セックスの48手【2】恋のむつごと四十八手:其の26.後懸(うしろがかり)
色好みにとっては格別である。多くは子を持っている人にするのがいいと言われている。
おっぱいをあげている女性に対し、バックから挿れてくる夫。
色事を好む者にとっては、こういう体位は格別だということです。
女が子どもに乳を含ませている時でも、いやそれだからこそムラムラしてしまうのでしょうか。
たしかに赤ん坊が生まれておっぱいが張ってくると、かなりのペチャパイでも結構豊満になります。「この女、こんなにもいい乳してたっけ」と男が女の魅力を再発見する時なのかもしれませんね。
女が横になっている姿勢の後ろから入り込んできます。
これがたまらないという女もいれば、うっとうしいと思う女もいることでしょう。この絵の場合はなんとなく迷惑そうに見えます。
江戸時代の浮世絵師・喜多川歌麿(きたがわ うたまろ)は、後に『子持ちぼゝ』と言い「乳首へ同時に感じられる2つの快感は格別だ。」と語っているのだとか。
- 子どもがおっぱいを吸う快感
- 男性に乳首を吸われる快感
2つの快感は女性にとってよいもので、男にとっても格別なものになる…。と解釈していたようです。
ただし実は多くの女性が、出産後の旦那の乳首弄りにイライラしています。出産せずとも、乳首を触られると苦手な女性も多い現実。
乳首を吸われると分泌する幸せを感じさせるホルモン『オキシトシン』は、他者への攻撃性を高める可能性があるとわかっています。
ましてや赤ちゃんにおっぱいをあげて幸せな気分になっている時、ペニスを挿れられるなんて…個人的には想像しただけでも、爆発しそうです。
春画を描いたのが女性ならこういった経験もわかるでしょうが、所詮男は今も昔も女の気持ちをわかっていないと言う表れでもありますね。
四十八手:後懸(うしろがかり)と同じ後背位
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