ブスはモテない、デブも嫌われる、誰もがこういった認識があるでしょう。そして、自分の声が大嫌いで声をコンプレックスに感じている女性も多く存在します。

自分の声の低さや太さがまるで男みたいで嫌い…だから、人前で話すのが苦手。好きな人ができても、嫌われてしまいそうで自信が持てない？

最初に結論を言いますと、声が低い女が嫌われたりモテないなんてことはありません。

あなたは異性を好きになるのは声で選びますか？甲高い声だからと内面まで決めてしまうでしょうか？

声が低い女性のコンプレックス

発言小町で、自分の低い声が嫌いという悩みがたくさん相談されていました。

多くの女性が、自分の声の低さが嫌いだと悩んでいらっしゃいます。

高い声が好まれるのは日本だけ！？

『8割の人は自分の声が嫌い 心に届く声、伝わる声』や『日本人のための英語発音完全教本』によると、日本の成人女性の声は世界で1番高いとされています。

その理由は日本の「女らしさ」への価値観なのだとか。古来より日本の社会は男が中心です。男女平等とは言え、現在でも女が社会で生きるのは不利な部分が多いですね。

そんな男中心の中で、男を黙って立てる女が好まれる・従順そうな可愛らしい声が好かれるという意識があって、高い声を作り出しているのでしょう。そのために、日本人の女は恋愛やセックスにも消極的で、奥ゆかしいと言われます。

しかし、世界では高い声より低い声の方が好まれます。その理由は、”子供っぽく頭が悪そう”に見えるからと言われています。世界の女性、特に欧米の女性は恋愛もセックスも日本人より積極的です。そんな、”女らしさ”の価値観の違いは好まれる声の高さからも表れているようですね。

声が低くても嫌われない

確かに、声は大変重要です。少し高くて可愛らしい声の女の方が、男に愛されやすいでしょう。声が高い女性は、守ってあげたいと感じる欲求が生じるのは間違いありません。

しかし、低い声だからと諦める必要はありません。低い声だからこその魅力もあります。

声が低いとセクシーさを感じる

声が低いと、可愛らしさは感じさせません。ですが、低い声は大人っぽい雰囲気を醸し出せます。大人っぽさは自立して見えると同時に、色っぽさも感じさせます。

女の低い声が好まれる理由はそこにあります。高い声は可愛さを感じますが、あどけなさも感じさせるため幼いイメージになってしまいます。

こういった声は、実はセックスを匂わせる声でもあります。低い声でもウィスパーボイスを耳元で聞かされると、ゾクッとした興奮を与えられます。セックス中、アニメ声の女性が「アンアン」喘いでも、しっとりとした色気は感じさせられませんね。

声の低さは安心感を与える

低い声は、相手に信頼感や安心感を与えられます。なぜなら、低い声は感情の起伏が小さく、安定して聞こえるからです。

感情が多く起伏する声は胡散臭さを与え、軽く感じさせます。真剣な会話をしていても高すぎてしまうと、真実味がなくなってしまうとも言えますね。

女が男の低い声に安定感を求めるのと同じで、男も女の低い声に安心感を感じます。

女の低い声が男に与える悪いイメージ

ですが、低い声が悪いイメージを与えてしまうのも事実。どのような悪いイメージを持たせてしまうのでしょうか。

気が強そうなイメージ

声が低い事に加えて、ハキハキと話されると知的なイメージ、男勝りなイメージを持たれる可能性があります。

男は女をどうにかしたいと思う、征服欲だったり、優位に立っていたいと思う欲があります。それらを満たすには、”こうしたらどんな行動を起こすか？”、”こうしたらどう考えるのか？”、とあれこれ思考を巡らして、”こんな言葉をかけよう”、”こうしよう”と相手より頭を回転させないといけません。

女が知的で頭が回ると、男がどうこうする前に良いように転がされてしまい、逆にどうこうされて征服されてしまいます。そうなると、言い方が少し乱暴になりますが、男としては、自分より頭が悪い女の方が都合が良いに決まってますね。

“男っぽくて落とせない”、男はそう考えて恋愛対象外にしてしまうかも知れません。

自立したイメージ

悪いイメージではありませんが、高くて可愛い声のように守ってあげなきゃという感情を感じさせにくくなると言えますね。気が強いイメージと同様でしっかりとした印象を与えてしまうため、自立したイメージを抱きます。

嫌われるわけではありませんが”1人でも大丈夫そう”と感じさせ、目が離されやすい存在になり、モテにくいかも知れません。

威圧感を与える

キンキンとする甲高い声は落ち着きを与えないのとは逆に、女性の低い声は人に威圧感を与えてしまう場合があります。いわゆる『ドスのきいた声』ですね。

喧嘩する時、高い声で不服を言ってもキャンキャンと吠える子犬です。しかし低い声で怒鳴ると、まるで狼やライオンのように圧倒されてしまうでしょう。明らかに低い声は相手を威圧してしまうと言えます。

嫌われそうな低い声を高くする方法

低い声が嫌われそうだと思う女性の気持ちは、切実なものです。

声が低い原因は、生まれつきのものでどうしようもありません。声は声帯が長いと低くなり、背の高い人に多いと言われています。（これを『ファントの法則』と言います。）また日頃低い声ばかりを出していると、高い声が出しにくくなります。

声は、ボイストレーニングで訓練することが可能です。

喉の奥を開くイメージを持ち、喉を自分なりに動かしながら声の高さ低さを調節してみましょう。裏声を出す練習をするのも効果があります。喉を痛めない程度にトレーニングをしてみましょう。

極端な場合を除き、高い曲をカラオケで歌いたくて練習を繰り返せば歌えるようになる場合もありますね。少しずつでも練習してみてはいかがでしょうか。

低い声を好む男

ですが、当然低い声を好む男性もいます。

年下の男性

大人な雰囲気が漂う低い声は、年下の男に好かれやすいと言えるでしょう。

声の低さに安心感、面倒見の良さや包容力を感じさせます。

恋愛経験豊富な男

知的に見られやすい低い声の女には、彼女達と対等に渡り合うため恋愛経験が多い男が近寄りやすいかも知れません。

経験豊富な男性は、言葉ではなく仕草や目の動きなどの表情で、どんな人間かを判断でき、人を見る目に長けていると言えますね。

さらに声が低くても可愛らしい一面を見つけると、そのギャップが良いとも感じるでしょう。見た目や声の印象とは違ったギャップは、『ゲインロス効果』を生み出す可能性があります。

ギャップを与え好かれる女になれる

『ゲインロス効果』とは、【ゲイン（利益）＝プラス】と【ロス（損失）＝マイナス】のイメージからギャップを与える効果です。

管理人紗江はかなりきつく見られてしまうようで、黙っていると「怖そうに見える」「性格がキツそう・悪そう」「元ヤンだった？」などと常に言われます。

しかし親しくなった多くの方が「初めて話した時は、驚いた。でも、第一声を聞いて驚き、中身を知ってさらに驚いた。」と後でカミングアウトしてきます。マイナスからプラスのイメージに変えたゲインロス効果が得られたということです。

声が低くたとえ嫌われてしまいそうなマイナスのイメージであっても、女らしい面でゲインロス効果を生み出せば良いのです。

可愛い声で後で幻滅されるより、マイナスからプラスへのイメージ変換は、大変な効果をもたらしてくれます。美人すぎると、イメージを守りぬかばければいけないと悩む方もいるくらいです。

女の悩み恋愛男にとっての女の魅力

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