【閉経後の愛液】生理が上がったらもう濡れない?
生理は女にはなくてはならないもの。小学校・中学校くらいに生理が始まり、そこからいくつ排卵してきたのでしょう。
一生のうちに排卵する数は、およそ400個であると言われており、女は生理と33年あまりの長い期間付き合っていかなければなりません。
そしていずれ閉経し排卵が終わると、子どもを授かる可能性はなくなります。排卵が終わって生理が上がると、セックスする必要がなくなるということなのでしょうか。
生理が上がったらもう濡れなくなるの?
生理は腹痛をはじめ頭痛や吐き気、肌荒れなどを引き起こしますね。生理になっても全く変わりない人もいれば、精神的なイライラを感じる方にとっては大変煩わしいもの。
ですが、若い頃はおっくうであった生理でも閉経が近くなると、不安に駆られる方もいるでしょう。
- 生理が上がったらもう濡れないのではないか?
- 閉経すれば、愛液がなくなると共に感じなくなるのではないか?
もうすぐ訪れてしまう閉経に対しこのような不安を抱えていたり、実際閉経間際の方は特に憂鬱を感じているかと思います。
結論から申しますと、閉経しても愛液の分泌はあります。生理が上がったらからと言って、濡れなくなることはありません。
閉経後の愛液
女が更年期を迎えると、女性ホルモンであるエストロゲンが減少すると言われています。エストロゲンは、愛液の分泌を含め女性が女性らしくあるために必要なホルモンで、減少するとさまざまな悪影響を及ぼします。
- 肌や髪の艶がなくなる
- 不眠や精神的なイライラ
- 代謝の低下やむくみ
- 動機や息切れ、血圧の上昇
更年期障害の症状ですね。
そしておりものが減少するように、卵巣機能が衰えるので愛液の分泌にも大きな関わりがあります。閉経して2~3年が経過すると、女性ホルモンはほとんど分泌されなくなります。
さらに膣の内部が萎縮してしまうので、閉経すると濡れにくい状態になるのは間違いありません。
とはいえ、エストロゲンの分泌が完全になくなるわけではありません。
閉経後でも愛液は分泌する
女が更年期へ入ったり閉経が近くなると、性欲の大きさにかなりの個人差が出るでしょう。全くセックスしなくていいという方と、性欲旺盛になる方に分かれます。40代50代にもなればパートナーとの関係性であったり、閉経だけではなくさまざまな問題が発生します。
性欲がなくなるのは、決して閉経による女性ホルモンの減少だけが絡んでいるわけではありません。
- 仕事や金銭の問題で、夫にはほとほと呆れるばかり
- 仕事から帰ればゴロゴロしてばかり、顔を見ればライラするだけ
- 何かと言えば文句ばかり。いったい自分はどうなの?
- もう男と女じゃなくなったから、性欲はよそで発散してくれた方がいい
- 孫が生まれて毎日が楽しい。女でいるなんてどうでもいい。
また女を忘れたくはないと思っていても、膣の萎縮により性行為が苦痛になっている方もいらっしゃいます。
ですが40代50代だけではなく、完全に閉経している60代を超えても若い頃のように濡れる女性も存在します。
閉経後でも感じるセックスで濡れる
人の精神が身体に及ぼす影響は、ものすごいものです。なぜなら、精神は脳。脳は身体を司っている器官だからですね。濡れるという状態も、身体が反応し脳へ伝え、脳が司令を出しています。
- 身体が性的興奮や性的刺激を受け、脳へ伝わる
- 脳は「感じている。濡らしなさい。」と愛液分泌の司令を出す
- 司令を受け取った身体が、濡れる
ですから基本的に、抱かれたい・セックスしたいという気持ちが必要です。顔も見たくない夫やパートナーとセックスして濡れないのは当然なのですね。濡れるために必要なのは、精神的に感じるセックスです。
感じているのに濡れない
感じているのに濡れないといった悩みは、決して閉経前後の女性だけにある悩みではありません。女性ホルモンが盛んな若い世代であっても、濡れないと悩んでいる女性はかなりに上るでしょう。
そういった問題を抱えることで、余計に悩みが膨れ上がり精神的負担をかけてしまうのです。上述したように、精神的な負担は根本的要因になります。その部分を取り除かなければ、余計に悪化すると考えても良いでしょう。
感じているのに濡れないという方は潤滑剤を使ってスムーズにセックスを行い、精神的不安を取り除く事が第一に必要です。
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