人は見た目だけで判断はできません。

実際にふたを開けてみると「えっ？この人が？」と感じてしまう意外な性癖があったりします。

セックス相手は女に限らず、実はパートナーの全く知らないところで同性と関係をもつ男ふたなり（双成）…。そんな事実をご存じでしょうか。

今回は精神的に男女かかわらず求める性質の男ふたなりや、実生活で隠される性癖について語りたいと思います。

『ふたなり』ってなに？

どうも。哲也です。

『ふたなり』は一つのものが二つの形状をもつという意味。『DSDs（ディーエスディーズ）』という性器や卵巣・精巣などはっきり判別できない性分化疾患です。

このようにさまざまな言い方があります。

男性器・女性器の二つを兼ね備えている両性具有ではなく、二つの外性器がわかるようにハッキリとした形状がない場合が多いのだとか。

過去、福田沙紀・剛力彩芽主演のドラマ『IS(アイエス) 〜男でも女でもない性〜』が放送していました。私は、その時あまり深く考えることのない疾患について考えさせられました。

現実的な『ふたなり』とは違い、バーチャルな世界の『ふたなり』はペニスと膣がはっきり分類されています。

両方ある性器でセックスをする『ふたなりセックス』。

またアナルセックスとは違い、男にある架空の膣を『やおい穴』と言います。

同人誌で人気のある分野は女性ベースの『ふたなり』のようで、マニアにとってはたまらないエロさがあるよう…。

また女性のように美しいという意味合いで『ふたなりひら』と言う場合もあります。『ふたなりひら』は平安時代3000人斬りの色男、在原業平（ありわらのなりひら）と『ふたなり』を掛け合わせた言葉。

在原業平は、中国から『釣上（つりあげ）』という体位を教えられたとも言われています。

精神的に『ふたなり』の男

しかしここで言う『ふたなり』は、『精神的なふたなり』のことです。

身体のふたなりとは別に、精神的なふたなり。

『精神的なふたなり』は、両性がセックスや恋愛対象になる『両刀使い』『両性愛者』『バイセクシャル』ですね。

女性と普通に恋愛や結婚をしているのに、なぜか男と浮気する男…。浮気なんてただでさえ許せないのに、相手が男だと意味がわかりません。怒りとも理解できない状況、頭の中は混乱してしまうかもしれませんね。

ちなみにレズビアン・ゲイ・バイセクシュアル・トランスジェンダーは『LGBT（エル・ジー・ビィー・ティー）』という総称があります。今年2018年新しい広辞苑にも追加された項目。

また同性愛も認められつつある現代。『同性カップルを公的に認める性的少数者のパートナーシップ制度』が定められています。

北海道札幌市、東京都渋谷区・世田谷区・港区、三重県伊賀市、兵庫県宝塚市、沖縄県那覇市。今年4月から福岡県福岡市でも開始。

それぞれの区で申請できます。世の中は、本当に変わっていっているのですね。

『精神的ふたなり（両刀使い）』であっても、パートナーを決めるのなら問題はないでしょう。

問題なのは、浮気や不倫をしてしまう男。パートナー以外の相手とのセックスは『ふたなり』でもそうでなくても、大問題ですね。

『ふたなりセックス』を隠す男

正確な実数はわかりませんが、精神的ふたなり（両刀使い）に関するものを以前雑誌などで見た記憶があります。

女性に恋愛感情をもつ男性の1割には、潜在的に精神的ふたなりの資質があるのだとか。

私はいたってノーマル。両刀経験はありませんが、今まで何人かの両刀使い男性を知っています。

彼らは普通に女性と恋愛し、結婚もして子供がいる場合もあります。しかし、セックスとなると『ふたなり』に変わってしまう。両刀使いの男は、家族はもちろん周囲にもその性癖を絶対に明かしません。

私が知り得たのは偶然もあり、仲良くなり信頼してくれたから教えてくれたのでしょう。

精神的にふたなりの男は、ゲイとはまた違いそもそも『男』『女』という性の壁がないのです。

男はかわいい女性やセクシーな身体の女性を見て、気に入ればセックスしたいと思うもの。同じように、両刀使いの男は気に入った男がいると「セックスしたい」と感じるのです。

しかし、常識的に「ありえない」と言った見方をする人が多いでしょう。あまり現実的ではありませんし、ふたなりセックスが性癖であっても隠さなければならないのは仕方がないのです。

