なぜ奥まで力任せに強く突くの?ポルチオを攻める男の心理

セックスは、究極のスキンシップと言われています。

愛し合うふたりが睦み合い、互いに全身を絡ませ合い、性器を結合させる。

お互いに身も心も許し合い、ひとつになって愛を確かめ合う行為。しかしその中でも、男は激しく腰を振り、膣の奥まで激しく突いてきます。

女性によっては、痛いし苦しいし、せっかくの気分も台無しです。

なぜ男は、奥まで力まかせに強く突くのでしょうか?セックスで、必ず奥まで力いっぱい突く男の心理について解説していきます。

力任せに奥まで強く突く男の心理

奥まで力任せに強く突く男

どうも、哲也です。

後背位(ドギースタイル)で奥を突かれるのが苦手な女性もいるでしょう。

男が必ずと言っていいほど奥まで力任せに強く突く理由は、大きく分けて3つあります。

  • 奥を突くと気持ちがいいから
  • ポルチオを攻めると無条件に女性が喜ぶという、男の誤解
  • 一度快感のスイッチが入ると、どうしてもやめられなくなってしまう心理

それぞれについて、考えていきましょう。

奥を突くと気持ちがいいから

どうして奥まで激しく突くのかと聞かれたら、男にとって答えはズバリ一言。「気持ちいいから」これがもっともの要因でしょう。

実は『奥を突くと気持ちがいい』理由も、2つに分かれます。

  • 感じている女を見て、精神的な気持ちよさを感じる
  • 亀頭にポルチオがあたる肉体的な快楽を感じる

両面併せて気持ちいいと感じます。

もそもそ男というものは、女性をイかせることで自分も満足してしまう生き物。自分が突くことで女性が感じる事に、強い興奮と快感を覚えます。

突くたびに女性が声を上げる、そのことそのものが、男にとっての悦びのひとつ。

「感じさせてあげたいと思っているから、奥まで突く。」この根本は、自分が興奮し気持ちよくなりたいからです。

実は男性だけではなく女性も、自分の中で『言い訳』をしている状態です。

セックスだけではありません。恋愛を初め、交友関係の中全てで日常的にこういった場面が見られます。

人間の根本にあるのは、全て『自分のため』が根本です。

『人のため』だけで、行動を起こせる人はほぼいないと言えます。

ただし「奥まで突くのは君を感じさせたいからだよ。」こう言った男も『自分のため』とは気づいていない場合が多いでしょう。

その証拠に力いっぱい奥まで強く突いても、女性が喘いでいないと本当の快楽は感じません。

それならむしろ、オナホでオナニーしている方がまし。男が興奮するためには、視覚聴覚的な快感が必要なんですね。

通常男の動きが激しくなれば、女性の反応も激しくなりますね。また女性の反応が激しくなれば、男もその激しさに合わせようとします。

男はムードがないと考えられていますが、決してそんなことはありません。実は、努力もしています。ただ女性から見れば、少々鈍感なだけです。

奥を突くと女性は喜ぶという男の幻想

しかし、男はみんな自分の快楽のためだけに力一杯突いているのかといえば、そうでもありません。

初めに言った『自分が快楽を得るため』ではない面もあるんです。

男が奥まで突いてしまう心理にある、もうひとつの側面。それは、女性を感じさせたいと思うがあまりの行動。

男だって自分なりの純粋な気持ちで、好きな女性のためを真剣に考えています。

女性が奥まで強く突かれると痛みを感じてしまうことを、多くの男は知りません。

逆に、奥を突けば突くほど女性は感じると信じる男は、大部分と言っても過言ではないかもしれません。

痛みのあまりの歪んだ顔や悲鳴も、女性が感じている証拠だと解釈してしまいます。

中には、そんな苦痛に歪んだ顔を見たくて、力一杯突く男もいます。

いずれにせよ男は、女性の奥をどれだけ深く突けるかに、心血を注ぐものです。

ポルチオについて、あまりよく知らないまま奥さえ突けば良いのだという思い込み。

ポルチオ性感帯の存在が男性に広く知られるようになったのは、最近のこと。自分のペニスに自信のある男もない男も、どうやって奥を激しく突くかに関心を寄せるようになりました。

奥まで突ける体位の研究だけでなく、ED治療薬を飲んだり、美容形成したり。ポルチオを突けば女性が喜ぶ、男も気持ちいい、そんな悲しい誤解。

かつてバイアグラがブレイクした頃に、知り合いの女性が言ったことを思い出します。

いわく、ダンナがバイアグラを飲んだけど、鉄の棒を突っ込まれたようで苦しかった。そんな風に感じる女性もいるのですね。

当時アラフィフだったその女性は、まだ若造だった私に、飲み屋であっけらかんと話してくれました。

しかし私にとっては、男の幻想と女性の本音とのギャップに気付かされた一件でした。

快感のスイッチが入りやめられなくなる心理

『快感のスイッチが入りやめられなくなる心理』似たような例は、男女に共通して日常生活にもありますね。

  • 12時までに帰りなさいという門限、ハメを外していると午前2時を過ぎていた
  • 10分のおしゃべりが楽しすぎて、気づくと1時間経過していた
  • 少し味見のつもりで舐めたお酒が美味しくて、ついついボトルを空にしてしまった
  • 天気のいい日にちょっとそこまでドライブのつもりが、思わず泊りがけになってしまった
  • ケーキビュッフェで、ついつい食べ過ぎてしまった

人間は、一旦快楽に接してしまうと、ブレーキもバックもない車も同然。いけない事だと分かっていても、ついつい度を越してしまうものです。

それがセックスになれば、もっと貪欲になります。

そう言えば、昭和の時代に一世を風靡した植木等さんの「スーダラ節」。軽く一杯のつもりで飲んだのに、いつの間にかはしご酒にまで発展してしまう。

しかし植木等さんはテレビや映画の顔とは打って変わって、生真面目な性格だったそうです。

そのため、スーダラ節の歌詞があまりにふざけているので、悩み、高名なお坊さんだった父親に相談したとか。

すると父親は、歌詞の一節の「分かっちゃいるけどやめられない」に感嘆。それこそが人間の真理であると、息子の背中をどんと押したそうです。

結果、高度経済成長期に大ヒット、そしてバブル経済の時期に二度目のヒット。

この歌が売れたのは、やはり身の覚えのある、人間の心理の本当のところを歌っているからでしょう。

「先っぽだけでいいから、挿れさせて。」これも、そこまででは止まらないのが男です。

奥にあるポルチオを突かれて苦しい時は

本来セックスは、お互いの信頼関係の上に成り立つもの。どちらかが一方的に気持ち良くなるべきものではありません。

女性が率直に「奥が痛い」と言い、男がそれに配慮するようなパートナーシップ。より良い関係を続けていくために、最も重要かもしれません。

なんか遠慮して痛いと言えなくても、たとえば「もっとゆっくり突いてくれた方が感じるの」という一言をそれとなく伝えてみてはどうでしょうか?

できれば、少しはにかみ気味に。

男の心理は単純なもので、そんなふうにお願いされると、胸がキュンとなってしまうもの。

あなたのことを思いやる男性であるほど、優しくしようとしてくれるでしょう。

by 哲也

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