中年男性が前戯を手抜きする理由
二人一緒に年老いたご夫婦・もしくは中年の男性の恋人ができたなど、相手が中年以降の男性の場合、最近前戯に手を抜かれていると感じた事はありますか?
出逢った頃は、たっぷり前戯してくれたのに・・・徐々に前戯を手抜きするようになった。
ここではどんな関係であれ若い男性ではなく、【中年男性の前戯】ということにスポットを当てて考えていきたいと思います。
中年男性の前戯の減少
女性にとっての前戯不足は、同じセックスでも満足感が全く違うものになるでしょう。濡れていないのに挿入されると、痛みを伴う原因にも…。多くの女性がパートナーの前戯不足に悩んでいます。
マンネリ化による前戯の手抜き
- 長い付き合いの中で、徐々に前戯がなくなって、すぐに挿れて終わりになってしまった。
- 付き合い始めの頃のような前戯がない。
- 慣れ親しみ、愛が大きくなってきたと思った途端、前戯が短くなった。
中年男性だけに限らず、年齢関わらず若い年代でも前戯は減少傾向にあります。いわゆるマンネリ化ですね。男女間にマンネリ化が生じると前戯がなくなるだけではなく、セックス自体も減少傾向にあるでしょう。
相手の反応を知ってしまいトキメキのなくなった男女間では、求める気持ちが減少してしまいます。新鮮な関係では、どんな反応をするか期待に胸を膨らませて一生懸命行なっていた前戯。反応がわかるようになれば、自然に退屈な行為だと感じるようにもなります。
こういった気持ちになるのは、男性だけではなく女性でも同じ。男と女ではなく、少しずつ人対人の付き合いへの変化になってしまうケースも大きくありますね。
出逢った頃のように、背伸びする必要がなくなるのです。これは若くても中年男性でも全く同じ事です。
中年による勃起維持力の低下
パートナーが中年以降の場合、加齢による身体の衰えが関わっている可能性があります。
- 前戯をしてくれずすぐに挿入する
- 前戯もせず普通に話している時から、自分でペニスをしごき勃起した時点でセックスを始める
- 乳首を舐めて・フェラをしてと自分は前戯を催促するくせに、濡れてもいないのに唾をつけてさっさと挿れてくる
いわゆるED気味というものです。
男性が興奮すると、一酸化窒素が生成され、陰茎内部の海綿体に血液が流れ圧力が上昇し勃起に至ります。でも中年にもなると、その血液をとどめておくだけの血流の働きが弱まってきます。
中年男性が前戯を手抜きするのは、加齢による勃起の維持力の低下が原因かもしれません。
興奮し勃起した時点で挿入しないと、萎えてしまう可能性がありますね。前戯をしている間に、萎えてしまったペニスを再度勃起させるまでには時間も要しますし、もしかしたら今「したい!」と考えている時には萎えたままかも知れません。
ただし男性はプライドを持っているので、勃起を維持できないことを女性には簡単に話せません。誰しも中年になったとはいえ、そういった状態を認めたくはありませんね。
女性も中年になって顔にシミやしわが増えても、なかなかその現実を受け入れらないのと同様です。
過労による疲労の蓄積
中年になると若い頃のように、いつまでも元気はつらつというわけにはいきません。
睡眠不足や疲労が溜まっていると、前戯する体力や気力も衰えが生じます。しかし、射精はしたい。男性にとっての性行為は『射精』です。男女にとってのセックスの意味は全く異なっているとも言えます。
疲れている状態だと、前戯なしでさっさと射精に持ち込もうとしてしまっても仕方ないとも言えますね。
そして血流不足による勃起を維持する力の低下は、実は中年だからというわけではありません。加齢だけが原因ではなく、20代30代でもED気味で悩む男性が多く存在します。
中年の前戯不足で言ってはいけないこと
中年男性が前戯不足であっても、一方的に不服を言うと逆効果になる場合があります。
マンネリ化している状態を余計悪化させてしまう可能性も考えられますし、勃起の維持が難しくなっている場合は特に責めるような言葉は厳禁です。
- なぜ前戯してくれないの?
- もう私に愛情がないのね。
仮に涙ながらに訴えても、自分では調節できないのでどうしようもありませんね。余計にプレッシャーを与える事になってしまうのです。
さらにもし萎えてしまった場合「どうして?!」と言われると、大きく傷つけてしまいます。
加齢による中年男性の前戯不足は、ある程度仕方がないと許す気持ちを、ほんの少し持ってあげていただきたいと思います。
中年カップルまたはご夫婦であっても若い子とは何も違いはないのですから、恥ずかしがる必要はありません。
併せてご覧下さい。
男の中折れTOPを見る(PR)