ふたなりセックスと浮気・不倫

ふたなりセックスをする男でも、彼女・妻がいて男と関係を持つのはもちろん浮気・不倫です。

相手が男だと女性にとって浮気・不倫以上の嫌悪感があるでしょう。

男との浮気はアナルセックスを連想しますから、男のお尻に入れたものを自分の中に…想像するだけでキツイかもしれませんね。

ふたなりセックスは『願望』で止まっている内は問題ありませんが、行動に移してしまうとさまざまな問題を引き起こします。

前記した特殊な性癖も『願望』のうちはよくとも、実行した途端手が後ろに回ってしまいます。たとえ性癖であっても、表に出してはいけない状況が存在するもの。

精神的にふたなりなのはわかりますが、彼女や妻がいるのに男を求めてしまうのも困りものです。

男が男と浮気・不倫していても、「〇〇と飲みに行ってくるわー」なんて普通に出掛けられるとわかりませんよね。

同性で飲みに行くとしか思えませんから、疑うどころかむしろ安心してしまいそう。

よほど不審な点がない限り、精神的なふたなりの浮気・不倫の証拠をつかむのは難しいかもしれません。

ヤフー知恵袋で、こういった質問がありました。

現実にこういう男もいるのですね。

「結婚してからも、同性とのセックスを完全に断てる自信がありません。」この言葉は、「女好きだから、結婚してからも他の女とのセックスを完全に断てる自信がない」と結婚前から浮気を宣言しているのと同様。

個人的には、全く都合のいい解釈だと感じます。

ふたなりセックスは受動側？能動側？

さて、ふたなりセックスをする男は、男とも女ともセックスするのはわかりますがここで疑問に思うことはないでしょうか？

男とセックスするなら…「どっち？」と。つまり男役か女役、タチかネコともいいます。

私が知る限りでは、両刀使い男性は男役が多いですね。ただ、Sっ気やMっ気とも関係があるようでMっ気が強いと女役を好む方もいるようです。

どちらがましでしょうか…。

女性とセックスする時は挿れたいが、男とセックスする時は挿れられたい…そんな男もいるのでしょう。

当サイト管理人紗江も両刀使いの友人がいるとのことですが、彼女は『男は攻めたい』『女には攻められたい』のだとか。

彼氏には『水攻め』『針攻め』など、かなりマニアックなSMアブノーマルプレイをしているよう。

ふたなりセックス以外にも隠された性癖

ふたなりセックス嗜好を隠して日常生活を送る男がいるように、特殊な性癖を隠している男もいます。

極端な例も含まれますが、以下のような性癖があります。

あげればキリがないほど、性癖やフェチはさまざまです。

性癖とはいえ、実際に行動を起こせば一歩間違うと犯罪につながります。願望を持ちながら隠し、普通に日常生活を送る人はたくさんいるでしょう。

このような性癖を隠している男は、隠している状態のままでは極度のストレスにさらされます。

やはりどこかで発散させなくてはなりません。たいていは、風俗で自身の性癖を発散となるでしょう。

世の中には、SMクラブ・イメージクラブがありますから、ある程度の願望は満たされるかもしれません。その場では、さらけ出すように性欲を発散することでしょう。

それ以外には、視覚的な発散です。画像や動画など、書籍・DVD・インターネットから閲覧が可能なものが主ですね。

特に最近のネットは、ネタを拾うのが簡単ですから利用者も多いことでしょう。

これらの性癖は、なかなかパートナーにも言い出しづらいものです。いずれにしても、彼女や妻に隠して風俗で楽しんだり、一人でこっそりと動画を見ながら…。

ふたなりセックスに限らず、男には多かれ少なかれ隠している何かがあるものです。

セックスの願望は伝えるべき

性癖やセックスに対するアブノーマルな願望を明かすのは、とても難しいもの。思っているばかりで願望が交錯するだけでは、本当の良い関係にはなれないでしょう。

『ふたなりセックス』を求めている場合は、双方どちらかに決めなければなりません。

でもパートナーとやりたいセックスやプレイがあるのなら、正直に話してみましょう。男だけではなく、女性も「本当はこうして欲しい」という願望があるはず。

精神的なふたなりや特殊な性癖のように、公言しにくいものは多々あります。

それでも中には「少しイジメて欲しい…」くらいの願望なら、信頼できるパートナーであれば受け入れてくれるでしょう。

我慢ばかりで隠し事が多いと、本当に信頼し合えるいい関係は作れません。むしろ隠し事を共有しているからこそ、かけがえのない関係ができます。

一歩踏み込むのは勇気がいりますが、好きな人とより良いセックスができると素晴らしいですね。

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