セックスの48手【2】四十八手：其の8.投足上（なげあしあげ）

浮世絵には遊郭を舞台にしたものが多いのですが、この絵は夫婦の日常生活を描いています。

愛し合っているカップルでも、いつもいつもたった一つだけの体位では面白みがありません。

仲むつまじい夫婦だからこそ、手を変え品を変え、様々な体位を試してみるのが、何よりの楽しみとなります。

そのひとつが、この四十八手の「投足上」。

「居茶臼（いぢゃうす）」とも呼ばれる座位です。女性が男性の上に乗っているところが「茶臼」と同じです。

絵でも女性が満足そうな恍惚とした表情をしているように、身体を密着させる居茶臼は温もりを感じられる体位ですね。

擦り付けるように腰を回したり前後させて密着する楽しみ方や、上下にバウンドするやり方は騎乗位と同様。

またよほどセックスに慣れていない男性以外は、下から突き上げるようなサポートもしてくれるでしょう。パートナーにしがみついて、感じる快感。至福の時間です。

正常位ばかりしている男性に体位変換をして欲しい時は、身体を起こし手を伸ばして合図しましょう。

その他の居茶白（座位）（セックスの体位48手【1】）

 

 

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