男が感じる【蟻の門渡りの舐め方】会陰への愛撫って感じる?舐めてほしいと思ってる?
蟻の門渡り…聞いたことがありますか?
男性の会陰部のことをそう呼ぶのですが、もともとは蟻が一列になってゾロゾロ歩く様子が語源。
そこへの愛撫は、感じる男性は身悶えするほど感じるのですが、感じない男性は感じません。場所も、睾丸とアナルの間という、非常に奥まったところ。
だから、男性への愛撫テクとしてはフェラほどの知名度がないのは、仕方ないかもしれません。
男は蟻の門渡りを舐めて欲しいと思っているのか?また男が感じる蟻の門渡りの舐め方について、解説します。
蟻の門渡りってどういうもの?
どうも、哲也です。
蟻の門渡りとは?さあ、彼の股間を観察してみましょう。
蟻の門渡りはどこにある?
サオ(ペニス)の裏側の根元から、玉袋(陰嚢)の中心線に縫い目のような線があります。
その延長線上、アナルにかけて延びている細い一筋の襞のようなものが『蟻の門渡り』と呼ばれているものです。
正式には会陰と呼ばれています。ちなみに陰嚢(いんのう)は、睾丸を包む皮です。
登山をする人の間では、両側が険しく落ちている一本道を蟻の門渡りと称することがあります。隠語を知らずに口走っている山ガールもいるかもしれませんね。
私の中学生の姪は、「黒いTシャツに、すごく潮吹いててびっくりしたの〜。」なんて周囲を気にせず言ったことがありました。いや。その発言の方がびっくりします…。無邪気で可愛いのですが、無知は怖いとはこの事かも。
蟻の門渡りは、解剖学的には女性の小陰唇に相当します。そう言えば、そこから生じる感覚がどういうものなのか、分かっていただけるかもしれません。
ついでに亀頭はクリトリス、玉袋は大陰唇に相当します。
蟻の門渡りって気持ちいいの?
私が小学生の頃、よく『電気アンマ』なるプロレス技を友達同士で掛け合ったものです。これは、相手の両脚を持ち上げ、股間に当てた足を「うりゃりゃりゃぁ〜!」てな感じで振動させるもの。
これは足を当てる場所が重要で、アナルに当たると痛いし、玉袋に当たると死ぬほど痛い。
その中間の蟻の門渡りへ電気マッサージをされると、痛みでもない・快感でもない、電気のような感覚が脊髄を貫きます。
快感に感じた男子もいたかもしれませんが、言葉では言い表せない、なんかこう、不思議な感覚。
そういえば以前、「探偵!ナイトスクープ」でも取り上げられたこともあります。その時、街頭で掛けられた男性が「クセになる」とか言っていたような。
そう、よくわからないけれど、クセになる感覚。蟻の門渡りは、アナルや性器につながる重要な神経が走っていることと無縁ではありません。
蟻の門渡りが感じるポイント
私がセックスで女性に初めて蟻の門渡りを舐められたのは、まだ20代の若者の頃でした。
その時は、快感よりもくすぐったさが前に出てきてしまって、違った意味で身悶え。蟻の門渡りの快感が分かるようになったのは、もっと後のこと。
しかし一度蟻の門渡りを舐めてもらう快感を覚えると、もうそれを心の中で求めてしまうようになってしまいました。
なにより、私の体のそんな奥まで愛してくれる当時の彼女の一途さが嬉しくて。
彼の蟻の門渡りを舐めて愛撫し、気持ちよくさせる重要なヒントが以下の2点です。
- ペニスやアナルにつながる重要な神経が走っている
- 女性が蟻の門渡りを舐めてくれている状況に精神的な快楽を得る
蟻の門渡りが最高に気持ちいい舐め方をしても、精神的な快楽を感じなければ肉体的にも感じません。
男が感じる蟻の門渡りの舐め方とは?
