セックスの48手【2】恋のむつごと四十八手:其の29.押付業(おしつけわざ)
セックスの48手【2】恋のむつごと四十八手:其の29.押付業(おしつけわざ)
だらしのない娘が腰元にいろいろ冗談を言うので誘ってみたが、何も言わずに立ち去ろうとするので、無理矢理押さえて困らせることもある。
こちらの四十八手は、その気にだけさせた女性を無理やり犯そうとしている場面を表しています。
だらしのない娘が腰元に冗談を言っていたというのは、下ネタ満載のガールズトークをしていたということなのでしょう。
女同士なら案外羽目を外してしまうのはよくあることです。それを男はどこで聞いていたのか、この女なら誘えば軽くOKすると思ってしまいました。
ところが、当てが外れて、女はものも言わずに立ち去ろうとしてしまいます。そんな冷たい無愛想な女には無理矢理やってしまうこともあるのだと。
男の勝手な思いこみによるセクハラですね。
「むたいに」とか「なやます」とか非難する言葉を使っていますから、こういうことを肯定しているわけではなさそうです。
『むたい(無体)』は、無理・無法・乱暴という意味があります。江戸時代は、男社会。女中が無愛想だからと、無理に行為をしてうさ晴らしをすることもあったようです。
ある一面から考えれば、現代の痴漢ともつながりますね。
女性が男性を誘うような「露出した淫らな服装をしているから、触りたくなる。」こういったシーンと同じ解釈ができます。
また食事の誘いにのれば、『そのつもり』なのだと解釈するのも男。のこのこついてきたくせに食事だけご馳走になって「はいさよなら。」なんて、男性にすればぬか喜び極まりない行為でしょう。
そういえば、現在ブームになっているとも言える『パパ活』。愛人クラブなんてものもありますが、今は容姿関係なく誰でも利用できる出会い系サイトが主流でしょうか。
男性の根本に必ずあるのは下心。SEXできなければ、男女関係は維持できません。タダで支援だけしてもらおうと思っても、先をよく考えて行動しないと後で痛い目に遭う危険性があります。
たとえ相手が自発的にお金を出していたとしても、恨みつらみは怖いもの。
そして、どれだけの紳士であっても『あわよくば』と考えているものです。
本当にパパ活で稼ぐつもりなら、愛人関係は必須だと考えた方がいいでしょう。まだまだ無知な若い女性は、特に気をつけた方がいいですね。
そして、普通のカップルでも同様です。その時は気持ちがあっても『後で変わった』では済みません。先日大学生のカップルの話を耳にしました。彼女の心変わりで別れを告げたら「今までしてやった金全部かえせ」と言ったのだとか。
女は、相手をきちんと見極めなければなりませんね。
四十八手『押付業(おしつけわざ)』と同様の体位
無理やり犯す体位ならどんな体位でも関係ありませんが、押付業(おしつけわざ)を、セックスの体位で表せば正常位です。
これをもっとハードにすれば、動けないように拘束する理非しらず(りひしらず)になります。
カップル間では、SMプレイ・羞恥プレイで楽しめるセックスですね。
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