掘ごたつの中から愛されて

こたつに入りクンニされている女性

不完全燃焼感からオナニー

冬の名残の雪が降りしきる。
時間の経過とともに青みを増していく、和風コテージから見る外の雪景色。

琴美の卒論提出と、まだ1年生の順也の後期試験がともに終わった直後の、行事も予定も空白の3日間。

ふたりはその間、ひたすら寝て、食べて、温泉に入って、そしてセックスするためにコテージを借りた。

その初日。

着くなり、コテージ備え付けの温泉に入り、開放感からそのままそこでセックス。しかし、勢いで順也が先にイってしまい、琴美は取り残されたままだった。

下着も着けずに浴衣だけを羽織って掘ごたつに向かい合い、ふたりはテレビを観ながらダベった。しかし琴美は、不完全燃焼感を持て余し、まだくすぶり続ける股間にこっそり手を伸ばす。

順也の話も、テレビの内容も、上の空。

そこに管理棟からやって来た従業員がチャイムを鳴らした。注文していた名物の猪鍋セットの材料と地酒の配達。

玄関まで取りに行ったのは、順也。琴美は待つ間、手を浴衣の合わせ目から差し入れ、恥毛の先の熱い泉に指を伸ばした。

右側より気持ち大きい、左の小陰唇。

充血して肥大し、愛液でぬめっており、感度も良好。順也がいつも最初にそうするように、人差し指と親指の間に軽く挟み、捏ねてみる。

鈍い快感が生まれ、そこから全身に静かに波及していくのを感じる。無心で捏ね、深い息を吐くうち、順也が部屋に戻ってきた。

ちょうど琴美は、クリトリスに手を伸ばそうとするところ。順也が掘ごたつに入り直しながら、そんな琴美を見て一言。

「先輩、顔、赤いですよ」

風呂では先にイっといて、他人事みたいな彼の言葉に少しカチンときた琴美だったが、次の瞬間、順也の行動に意表を突かれた。

こたつの中からのクンニ

掘ごたつの中に潜り込む順也。

琴美があっと思う間もなく、両脚の間に割って入る。浴衣の裾をかき分け、そして熱い泉に吸い付いた。

思わず声を上げる琴美。

「ああっ、あっ、あっ」

こたつ布団の向こうから、ジュルジュルと愛液をすする音。それを聞きながら、琴美は突然襲ってきた快感に身を震わせる。

順也は、こたつ布団を押し上げるように、琴美の股間から顔を出した。

「先輩、さっきは僕だけイっちゃって、ごめんなさい」

それだけ言うと、また潜り込み、琴美の腰をこたつの中に少しだけ引き寄せた。

先ほど彼女が捏ね回していた左の小陰唇。

順也の舌先は、そこをくすぐるような軽さで下から上へと往復する。同時に、クリトリスの首根っこを挟み込んだ指が、細かく振動。

「ああ・・・」

琴美は吐息を漏らし、生唾を飲み込む。

目の前には、食べかけのスナック菓子や飲み物が無造作に放置された、こたつの天板。

その下で行われる、クンニリングス。

目隠ししてのそれとも異なる、奇妙な感覚。

琴美からは見えない暗闇の箱の中で順也は、ただ彼女の性器を指と舌で愛撫し続ける。

彼は左の小陰唇を唇の内側に吸い込んで舌で舐り、そして右の小陰唇も同じように可愛がるように舐った。

その間に指は、クリトリスを両脇から挟み、グリグリとつまむように圧迫する。

琴美は甘い声混じりの息を吐きながら、自然と乳房へと手を伸ばす。

はじめは浴衣の上から手のひらで優しく押しながら撫で、しかしそれでは物足りなく、浴衣の中へと手を這わせる。

コリコリと固くなった乳首。
順也にいつもそうされているように、その先端に指先を当て、小さい円を描くように押してみる。

「ふうん・・・」

ひときわ大きい息が漏れる。

かけがえのない時間

おそらくは、こたつの外で何が行われているのか分からないだろう順也。

彼は固く細くした舌を膣の中に差し入れて膣口周辺をかき回し、あるいは舌を抜きクリトリスをついばみ、さらに膣口から溢れる愛液を余さず舐め取った。

性器周りの快感は、心臓の鼓動に合わせて脈動し、徐々に高まっていく。

小陰唇に膣口、クリトリスの感度も増していき、それが愛撫を受けてさらなる心地よさを呼び、快感の上昇スパイラルに乗る琴美。

喘ぐ声も次第に大きくなってしまう。

彼女自身の手は、乳首への繊細な愛撫はとうに終わり、浴衣をはだけて露わになった乳房を揉みしだく。

両腿は大きく開き、その間でさらに熱を持って愛液を溢れさせる性器を、順也は夢中といったふうに舐め、膣内に指を入れてかき混ぜる。

ついに彼は、膣口から中指の第二関節ぶんだけ進んだあたりの襞を繰り返し抉る。

そこは琴美の膣内で最も感じるポイント。

竜巻に吸い上げられるように意識が飛ばされそうになるその刹那。

琴美は辛うじて気を取り直し、こたつ布団の中の順也の頭を両手で掴み、性器から引き離した。

「順、順・・・お願いだから、出てきて・・・」

顎がガクガクするようで、うまく言葉にならない。

こたつの反対側から順也は出てきた。

「どうしたんです?もう少しだと思ったんですが」

はだけた胸が恥ずかしかったが、琴美は答えた。

「お願い・・・順のソレでイきたいの・・・」

なんだそんな事かという顔で彼は琴美の背後に回った。両脇を抱えて引き抜くように彼女をコタツから出し、畳の上に横たえ、浴衣を脱がせる。

自分も浴衣を剥ぎ取るように脱いで全裸になると、琴美の両脚を抱え、屈曲位で挿入。

膣奥の壁まで当たる深い挿入に、すでに快感がジンジンと疼く琴美の性器は激しく反応し、順也を締め付ける。

彼の肉棒が、リズミカルに往復しつつ膣壁を擦る。その感覚を味わう間も無く、琴美の意識は今度こそ巨大な竜巻のような快感に吸い上げられた。

琴美が1回目の絶頂を迎えた後、順也は正常位に体位を変え、浅くゆっくり腰を動かした。

少し落ち着いた琴美は、順也の全てを愛おしむように、彼の背中に回した腕に力を込めた。ふたりで重なっている今のこの時間すら、かけがえのないものに思えた。

なぜなら、琴美は故郷の県庁に就職し、順也とは離れ離れになる運命。ふたりがこの先、どうなっていくのかは見当もつかない。

しかし・・・これからのふたりきりの3日間はせめて、一生ぶんくらいは愛し合うくらいの気持ちで過ごしたいと思うのだった。

(了)

 

Masa