ディルドオナニーでレッスン 初めての中イキ【Vol.5】最終話

ディルドオナニーで中イキの練習をしている女性

強弱をつける腰の動きに翻弄されて


切れそうな理性を必死に繋いでいるの様子を面白がっているのか、彼は私の最奥を1回だけ強く突いた。


「やあぁんっ…!」


僅かに残っている理性を奪いそうな程の、強くて淫靡な刺激に、悲鳴にも似た私の艷めいた声が部屋に響いた。


その刺激を皮切りに、動きを少し、また少しと速め、かと思うと徐々に動きを遅めて、動く速さと刺激する強さを絶妙にコントロールしてくる。


「やあっ、…ああっ、…あっ、はあっ」


そんな動きに合わせて、私の口からは短い喘ぎが漏れる。必死に繋いでいる理性が段々と薄れていく。快楽に侵されてきた私の体から力が抜けていき、脚も腰もお腹ももうガクガクと振るえて、体勢が崩れるのも時間の問題だった。


体に段々力が入らなくなって、「ディルドでイカされた時と同じように何かがくる・・・。」体勢が崩れる寸前まで来た時だった。彼の動きが急に止まった。

羞恥心を煽られて得る快感


「あっ、…はあ、」


急に動きが無くなった事で、結局私の体からは力が抜けて、体を布団に沈めて俯せになった。


「やっぱり、顔見せて」


彼は自身を一旦私の中から抜くと、布団に沈む私の体を180度反転させて、仰向けにした。


私と目を合わせると、愛しい物でも見るように私に笑いかけた。


「すごいそそられる、その顔」笑いかけたまま顔を近付けてくると、私の前髪を片掌でそっとかきあげ、露になった額に口付けを落とした。


口付けを落とすと、近付けていた顔を離して、私の脚と脚の間に体を戻した。既に小さくM字の形になっている、私の脚を限界まで左右に開かせ、濃い茂みに隠れている女陰を暴いた。「物欲しそうに動かして。淫靡だね、君のココは」


彼は眼前に晒した女陰を2本の指でつうっとなぞり、意地の悪い笑みを浮かべてそう言った。さっきイカされる寸前で動きを止められ、熱い欲を抜かれて、私の体に中途半端な快楽を残したせいだ。


散々甘美な刺激を植え付けられた私の女陰は、鋭敏になり指先でなぞられる感覚にすら快楽を生み出すようになった。


「もっとちょうだい。貴方の手で私を滅茶苦茶にして。」喪失感で一杯の私の女陰が、心が、彼からの快楽を酷く欲して止まない。


「目離さないで見てて」


私に言い聞かせるように言うと、一度挿入したにも関わらず、未だ限界まで硬さを持った欲を、濃い茂みを割って蜜口に宛がった。


一度目の、形を教え込むようなゆっくりした挿入と違い、肉笠の挿入から、今度は一気に入る部分まで挿入した。


「んああっ、」


半分くらい、彼の欲が外気に触れているのが見えた。


初めて目の当たりにする二人が繋がる光景に、必死に繋いでいた理性がとうとう切れた。理性を無くした中、入りきっていなかった彼氏の欲が全て私の蜜壺に収まった。


「ああうっ、…」

初めての彼との快楽


彼は熱い自身を私の中に収めると、ゆっくり腰を動かした。


「今、君を犯してるのはディルドじゃない」


ゆっくり動いていたかと思うと、今度は入れている欲を、括れた部分が出るくらいまで抜いたり、また中に一気に差し込んだりする。


「僕だ」


独占欲にも似た強い言葉を合図に、動きをいきなり速めた。肌と肌がぶつかる音、私の中で蜜が混ざり合う音、部屋中に響くセックス特有の音に聴覚も犯される。


「ああぁんっ、やっ、また!あぁぁん。もうだめ・・・」


聴覚を犯されながら、最奥や蜜口に近い腟壁を刺激されると、またさっきの、我慢できない何かを出してしまいそうな、イキそうな感覚が私を襲った。


「イキそう?」


答える力が残っていない私は、首を小刻みに縦に振って伝えた。


「じゃあ、僕にお願いして、イカせてって。言えたら、イカせてあげる」


彼は、私の蜜壺の最奥の、1番気持ちの良い処から少しズレた処を熱い先端で刺激する。刺激されている場所は気持ち良いけど、イク程の快楽を得るには足りない。


もどかしい、中途半端な弱い快楽は私にそんな気持ちを抱かせた。


「イカせて、…貴方の硬くて、熱いので、」


イッて貴方と快楽を味わいたい。理性を完全に無くした今の私には、それしか頭になかった。


「上出来だ」


私の言葉に満足した彼は、私の気持ち良い処をずらす事なく、集中的に強く刺激してきた。彼もギリギリまで我慢していたのだろう、激しい動きでそんな様子が伺えた。


今までの弱い快楽も手伝ってか、絶頂はすぐそこまで来ていた。


「あっ、ああんっ、…イっちゃう、おかしくなっちゃうっ…んんっ、」


「一緒に・・・おかしくなろう、」


熱っぽく余裕のない声で言うと、私の太股を掴んでいた手を離し、私の顔の両サイドに肘を着いて、また私の上に被さってきた。手が届く位置に近付いた彼の首に腕を回して、抱き寄せた。


「好きだ」


私の脳に植え付けるように一言だけそう言うと、他事を考える間も与えないと言わんばかりに、彼は自分の唇を私のそれに重ねてきた。重ねた傍から舌が入る、息が止まりそうな程、甘くて濃厚なキスをしてくれた。


残っている力を出し尽くすように、私の最奥を何回も強く突いた。


「んっ、んんっ、」


そんな事をされれば、もう何も考えられなくなって、頭が真っ白になる。頭が真っ白になる中、唯一抜け落ちなかったのは目の前の彼だけ。


「んんんんっ…!」


舌を絡ませ合ったまま、彼の熱い迸りの感覚を最後に、私は意思に反して意識と記憶を手放した。






「ゴメン、ずっと嘘ついてて」


「そんな謝らなくていいよ」


セックスを終えて、彼とお風呂に入った私は、後ろから私を抱き込む彼に顔だけ向けて言った。


「でも、これからは話して」


「うん」


「今度は一緒に新しいオモチャ買いに行こう。」


彼とこんな会話をすると、通信販売で隠れてオモチャを買っていた自分が何だかバカバカしくなった。


何だ、最初から言えば良かったんだ。


独占欲にも似た彼の言葉は、私をそんな清々しい気持ちにさせた。


彼の誘いに、私の答えは決まっていた。「うん、行こう」


そして、その後も繰り返し私は、彼の熱いモノで貫かれてイった。

 

 

 

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