セックスの48手【2】恋のむつごと四十八手：其の39.添手（そへて）

このセックスの四十八手『添手（そへて）』は、挿入の際のサポートの様子を表している体位です。

老人のマラに女が手を添えています。

けっこう実用的なテクニックですね。

性は若く元気な頃だけのものではありません。年老いても性生活を楽しみたいものです。

老人の性を描いたところも出色です。江戸時代の人々は、人生を最後まで味わい尽くすことを知っていたようです。

男性は50代にもなれば、勃起強度が弱まったり、持続力も短くなります。

女性は手を添えて入り口にあてがい、サポートしてあげましょう。

愛撫もそこそこにさっさと挿れようとする中年男性は、中折れを回避しようとしているのかもしれません。

女性にとっては少々不満が残りますが、時にはファストセックスで許してあげましょう。

勃起が弱まってしまわないように、挿入する際乳首を愛撫してあげてもいいですね。

老人だけでなく、失敗しがちな人や気が焦る人にもいいとありますから、経験の乏しい人にもお勧めでなのでしょう。

初めてのセックスでなかなか入らないと困るカップルもいます。

管理人紗江も、2人目の彼氏は初めてのセックスで、なかなか入りませんでした。

紗江もそこまで慣れていませんから、誘導するのも恥ずかしいし、どうすればいいかわからず途中中断。

挿れようとする刺激だけで、イってしまう話もよく聞きます。

遅漏とは全く逆の、興奮しすぎが招く『早漏』ですね。

女性はたいへんわがままです。つくづく男性は本当に大変だと感じます。

江戸時代の春画には、このほかにも、老人と若い女・老女と若い男・そして老夫婦の性生活を描いたものもたくさんあります。

 

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