男性の隠れた性感帯とも言うべき、蟻の門渡り。キスを求める女性が多いように、舌での愛撫は大変効果的です。
蟻の門渡りを舐めやすい体勢は以下の3つ。
- お尻を突き出し気味にして脚を広げて立つ
- 四つん這いになる
- 膝を立てて仰向けになる
よくあるのは、マンぐり返しですね。
男性の足を高く持ち上げ、腿を曲げた腕全体で固定するようにしましょう。そうすれば、蟻の門渡りを露出させやすくなります。
弱い刺激で舐める
一筋の襞のようになっている蟻の門渡りを、舌先をゆっくり左右に往復させるように舐めます。
サワサワ〜といった感じで舐めると、男は全身に鳥肌が立つような感覚に。
でもあんまり軽すぎると、くすぐったいだけになってしまうので、気をつけましょう。
舌先を尖らせて強めに舐める
アナルと玉袋の間の蟻の門渡りを、やや強めにまっすぐ舐め上げても快感を感じます。
舐める際に舌先を尖らせるのがポイント。
強めに、かつじんわりと舌を持ち上げるように動かします。メリハリをつけるようリズミカルな舐め方をしてもいいですね。あくまでも強めにです。
しかしあまり時間をかけすぎると、男はくどく感じてしまい、快感も徐々に弱まっていくので要注意です。
舌の腹でマッサージするように舐める
それから、舌をより硬くして結構強めに押し当てて、マッサージするように舐める方法。
蟻の門渡りは神経が集中しているので、快感に体を芯までえぐられる気分に。ただし男によっては、あまり強くしすぎると快感よりも気持ち悪さが先行してしまいます。
男の反応を見ながら舐めてやりましょう。
蟻の門渡り舐めを効果的に感じさせる方法
蟻の門渡りだけを舐めない
蟻の門渡りへのオーラルで男を感じさせるとは言っても、蟻の門渡りだけを舐め続けるのはよくありません。
女性も小陰唇だけを舐め続けられたら、おそらくイライラするでしょう。
時々蟻の門渡りから離れてアナルや玉袋を舐めると、変化を付けられます。
しかし、まだ最強の快感ポイントである亀頭の方までは舐めてはいけません。一旦フェラをしてから、再び蟻の門渡りに戻って舐めても、快感は薄く感じられてしまうからです。
ふつう男は、フェラをしてもらうと快感以上の幸福感に包まれます。男にとってフェラは、セックスの次に重要な『儀式』かもしれないですね。
愛する女性が、股間に口を寄せていよいよフェラ…男の期待は、いやでも高まります。
しかし一方で、苦しむかもしれません。本当はフェラしてほしい、しかしこの甘美な快感も捨てがたい…と。
そこで、いわゆる「焦らし」のテクニックとして蟻の門渡りの愛撫を組み入れると、効果的。
玉やサオの根本までいっても戻りましょう。そうやって散々焦らした後で、フェラに移行するのです。それはおそらく、男にとって最上クラスの快感にもなり得るでしょう。
蟻の門渡りを舐めながら内腿やヒップなどに触れる
蟻の門渡りや玉・アナルを舐めながら、手での愛撫を加えます。
- 腿やヒップ
- そけい部や膝の裏
優しく撫でたり、場合によっては少しきつめに指圧するように触っても効果があります。イメージ的に言えば、膝上をじんわり掴まれるとくすぐったさに身悶えする感じです。
腿全体やヒップ・そけい部を少しだけ強めに指圧し強く撫でると、貫かれるような快感を感じます。
くすぐったさは快感と紙一重。蟻の門渡りを舐められている男が、性感脳になっている場合はもはや何をしても感じる状態です。
爪の先で、軽く緩やかになぞってもOKです。
もちろんかなりの個人差がありますので、様子を見ながら行いましょう。
さらに蟻の門渡りを舐めている時は、玉を手で転がしたりアナルを指でつつくなど、あらゆるバリエーションで愛撫してみましょう。
蟻の門渡りを舐めながらサオをしごく
蟻の門渡りを舐めながら、サオを軽くしごいてやると効果は倍増します。
2つの性感帯を、同時に攻めるやり方です。
- Gスポットを指で刺激しながらクリを舐める
- ピストンしながら、乳首を舐める
これらと同じですね。あまり激しくしごく必要はありません。あまり手に集中すると、蟻の門渡りを舐める舌が止まってしまうでしょうから、サワサワと触るだけでも充分です。
蟻の門渡りを舐めると得られる効果
蟻の門渡りの位置は、サオや玉袋よりももっと奥。そんな秘境中の秘境とも言うべきところを見られ、舐められると、男としてはまさに胸熱な状況。
蟻の門渡りや、アナル、それに玉袋をじっくりと舐め舐めされた男。それだけ女性が自分に尽くしてくれていると、夢見心地な気分を味わうかもしれません。
また焦らし効果も加わって、興奮度も上昇するでしょう。
しかし、蟻の門渡りを舐めるとすべての男が快感を覚えるわけではありません。経験の浅いウブな男では、かなりの割合で気持ち悪がるはずです。
蟻の門渡りは、女性で言えば小陰唇に相当するものと先に言いました。女性が初めて小陰唇を舐められて、みんながみんな快感を覚えるわけではないのと同じ。
女性の性感帯と同様、経験を通した開発が必要となってきます。
ましてや「電気アンマ」みたいな過激な刺激はもっての外。ただし男がM体質なら、SMプレイのひとつとして「電気アンマ」を取り入れるのも、有りかもしれませんが。
だから初めのうちは、男の反応を見ながら、徐々に攻めていくのが無難かも。蟻の門渡りの舐め方をマスターすれば、男性はあなたの虜になるかもしれません。
ちなみに蟻の門渡りを中指で押さえると射精を止めることができると、江戸時代の性指南書『好色旅枕(こうしょくたびまくら)』に記載されています。
嘘か本当か試してみても面白いかも。
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