セックスの48手【2】恋のむつごと四十八手：其の19.理非しらず（りひしらず）

『理非しらず』とは、道理をわきまえない行いという意味です。縛ってまで有無を言わさず無理やり犯す、分別をもたないセックスの体位ですね。

女をあれこれ口説いても聞き入れない場合は、このように手足を縛り上げて身動きが取れないようにしろとは、なんとも乱暴な話。

プレイとして縛りを楽しむならいいのでしょう。しかし、女が声を上げそうになれば、口に物を当てよというのですから、まさにレイプ。

ここで描かれている男は前髷のついた若い男。もしかしたら、女の扱いを知らないためにこういう行動に出ているのかもしれません。

女の表情も怖がっていると言うより、男の愚かさにあきれているというように見えますね。

多くの女性が「犯されるなんて…」と考えていますが、実は多くの女性が大変興味を持っています。

怖いもの知りたさからででしょうか。もっと興奮して感じたいと考えているとも言えますね。

非日常的な出来事は、ハラハラドキドキするもの。彼氏とのセックスでも少しばかり乱暴にされる方が、感じる場合もありますね。

管理人紗江もその1人。

非日常的なセックスは女性がイケない原因とも考えられますが、逆に考えるとイケない女性が刺激的なSMプレイをするとイケるという場合も…。

どちらが正しいとは言い切れません。

カップルで、SMプレイやおもちゃを使ったプレイを楽しむのも、スキンシップの1つです。

 

前の四十八手『其の18.片足上げ（かたあしあげ』

 

 

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