ディルドオナニーでレッスン 初めての中イキ【Vol.2】

ディルドオナニーで中イキの練習をしている女性

彼とのセックスの前に・・・



シャワーの音だけが浴室内に響く。シャワーの音と頭から降ってくる熱いお湯が、私の気持ちを落ち着けて緊張を和らげる。


体を洗い終えて程々にお湯を浴びてから、シャワーを止めて浴室を出た。用意しておいたバスタオルを体に巻き、ドライヤーで髪を乾かす。彼との久しぶりのセックスに、ドキドキと緊張が止まらない。


頭も体もきちんと洗った、ムダ毛も剃った、あとは・・・そこまで考えて、私はドライヤーを止めた。


「…少し慣らそうかな、久しぶりのセックスだし」


彼は、私のシャワー中に洗面所に入ってきたことは、今まで一度もない。私が一緒にシャワーするのが恥ずかしくて嫌がったからだった。


また中断させるのは申し訳ないと考えた私は、ドライヤーを片付けて洗面台の下の棚から、ディルドを取り出した。


寝室からテレビの音が聞こえるのを確かめて、そのまま床に座り込み、脚をM字に開脚させる。手にしているディルドを口の中一杯に含んで、まんべんなく舌を這わせた。


ゴムの味を感じながら、しっかり唾液で湿らせてから、開脚した為に広がったバスタオルの裾からディルドを入れ、閉ざしている媚孔に当てる。


何の準備もされていない媚孔は、当然乾いていて、まだディルドを受け入れられる状態ではなかった。ひんやり濡れた異物感に、思わず眉を潜める。異物感に構わず、乾いている媚孔を広げるように、あてがっているディルドを周りの媚肉に擦り付けた。


「ッ!」


鈍い痛みに引きつるような息を溢したが、媚孔を刺激していくと、そこは熱を帯びて、少しだが湿り気も出てきた。

ディルドで感じ始めた媚肉


熱を持った媚肉が、少しだけ蜜口を広げて、愛液を僅かに滴らせる。


愛液により滑りが良くなった媚肉を、ディルドが掻き分けて蜜口から侵入する。


「いッ、」


鈴口の部分が当たり、痛みで思わず眉間に皺を寄せたが、まだ入ると思って、ディルドをもう少し奥へ進めた。


鈍い痛みを感じながらも鈴口から亀頭の真ん中、そして亀頭のくびれた部分まで全て入った。


ディルドの亀頭部分が全て入った頃には、私の蜜口は十分に愛液で潤っていて、痛みは殆んど無くなっていた。亀頭から、次は陰茎の一番太い部分が入り、内壁と媚肉を掠める。


「っああ、」


私の媚肉が、ディルドをキュッと締め付けて離さない。『もっと奥まで・・・』生み出される快楽がそんな欲求をもたらし、私はディルドの入ってない部分を一気に、中に埋め込んだ。


「っ、入った」これくらい慣らせば彼も楽に入って来られる。ディルドの肉笠が私の中の一番奥を掠めて、体に弱い快楽が走らせた。媚肉が広がり、蜜口も濡れて慣らす事が出来たから、今度はディルドを抜こうとした。


「んっ、」


抜く感覚が気持ち良くて、また快楽が私の体に走る。そんな弱い快楽でも、私の注意力を奪うには十分だった。


だから、私は気が付かなかった・・・

恥ずかしい姿を見られて・・・


「僕を放ったらかして何してるの?」


突然聞こえてきた声に、私はヒヤっとしてディルドを抜く手を止め、動けなかった。声がした方を咄嗟に見上げると、腰にバスタオルを巻いただけの彼が立っていた。


一瞬、状況が理解できず、目を何回もパチパチさせたが、快楽が抜けきって理性が完全に戻ると体温が一気に上昇した。


彼にこんなみっともない姿を見られた、そんな恥ずかしさや罪悪感で一杯になった。


「ゴメン!ゴメンなさい!」


彼から顔を背けて、肌蹴たタオルを両手で整え、体を抱く姿勢で、ただ謝罪の言葉を口にした。


「何で謝るの?」


自分で自分を悦ばせている姿を見られ、焦って半ばパニック状態の私とは反対に、彼は冷静な声で聞いてきた。「だって、こんな・・・」こんな欲求不満な姿、まるで盛りのついた動物みたいじゃないか。


「・・・僕では物足りない?」さっきまでの声より高さが落ちたように聞こえて、私は下げていた顔を再び上げた。私と初めてセックスした時の自信を無くした表情・・・まただ、私は彼にまたこんな表情をさせてしまった。


「違う!!そうじゃないの」彼のそんな表情を見たくなくて、首を横に振ってから振るえる声で否定した。

演技を打ち明けて


彼は答えを求めるような表情で私を見る。


「その…貴方が入れやすいようにしたくて。それに・・・あのね。実は・・・イケるようになりたくて、」「本当は、貴方とセックスした時、まだイった事なくて、いつもイったフリしてて・・・ゴメンなさい」


自分が居るのに、自分で悦びを得る欲求不満とも取れる行為をしていた事を知って、幻滅しているだろうか?今までイったフリしていた事を知って怒っているだろうか?


彼の顔を見るのが怖くて、頭を上げられない。


「本当は知ってたよ、イッたフリしてたの」しばらく黙っていた彼に言われた言葉に、私は頭をゆっくり上げた。


私の考えと反して、彼は安心した顔をしていた。「待ってた、正直に話してくれるの」彼は座り込んでいる私の前に屈んで、私の両肩を持ってその場に立たせた。


立った瞬間、亀頭のくびれた部分までしか入っていなかったディルドが完全に私の蜜口から抜けて、静かに床に落ちた。2人して床に落ちたディルドを見ては、少々色気に欠けた状況に笑った。


「ありがとう、正直に話してくれて」


口を開こうとした私に、「もう何も言わないで」彼はそう言って深い口付けをした。


続き⇒Vol.3

 

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