セックスの48手【2】恋のむつごと四十八手：其の14.首引恋慕（くびひきれんぼ）

『首引き』は、お互いの首にひもをかけて引っ張り合いをし、引き寄せられた方が負けとなる遊びです。

この遊びを描いた話に『首引き』という狂言があります。

鬼の姫に食べられそうになった源為朝は、負けたらおとなしく食べられると約束をし『首引き』の勝負を挑んだのだとか。

そしてその勝負に勝ち、難を逃れるというちょっとスリリングかつ愉快なお話です。

この図の二人の体位は居茶臼（座位）ですが、それだけでは物足りなくなったのでしょう。

もっともっと底知れぬ刺激を求めて、首引きの遊びを加えています。もしかすると、自分たちを為朝と鬼の娘になぞらえているのかもしれません。

SM混じりのごっこ遊びですね。

首引恋慕で使用する紐は、細いと身体を支えられないので縄の方がよいでしょう。

しっかりした縄なら、お互いが状態を反り返らせられるので、Gスポットに直撃する体位になります。

また、より興奮した女性が男性の首に紐をかけて、女性上位で攻めてもいいですね。

この首引恋慕を見て、ふと思い出しました。男女のピストンを自動で行う機械が置いてあるホテルがあります。

以下のような器具ですね。誰が使っているか何が付着しているか、気持ち悪くて使った経験はありませんが…。大変高額なので、驚いてしまいました。

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ドリームラブチェアー

それにまたがりながら紐をかけると、自動的に首引恋慕が楽しめて楽かもしれませんね。ホテルにあって一度試してみたいと思った方は、ぜひどうぞ。

 

前の四十八手『其の13.顔隠（かほかくし）』

 

 

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