自慰依存を引き起こす欲求
自慰によって快楽を得る生き物
動物であっても人間であっても、子孫を残すための本能があるのは至極当然です。
動物の世界では、子孫繁栄の本能というのはただ原始的な衝動であり、基本的に性行為自体を隠すような事はしません。快楽を得るための行為ではないため、当たり前に他の動物の前でも行い、快楽を得るため自分で自分を慰める行為【自慰】を行う事はありません。
※ここでは基本的な事であり、一部例外の事は除いたお話です。
人間だけが、子孫繁栄である性行為に快楽を見出し、その快楽を得たいがために自慰をする動物ですが、【性行為】や【自慰】に何故快楽を欲求するのでしょうか?
自慰依存を引き起こす欲求
快楽を求めるというのは、本能に強く関係しています。
快楽を得る行為は、βエンドルフィンというホルモンを分泌させます。βエンドルフィンはモルヒネの6倍もの麻酔作用があり、脳内の麻薬・快楽物質と言われています。
この快楽物質が自慰によって満たされるのは欲求も満たされると言う事ですね。
人の性行為を求める欲求は、脳の中で複雑化されていて、子孫繁栄の本能もあり、快楽への渇望もあり、愛への執着もあり、一言では言えないものです。
- ただの肉体的な快楽への欲求。
- 愛する人に抱かれて幸せを感じたいという欲求。
言い出せばキリがありませんが、欲求を満たしたい事であるのは間違いありません。
自慰依存は一時しのぎである事を知る
自慰を行い、その時に欲求を満たす事はできても、ただ一時的なものでしかありません。
快感は癖になるものなので、欲求を自慰で満たしても
- また快楽を感じたくて自慰をする。
- そして自己嫌悪に陥る。
- いつまでたっても、同じ事の繰り返しですね。
寝ても覚めても自慰してしまったり、何かをしなければいけない時間や睡眠時間を割いてまで自慰する場合は、自慰依存に陥ってしまっている事をまず自覚する事から始めてみましょう。
そして、その快楽を得る事で欲求が満たされる自慰は、ただの一時しのぎという事を、しっかりと知って下さい。
自慰をして欲求が満たされたら、すっきりして頭が冴えるというのなら、その欲求は持っていけないものではありません。
そういう部分を自分なりに深く考えて見て、その自慰が一時しのぎでない場合は、自慰依存にまではいたっていないと言えるでしょう。
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