ピルと血栓症
ピルと血栓症
ピルは、本来は病院で処方箋をもらって服用しなくてはいけない薬です。
避妊をするためだからといって、誰でも飲めばいいというわけではありません。
ピルには、含まれているホルモン「エストロゲン」の作用で血液が固まってしまう血栓症のリスクがあります。
サイト管理人紗江は、かなりのヘビースモーカーです。
タバコを吸っているのを隠して4年間服用してきました。
そして、アラサーになりその血栓症などのリスクもどんどん高まってくるので、ピルをやめて子宮内避妊システム ミレーナを挿入したんです。
ピルは「35歳以上で1日タバコを15本以上吸うひとは飲んではいけない」とされています。
20代でも、ピルを服用していて血栓症で倒れ死亡したケースもあります。
例え10代であっても20代であってもタバコを吸う人は、ピルを飲む事をおすすめできませんので、絶対に辞めた方がいいでしょう。
そして、タバコを吸っていない人でも充分に気をつけていかなければいけません。
では、血栓症を予防するにはどういった事に気をつけていけばいいのでしょうか。
血栓症の兆候に気をつける
血栓症は、早期発見をする事で危険性を回避できます。
血栓症の兆候には下記のようなものがあります。
- ふくらはぎのむくみや痛み
- 激しい頭痛
- 胸の息苦しさ
- 舌のもつれや喋りにくさ
- 目がかすみやや、視界・視野の異常
- 身体の片側の痺れ
少しでもおかしいなと感じたら、病院に行きピルを飲んでいる事を伝えて相談してみて下さい。
紗江は、ピルを飲む事で血栓症になってしまわないかと不安だったので、約1,2か月に1度は、血が固まりやすくなっていないかの血液検査をしてもらっていました。
血栓症を予防する
ピルを飲むと、食欲が増加しそのまま通常よりも沢山食べて太ってしまったという人もいます。
低用量ピルではそこまでの作用を及ぼす程のホルモンは含まれておらず、低用量ピルで太るという事は実際にはありません。
ただ、100%確実というわけではありませんので、食事には気をつけて体重の増加には気をつけていくべきですね。
- 食べ過ぎ飲み過ぎ・偏った食事に気をつける。
- 野菜をよく食べ、油ものを減らす努力をする。
- 塩分を摂り過ぎない。
- 水分をよく摂る。
- 規則正しい生活を心掛け、ストレスをため込まないようにする。
- 同じ姿勢を長い時間続けないようにする。
- 適度な運動を心掛ける
ピルを飲んでいる人が血栓症の予防をするというよりも、人が生きていく上で気をつけなければいけない普通の事ばかりです。
いつでも綺麗でいたいと思う女性なら、通常時の努力と何ら変わりはありませんので、難なくこなしていける努力ですね。
血栓症の兆候を見つける
血栓症の兆候を自分で見つける事もできます。
ピルを飲みだしたら、常に下記の動作を行って早期発見するようにしましょう。
- 足を伸ばし、ふくらはぎをぎゅっと掴む。
- そのままの状態で足首を前後に動かす。
その時に、掴んだふくらはぎに痛みが走ったら、血栓症の可能性がありますので、医師に相談して下さいね。
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