セックスの48手【2】恋のむつごと四十八手：其の18.片足上げ（かたあしあげ）

　

片足上げ（かたあしあげ）は、背中に腫れ物ができている時に、最適と詠われている四十八手の体位です。

案外気分転換になってていいのかもしれません。

女のそばには読みさしの書物が散らばっていますから、本を読みながら休んでいたのでしょう。

そこへ若衆がやってきて、ぜひとも、ということになります。女はこの時点ではあまりやる気がないようで、本を閉じようともしません。

片肘ついて、やりたければどうぞ、という雰囲気です。若衆は女の背中を刺激しないように横向きにして片足を持ち上げ、そこに自分のイチモツを入れます。

詞書にあるように、おそらくこの後次第に女が感じていって、背中の痛みも忘れるほどになるのでしょう。

セックスはオキシトシンを分泌させるからこそ、愛情を深める効果があります。

そして興奮と快感により、痛みも軽減させます。ハードなSMの痛みを快楽と感じるのは、その効果とも言えますね。

管理人紗江も生理中にセックスをすると、不思議と生理痛はどこかへ吹き飛んでいました。

しかし女性が全くやる気がない状態が続くと、男性は楽しめません。

おそらく興奮度も低下。ごく普通に考えると、萎えてしまうでしょう。それでも続行できるのだとすれば、オナホ代わりくらいにしかなっていないと思われますね。

女性はもちろん、男性もセックスを脳で感じています。

女性がどんどん感じてきて反応が見られ出すと、当然大変刺激的な体位となります。男性が片足を上げたり両足を広げるのは、より興奮度を高めるためです。

片足上げ（かたあしあげ）と同じ体位

 

前の四十八手『其の17.足違（あしちがへ）』

 

 

 

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