ろうじんせいちつえん)というきちんとした病名がついています。

そして、悪化すれば細菌に感染したり、元々あるカンジダ菌が暴れ出すことに…。

  • 細菌性膣炎の悪化
  • カンジダ膣炎
  • トリコモナス膣炎

潤い不足は膣内の常在菌の減少につながり、自浄作用が薄れます。雑菌から膣を守れなくなってしまうんですね。

閉経後の膣の萎縮率は、下記のように年数と共に増加する傾向にあります。

更年期に入って性交痛が起きる膣の萎縮率

痛みを我慢してセックスを行えば、弱まった膣が傷つき炎症を起こす原因にもなります。

萎縮性腟炎は、飲み薬や膣錠・貼り薬などで女性ホルモンを補って治療します。

膣の乾燥や違和感・痛みなどの症状がひどい場合は放置せず、病院に行って診てもらいましょう。

ただ、なかなか思い切れませんよね。

「中年になってまで内診するのか…そんな恥ずかしいことできない。」おそらく多くの女性がそう思うでしょう。

悪化する前に、膣の乾燥を食い止める方法があります。

症状が軽い段階で、膣乾燥を防ぐためデリケートゾーン基礎化粧品でのセルフケアです。

放置はNG!行うべき膣ケア

管理人紗江は、膣の緩みも全く感じていませんし、彼もそのようなことは言いません。

しかし、外陰部や膣の粘膜上皮層が薄くなる感覚、その兆候に思い当たる節があったんです。

加齢により、ふっくらとしていたあそこや膣内が薄くなり乾燥すると、自転車のサドルだけでも痛みを感じるケースもあるのだとか。

紗江が感じたのは、長時間椅子に座っている時でした。

サイト更新作業は、ざらに5,6時間以上かかります。トイレへ立つ瞬間だけで、じっと10時間ほど連続で座っている時もあるんですね。

何時間も椅子に座りっぱなしで、膣の入り口だけがしびれるような感覚が…。

長時間座ってお尻が痺れている感じや疲れている感じではなく、明らかにあそこの周りだけです。

そういえば、映画に行った時も何度も感じたような気が…。同じような感覚を感じた経験ありませんか?

もしかして、膣乾燥の兆候?

まだ更年期ではないといえ、加齢によって紗江の膣も少しずつ乾燥・萎縮してきているのかもしれません。

最近使い出したリュイールホットの使用で心なしか感じていた潤い不足は心配いらなくなりましたが、それでもやはりつきまとう不安。

それから、デリケートゾーンのケアを開始しました。

さらに、毎日寝る前20分の筋トレ。

筋トレは、膣の締まりはもちろん、膣乾燥対策にも大変有効です。

なぜなら、更年期が及ぼす影響は膣の乾燥だけではないからです。なんと膣の位置までも変えてしまうんです。

ちなみに、女性は卵子を育てる卵胞『原始卵胞』を、200万個持って生まれるのだとか。

一生のうちの排卵の回数は、約400回。

その卵胞は、思春期・生殖機能が盛んの時期までに20〜30万個まで減少、その後毎月約1000個ずつ減少、年齢を重ねるたびにどんどん減少していきます。

また『原始卵胞』は生まれた時から持っているため、40歳女性の『原始卵胞』は40年・50歳は50年経過している状態。

卵子も同じように年老いていきます。

 

顔の老化・ボディラインの崩れ・膣の衰え・さらに性交痛…もう嫌になりそうですね。

ふっくら潤う膣にする!更年期女性のための正しいデリケートゾーンのケアはこちら

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40代から必須『膣のアンチエイジング』

もしも性欲が強まっているとすれば、「気持ちいいことをしたいのに、気持ちよくなれない」とても辛い状態。

性欲は衰えているにしても、相手の男性を喜ばせてあげたいという場合など、感じる性交痛はさらに大きくなります。

精神的負担までかかってしまうからですね。身体の乾燥は、心の乾燥を引き起こしてしまうでしょう。

パートナーとの幸せな時間、我慢をしなければならなくなれば、性交痛はもっと悪化。悪循環です。

また女性が痛いことを理由に夜の営みを断れば、浮気されてしまうかもという心配も出てきます。

ますます濡れずに気持ちよくない・イケない状態。

更年期障害のホットフラッシュやだるさを感じている女性なら、輪をかけて不安を感じるでしょう。

精神的不安は、セックスの快感さえも低下させてしまう原因になりかねません。

何か1つが解決すれば、相乗効果で良い方へ働きます。

まずは、デリケートゾーンの基礎化粧品で膣のアンチエイジングを行なってみませんか?

また同時に『会陰マッサージ』を行ってみましょう。デリケートゾーンをオイルで保湿マッサージしていく方法です。


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