カンジダ症の検査と治療法
カンジダ症の検査
カンジダ症の検査はごく簡単なもので、一般的に行われるのは下記のようなものです。
- 膣鏡診
- 顕微鏡での検査
- 培養検査
カンジダ症の症状である白いカッテージチーズのようなおりものが多く見られる場合は、すぐにカンジダだという事がわかりますが、カンジダ菌が増殖しているかどうかは、綿棒でおりものを採取し顕微鏡を使ってものの数分で診断ができます。
それでわかりにくい場合は、培養検査になる事もありますが、検査にかかる時間は各病院によって異なります。通常はカンジダのような簡単な検査はすぐに結果が出ますが、検査を外注している病院なら数日~数週間かかってしまう場合もあります。
カンジダを疑い検査をしてもらう場合は、当日結果が出るかどうかを問い合わせてからにした方が良いですね。
カンジダ菌の治療
カンジダ症の治療は、抗真菌薬の膣錠を使用するのが一般的です。
塗り薬は外陰部に症状が出ている場合処方されます。
通常カンジダ症の治療に飲み薬は使いませんが、再発を繰り返している場合や、なかなか治らない場合は、内服薬を使う事もあります。
男性の場合は、抗真菌薬の外用薬で治癒しますが、炎症の強いときは一時的にステロイド外用薬を処方される事もあります。
カンジダは再検査が必要か?
サイト管理人紗江も何度もカンジダ症を繰り返していた時期がありました。
性感染症でカンジダが感染していた可能性もありますが、当時は精神的なストレスがかなりかかっていたので、そのせいなのかも知れません。
検査にてカンジダと診断され、膣錠を処方されましたが、治ったかどうかの再検査をする事はあまりありませんでした。
カンジダは、人の身体に常にある常在菌なので、治る=死滅する という事ではありません。決められた膣錠を決められた期間きっちりと使用し症状がなくなれば、カンジダ菌が通常の量に戻ったと考えられます。
途中で薬を中断するなどの事がない限り、カンジダは比較的簡単に治せる病気です。
病院で処方してもらったカンジダのお薬で、できるだけ早く治療する事をおすすめします。
カンジダは免疫力が低下すると感染しやすくなります。再発しやすい病気なので気をつけましょう。
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