セックスの48手【2】恋のむつごと四十八手：其の20.しつとのうらやみ

この四十八手は、イチャイチャしている様子を他の女に見せて楽しむというもの。

そばに他の女がいれば、その女とわざといちゃいちゃすれば、ことの外うらやましがるとあります。

右の女は頬に片手を当ててちょっと拗ねているようです。

またその様子を見るのが楽しみだというのですが、ちょっと悪趣味ですね。この男の気持ちはいったいどちらの女にあるのでしょうか。

この女がこれまで男心をじらしたり、手玉に取ってきたりしたというのであれば、そのお返しだということかもしれません。

男に抱かれている女の方はどんな気持ちなのでしょう。本命の女の気を引くための当て馬にされているのかもしれません。

しかし案外、それとわかってのお芝居を演じているのかも…。

女性の嫉妬心はとてつもないもの。これもまた、セックスには必ず必要な興奮度を上昇させる効果があります。

彼氏の浮気を想像してオナニーする女性もいます。

「人にセックスを見られたい」という感情も同様。好きな彼氏や彼女が他の相手とエッチしているシーンが、スパイスとなるのですね。

カーセックスを楽しもうとするのも、その刺激欲しさです。刺激を求めるのも、ほどほどに…でもそれを求めるのも人間です。

 

前の四十八手『其の19.理非しらず（りひしらず）』

 

 

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嫉妬

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