【女の態度一つで深まる仲】男性への後戯
男女関係は、常に男が主導権を握るもの?多くの場合、恋愛やセックスは男性本位にことが進みます。
セックスをする前の誘い・前戯に挿入、後戯…全て男性任せにしていないでしょうか。
男性の賢者タイムに不服を感じている女性。セックス後の後戯は、必ず男がする側・女がされる側でしょうか?
後戯は絶対男がするもの?
男が女を責める、女は責められ感じる。一般的に、なぜかこういったセックスの公式のようになっています。
- 前戯をして濡らしてもらう
- 女性に優しいいやり方の愛撫や挿入
- 後戯で優しくしてもらう
前戯・後戯にしても、男性が女性にするものという感覚。それもごく普通的な考えを持っている方もいるでしょう。
当然、男性よりも体力のない女性が、セックス中主導権を握るのは難しいことです。しかし、セックスが終わってからはどうでしょう。男性は大変な体力を使い果たし、悟りを開いたが如く賢者タイムへ突入しています。
そんな時に女性が思うようなロマンティックな後戯を求めるのは、無理難題を押し付けている状態。
女は、常に求めてされる側でよいでしょうか。気持ちよくさせるために一生懸命行動した男性に、ねぎらいの気持ちを現す【男性への後戯】してもよいのではないでしょうか。
前戯や後戯は、男性が女性へするものと決まっているわけではありません。男性は能動・女性は受動とは言いますが、女性が妊娠する可能性を除けば、男女間のセックスは50/50です。
後戯も同様、本来は後戯をしてもらう側ではありません。それがなぜか、後戯は男がするべきものと思われていますが、実は間違っていると言えます。
男性への後戯で愛を深める
- 「ねぇ。寝ないでよ。」
- 「冷たくせずにもっと構ってよ。」
そんな風に求めてばかりではなく、男性へ後戯をしてあげて与える側になってみませんか。
おそらく彼に抱かれたうち90%ほどは、何かをしてもらっているでしょう。
ある日の賢者タイム中、寝ている彼の背中をずっとさすっていました。すると「なんでこんなに気持ちいいのかな〜。真剣に寝てしまうかも。」と彼。
『そばにいてくれてありがとう。』『頑張ってくれて疲れたね。』『ゆっくりおやすみ。』という紗江の後戯です。
何かをしてもらうのは、最大の喜びでしょう。しかし、何かをしてあげるのも同じように喜びを感じますね。してもらいたい欲求としてあげている欲求は、どちらも自己愛が根本となっています。
してあげたい気持ちは、決して与えているものではありません。しかし相手がそれを求め、ごく自然に与えられる行動や感情は、自己愛を超えた気持ちになります。
背中をさすっている間、当然紗江自身も心地よい肌を感じ幸せを感じています。後戯を求めるのではなく、後戯をしてあげると、相手も自分も気持ちの良い感覚になるのです。
お互いに心地よくなれれば、それに越した事はありません。
男性への後戯が求めているものを運んでくる
人が何かを要求されると、あまりいい気はしません。「こうだからこうしてほしい。」条件付きならなおさらです。
女性がパートナーへ求めるものには、条件つきの場合があるでしょう。
- 私がこんなに愛しているのだから、あなたも愛情を表現してよ。
- 私が優しくしているのに、なぜ優しくしてくれないの?
これらは、交換条件と同じですね。
以下のページの「彼女・妻なのに賢者タイムなんてありえない。」というのも、全く同じ。自分の存在に値打ちをつけ「後戯をしろ!」と要求しているに過ぎません。
これでは愛が深まるどころか、逆に相手を冷めさせてしまうだけ。
後戯を求めるのではなく与える気持ちになれば、自分が本当に望んでいるものが得られる状況へと導く可能性が高くなります。
彼は足マッサージが大好きです。眠りにつきかけている時に、マッサージをしてもらうと夢見心地のように気持ちがよいですね。そうやって眠ってほしいなと思ったのです。
すると「ううん。こうやってくっついていた方が気持ちいい。このままそばにいて。」と、抱きしめていた腕でぎゅっと包みなおしてくれました。
もし、賢者タイムで寝ている彼に対し「もう!寝てばっかり!」と怒ったとすれば…そんな嬉しい言葉は聞けないでしょう。紗江も彼もお互いがムカつき、それを繰り返すうちに亀裂は溝にまで発展。セックスレスになる可能性があります。
どちらが受ける側与える側となるのではなく、お互いに気持ちをかけあえれば本当に深い仲が確立されていくのです。
このように男性へ後戯をしてあげる気持ちになれば、相手も変わってくれるかもしれません。パートナーの中で、あなたの立ち位置はグンとランクアップするでしょう。
行動だけではない男性への後戯
男性への後戯は、決して背中をさすったり足マッサージなどのような行動だけではありません。
何かを『してあげる』そして満足する。それは相手への気持ちではなく、自己満足です。
男性によっては、寝ている場合だけではなく起きて会話をしていても『暑いから、とにかく肌に触れたくない・離れていてほしい。』と感じる方もいるでしょう。
そんな時にはパートナーが落ち着くまで、少し離れた位置にいる。これも男性への後戯です。
セックス後全くムードのない会話をしても、それを黙って聞きごく普通に意見するのも後戯。
後戯は目に見えた行動をする事だけではなく、思いやりで行うものです。「してあげている」という自分の欲を満たしたい感情を抑えましょう。
気持ちの面での男性への後戯・パートナーの求めている事に配慮してみてはいかがでしょうか。ふとした瞬間、欲しかった後戯をしてくれる日がくるかもしれません。
すると交換条件を要求しあう間柄ではなく、自然に心が通う仲へと深まるでしょう。
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