女の浮気心

女の浮気心

女の浮気心

世間的に「浮気」と言うと、「オトコがするもの」というのが一般的な認識です。

とは言え、実は不倫のアンケートでは、女性も男性と確率的には大差ないのが現実です。

しかも、浮気・不倫をして後ろめたさを感じるのは、男性よりも多く、女性の方がおっかないという印象があります。

  • SEXする相手を選ぶのは女であり
  • 感じずとも濡れていなくても簡単にでき
  • その気になればいつでも好きな時にできるのも女です。

男が浮気するには、ルックスはもちろん相手を楽しませる会話や気遣い・経済的にも余裕が必要ですね。それに、異性を惹きつけるものを持っていなければ、口説き落とす事はできません。

その点、女は極端に言えば足を開きさえすれば、どんな男だって寄ってくるものです。
男は女を選びません。
許容範囲内に入ってさえいれば喜んで近づいてくるでしょうし、許容範囲外だとしてもとにかくできればOKという生き物なんです。


その辺りから、女が浮気心を持てばいとも簡単にそれが可能となります。

そして、女の浮気心は決してないものではなく、ただ蓋をしているだけです。

浮気心が芽生えて・・・

紗江の何でも話せる親友は、旦那様と3人の子どもの5人家族です。
夫婦仲は冷め、子どものために我慢を重ねる毎日。


彼女が、ある日こんなことを言ってきたんです。

子どものね。サッカーのコーチと「たまらなくヤリたい!」って何故だか最近思い出して、打ち上げとかに行くと、誘ってしまいそうになるの。
もう我慢できないかも知れない。

だけど、やっぱり子どもがお世話になっているコーチだから、そういうわけにもいかない。
どうしよう・・・ただ無性にヤリたい。

これだけ聞くと、ただヤリマンなんじゃないの?と感じる方が殆どでしょうが、彼女は基本的に好きな男しか受け入れたくないという性格です。

もちろん女は割り切りのできるおっかない生き物ですので、紗江もその友人もSEXに対し処女のような甘い幻想を抱いているわけではありませんが・・・

そんな彼女からそんな言葉が出て、ちょっと困惑してしまいました。

この話は、もう3年程前の事でしたので、彼女にサイトへの掲載の承諾をもらうため連絡したところ、そんな昔の事だからどんな気持ちだったかなんて忘れちゃったとの事。

結局は、自分の気持ちに蓋をして誘う事もせず、そのままそんな気がなくなってしまったわけですが、実は紗江はその真実を知っています。

女が浮気する時

生物の本能的な事でお話すると、メスは優秀な子孫を残したいと願っています。

鳴鳥類のオスたちは、メスを惹きつけるためにさえずります。

人間の男性にすると、食事に連れて行ったり、言葉巧みに笑わせたり口説き堕とすためあの手この手を使う事と同じですね。

メスがそのさえずりを聞いて、この「オスなら」と認めてもらい自分の遺伝子を残すために、いい声でさえずるのです。認めてもらえない場合は、自分の遺伝子を残す事はできません。

オスとメスがつがいになり、子育ての間、餌を捕まえに出ますね。

オスがいない間に、もし優秀なオスが難しい歌を巧みにさえずってメスがそのオスに惹かれ認めた場合は、交尾をし(浮気をし)子を宿す場合があるんです。

メスは強く優秀な自分の子を生みたいという本能があるので、つがいのオスよりもいい声で難しく複雑な歌をさえずるオスがいれば、そのオスと交尾をし子を宿し、何食わぬ顔をしたまま、つがいのオスと一緒にその子を育てるんです。

人間で言えば、「浮気相手の子ども」という事になります。

ただし、人間には理性があります。本能のまま行動するわけではありませんね。

この事を考えると、紗江の親友はそのサッカーのコーチに、「才能」を感じていたのではないかと思います。

より優秀な子孫を残すために、強く逞しく社会的地位を確立できる頭の良い遺伝子を、求めたという事になります。


もちろん、そんな難しい事を考えなくても、オトコもオンナも魅力を感じれば、抱きたい抱かれたいと感じますが、生物の原理はそのようになっているんです。

少し話のネタ程度に覚えておいていただければと思います。

そして、優秀な子孫を残すために必要な遺伝子として、思い浮かぶのはより男らしい強い遺伝子ですね。


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