ディルドオナニーでレッスン 初めての中イキ【Vol.4】

ディルドオナニーで中イキの練習をしている女性

ディルド以上の快楽を


腕で支えられたまま、私は彼の方に体を向けた。


ついさっきお尻に当てられていたそれは、限界まで熱と硬さを孕んでおり、少し白みがかった透明の液で先端を濡らしていた。


いつもの落ち着いた姿からは想像もつかない程、熱と硬さを持った彼の熱塊を、私は純粋に愛おしいと思った。君の事が欲しくて仕方ない、そう言われているように思えた。でも、それは思い込みで終わりはしなかった。


「ディルドで満足してないよね? 僕のはディルドよりも硬くて熱いよ」


頭上でその言葉を受け取ってから、上目遣いで見上げると、妖しい笑みを浮かべる彼が居た。


「ディルド以上の快楽を感じさせてあげる」


背筋がゾクッとする位に低くて色気のある声で言われると、体がふわっと宙に浮くのを感じた。さっきまで高い位置にあった彼の顔が随分近くにある。


近くにある彼の顔を見て、お姫様抱っこされたんだと解った。お姫様抱っこされたまま、私はベッドに連れて行かれた。

唇と密壺を同時に満たされて


ベッドに着いてゆっくり下ろされると、私の上に跨がって、私の唇を彼のそれが塞いだ。


両頬に手を添えられ、舌を入れないままリップ音を立てながら角度を変えて、唇を重ねては、下唇や上唇を啄むだけの口付けを繰り返す。


首に腕を回して、何度もくちづけを受け入れる。唇の感触をちゃんと味わう間もない位の性急なキスを受けながら、唇の僅かな隙間から酸素を取り込もうとした時だった。


「んっ、」


酸素を取り込もうとした僅かな隙間を縫って、熱くてしっとりと濡れた何かが入ってきた。遠慮なしに私の口内に入ってきた舌は、大人しくしていた私の舌を絡め取った。


私の舌先から舌の根元まで、彼は余す事なく舌を這わせてくる。


「んっ、…ふっ、」


彼の舌が私の舌を這い、絡ませられれば、下がりかけていた体温はまた上がり始め、背筋をゾクゾクとした快楽が駆け抜ける。


「はあぁっ、あっ、」


私の頭の中は、もう彼の事で一杯になる。熱いキスに酔う間、指が2本、私の蜜口に触れ、躊躇う事なく侵入してきた。


「んんっ、あっ…」


指が侵入してきた感覚に、新たな快楽を感じて、思わず重ねていた唇を離してしまった。私の蜜壺は、まだ十分過ぎる位に蜜を滴らせていて、彼の指を付け根まで難なく受け入れた。

Gスポットの快感


「痛い?」気遣って聞いてくる彼に、私は答える代わりに首を横に振った。


「じゃあどんな感じ?ココとか」次にそう聞くと、彼は蜜口から近い部分に、力を入れず爪で引っ掻くように触れた。


「あんっ…!」


そこを引っ掻くように触れられれば、口から甘い喘ぎが漏れると同時に、上半身を天井に向かって反らした。


「どう?」


「やっ、そんな意地悪、しないで、」


感じている事を解って欲しくて、私は頬に涙を伝わせたまま、未だ涙が溜まる瞳で彼の顔をじっと見た。


「教えて?」私の願いは叶わず、白々しい笑みを浮かべて聞いてくる。


そして、快楽と恥ずかしさでどうにかなりそうな私を追い詰めるように同じ処を、今度は指の腹で撫でるように触れた。


貴方の全部が欲しい・・・私にそんな貪欲な感情を抱かせるには十分だった。


「気持ちいい…もっと、して…?」恥ずかしさ以上に、快楽の虜になってしまった私は、精一杯の懇願をした。


「よく言えました」


聞きたかった言葉を聞けたようで、ご満悦な笑みを見せた後、私の蜜壺に入っていた指がゆっくり抜かれるのが解った。


「んぁっ、」


彼の指の関節や爪の凹凸のある部分が腟壁に当たり、私の体がまた甘美な刺激で振える。指が抜かれたと同時に、彼も私に近付けていた顔を離して、上半身を起こした。


「望み通りにしてあげる」


彼は、艷っぽい笑みを浮かべ、私の淫らな蜜で濡れた中指と薬指の腹に舌先を這わせた。私に見せ付けるように、指の付け根から先へ、私の淫らな蜜を舌先でゆっくり舐め取っていく。


官能的にも見えるそんな行為に、私はただうっとりした。


「腰を上げて俯せになって」


言われるがまま、亀みたいにのろのろした動きで俯せになって腰を上げ、お尻を突き出す体勢になった。

私は貴方の快楽の虜



普段では恥ずかしいと思う欲望剥き出しなこの体勢も、快楽に従う事しかできない今の私には、快感でしかなかった。


こんな恥ずかしい格好にも快感を感じていると、手が腰に回ってきて、私の体をきっちり固定する。


「っぁ、」


熱と硬さを持ったしっとり濡れた先端が、私の蜜口に宛がわれる。洗面所の時と同じ後ろからの体勢だからか、熱い欲が宛がわれただけなのに、さっきディルドを入れてもらった時と同じ感覚がした。


「あぁっ、」


ディルドを入れてもらった時の快楽と重なってしまい、熱に濡れた小さな喘ぎを唇の隙間から溢した。


熱を持つ亀頭部、ドクドクと脈打つ太い部分が、彼自身の形を覚えさせるように、私の蜜壺にゆっくり侵入する。愛液にまみれた蜜口の肉、腟壁を掠める度、甘美とも言える刺激を生み出す。


甘美な刺激に飲まれないよう、私は布団のシーツをギュッと握り締め、いつ完全に切れてもおかしくない理性を繋いだ。


私の蜜壺は、指を2本受け入れていた事に加え、脚が邪魔にならない後ろからの挿入も助けて、痛みを感じる事なく、熱い欲を受け入れられた。彼は、欲を付け根まで私の蜜壺に埋め込むと、ゆっくり動いた。


「んっ、」


不意に与えられた甘い刺激で崩れそうになる体勢を、腰と脚に力を入れ直して、何とか保った。意図せず指先にも力が入っていて、握っているシーツにくっきりと皺を作る。

続き⇒Vol.5

 

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