男はどんな声が好き?【好かれるボイスを出す方法】
女は、低く深みのある男の声を好む傾向にあります。
低くて深みのある声は、どんな事にも動じない安定感や信頼感を与えます。女は常に、男に逞しさや安定感を求めるため、感情の起伏が大きい高い声より、低い声がいいのですね。
それでは逆に、男は女のどんな声を好むのでしょうか?
甘く柔らかい落ち着いた声
もっとも男から好まれる声は、甘く柔らかい落ち着いた声です。どちらかと言えば囁くように話す声です。
同性異性関わらず、人は自分に持っていないものを欲しがります。いわゆる『ないものねだり』というものですね。
男にはない甘く柔らかい声は、男にとって女らしさを感じさせます。男が女の身体を好むのも、男にはない丸みや柔らかさを持っているからです。
さらに、男は甘えられる事に弱い生き物ですね。
- 自分より弱い物を守ってあげたいという本能
- 守ってあげているという欲求を満たしたい本能
こういった本能が満たされるのです。
無理につくろったような声や話し方は『好かれようとする魂胆が見え見え』AVのような可愛らしすぎる喘ぎ声と同様です。
甘く柔らかい安定した声は女らしさを感じられる上、母性を感じて安心や信頼を感じさせます。自覚がなくても、男の大半はマザコンです。イライラした時など、母性を擽る甘くて柔らかい声は男に好まれます。
真逆に感じるかも知れませんが、無防備な声や眠たそうな声も同様です。
高めの声が好きな男
甘く柔らかい声とは真逆ですが、声が高い方が好まれやすい傾向にあります。
といっても、ただ高い声であれば好かれると言うわけではありません。キンキンと耳に響くような、甲高い声はただ耳ざわりとなる可能性が高く、うるさいというイメージを持たせてしまいます。
猫なで声
男が好む声の代表とも言えますね。普段より1オクターブほど高い、甘えた感じの声。同じ甘えた声でも、上述した落ち着いた声とは異なって可愛らしさを全面に出した声です。
この猫なで声、同じ女からは「可愛い子ぶって」と嫌われがちですが、男には案外好かれます。
子供っぽさや可愛らしさが強調され、男の保護欲を擽ります。
遺伝子レベルで、女は男が高い声に魅力を感じる事を知っています。そのため、意中の人の前では本能的に猫なで声を出します。特別扱いされて、気分の悪い男は居ません。
小さな悲鳴
驚いた時などに不意に漏れる「きゃっ」とか「ひゃっ」、「あんっ」と言うような短くて可愛らしい小さな悲鳴は、男に好まれます。
こういった声を聞くと、男に必然的に『可愛らしい』『弱い』という印象を持たせます。猫なで声と同様で、保護欲求や征服欲求を刺激するのです。
そしてはっきりした悲鳴ではなく、小さな悲鳴は性的な連想をさせます。
- 食事中、何かをこぼしてしまった時にふいに出る「あぁん!」という声
- 「あれっ?なんか虫が肩に止まってるよ。」とジョークで騙され「いやんっ。どこ!?」という声
愛撫をする際に感じた不意な快感に対してあげる声と似通っていますね。『この子はどんな風に感じるのだろうか?』といった男の妄想を掻き立てます。
ちなみに声ではありませんが、咄嗟に出てしまう方言も『自分に気を許してくれているノーガードな印象』を持たせ好まれます。
恥かしがる声
照れる時に不意に出る声も同じくらい男に好まれる声です。
男性は、女性の恥じらいが大変好きです。男にとって、恥じらいのない女は『女の魅力を一切感じない』と言っても過言ではないでしょう。
セックス中いやらしい言葉を言わせたがるのも、恥ずかしがっている表情を見たい、声を聞きたいという気持ちの表れです。
『ぶりっこの甘えた声』と『甘く柔らかい声』の違い
人が大きくしてしまう勘違い、多方面に渡ってさまざまなものがあります。声もそのうちの一つ。男は高い声が好きだという潜入感から、甘えた声をわざと出す女性、そんな声が好きな男性がいます。
ですが『ぶりっこの甘えた声』と『甘く柔らかい声』は、【はにかみ(恥じらい)】があるかどうかによって異なります。
【ぶりっこ】と【はにかみ(恥じらい)】は大変似ているものですが、全く異なるものです。人によっては、ぶりっこが恥じらいだと思っているのが現実。
個人的価値観はかなり入るので個人差が出ますが、本能的に感じ取っている男性はかなり多いと思われます。
そこで、【欲情してやるだけの女】と見られるか【大切にしなければならないと思う女】と見てもらえるかの境目となるでしょう。
声には感情が表れます。本当に恥じらっているのか、わざとそう見せかけているのかで、男に好まれるかどうかが違ってくるのです。
ですから低い声がコンプレックスの場合でも、わざと高い声を出そうとしても逆効果です。ふとした瞬間に地声が出てしまうとその演技はすぐにバレますし、外見だけをよく見せようとしている事なんていとも簡単に暴かれてしまいます。
ただしそれに騙される男が多いため、騙せる確率は少なくはないでしょう。でも騙されるような男ですから、それなりの人間ですね。そんな男に好かれたところで、何もプラスにはなりません。
男に好感を持たせる一番の声は?
そして声云々ではなく、考え方や話し方を意識してみましょう。
抑揚のある感情豊かな声は、男が求める女性ならではの好感度ある明るさや元気な印象を与えます。
低い声は安定感を与えますが、同時に威圧感も与えます。
- 元気がなさそうな印象
- 疲れた印象
- 繊細さを感じない乱暴(ガサツ)な印象
ですから、感情をはっきりと表すつもりで声を出してみましょう。
好まれる良い声を意識して出すのではなく、時と場合を考えて声を出すのがもっとも大切です。
- ぶっきらぼうに話すのではなく、一言一言を的確に伝わるように考えながら話す
- 外で会話をする時に、大声で話さない
- 二人きりの話をしている時には、二人だけが聞こえるように話す
いったい誰に聞かせたいのかと思うほど、大声で話す人がいますね。周囲から見れば大変滑稽な光景です。そんな人と一緒にいる方が恥ずかしいと感じさせてしまいます。
どうして女の声は高い?
基本的に女の声は男性より高いですね。なぜ、女の声は高いのでしょう。
この理由も男の声が低い理由と同じで、人間が狩りをしていた時代に遡ります。
男の声が低くなるのは、狩りをする時、威嚇をしたり集団で動く仲間との連絡手段を得るためです。
一方、女は狩りに出かけた男を待つ立場。その立場で、子供や自分の身を守る必要がありました。そのため、同部族の人たちと仲良くして、食物を分けてもらうなど、困った時に助けてもらえるように円滑なコミュニケーションを取らなければなりません。
そのため、相手を威圧しない「高い声」を身に付けたと言われています。
ですが声は個性です。声を変えることは演技をしなくては無理な話。好まれる声と考えるより、好まれる話し方を心がけましょう。
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