男のオナニーのオーガズムって射精?
自慰行為におけるオーガズム、女性はクリイキ・中イキ・乳首など様々なものがあるようです。
男のオナニーは気持ちよく射精しておしまい・・そんな単純なイメージしかありません。でもオーガズムって、ひょっとしたら色々あるのでは?
射精だけがオーガズムというなら、男は行き着くところがいつも一つです。そう考えた時、人によってオーガズム・・つまりゴールは多種多様なものがあるのかも知れません。
男のオーガズムを、少し深く考えてみたいと思います。
男のオーガズム
どうも。哲也です。
男にとって、セックスやオナニーの醍醐味は射精。射精しなければ、どんなに気持ちがよくとも、不完全燃焼。射精の具合によっても、気持ち良さは大きく違いが出ます。
▼男が射精するときってどんな感覚?
オーガズムを簡単に説明すると、「性的快楽の極致であり、その絶頂にいたる身体的・心理的な現象」です。蓄積した性的興奮が極限に至り、その緊張状態が解放された時の状態を表している、という事ですね。
それまでの快感よりも更に強い快感が骨盤周りの筋肉が痙攣を伴い、そしてその緊張が和らぎ解放される。
ウィキペディアにはこうも書かれています。「また一面では、喜びを感じ、ゆだねるという心理的な経験であり、その時、心はもっぱら自分の個人的な体験だけに向けられているものである。」
つまりオーガズムを男のオナニーで説明すると、ペニスを触り快楽と喜びを得る状態に、心理的に自分の世界に没頭する事です。
単純にオナニーで射精することもそうであり、その世界の極限に没頭することもまた、オーガズムというワケですね。自慰行為は、その気持ち良さを感じるためにより自分の世界に入り込みますから、射精による快楽も当然増します。
そう考えると、それはSEXも同じ事で二人の世界に入り込み快楽を得て、その極限でオーガズムに至る。男は射精するという事が性的快楽の極致となります。
その結論としては、どうしても「男のオーガズムは射精」となってしまいますね。
男がオナニーでオーガズムに至るまで
オナニーのきっかけは様々あり、勃起させてから・勃起してから、ペニスを触り始める。上下に擦るように触り続けていると、徐々にその気持ちよさに耽り自分の世界へと入っていきます。
いくら気持ちいいからといって、周りに気が散るようだとなかなか射精に至るほどの快楽は得にくいものです。
そのまま刺激を与え続けていると、やがてペニスの奥の方に集まってくるような、込み上げてくるような感じがしてきます。そうなると「イキそう・・」な状態になり、更に自然と刺激は強くなるように手の動きが早くなってくる。
そして、その集まってきた感覚がペニスの先までジワジワとやってきます。この時が「もう出そう・・」という状態。
ペニスの先までジワジワ感覚が出たら、後は身体に任せて込み上げてきたものを脈打つように射精します。精液が勢いよく尿道を通り放出される、その感覚こそが性的快楽の極致。
こうして男のオナニーによるオーガズムは完成します。
ちなみに射精コントロールする場合はこの時に、括約筋を「ギュッ!」と締めます。それと同時に心理的に興奮状態を抑えて「イキそう」な状態の前に、強制的に引き戻します。男としては結構キツい作業です。
精神的状態に変化をもたせるため体位を変えたり、いったんペニスを引き抜きクンニする場合もあります。
オーガズムにより射精する事は達成感?
オーガズムに達し射精すると、興奮状態は一気に冷め平常に戻ります。『賢者タイム』と言われるものです。男のオーガズムはあっさりしたもので、射精した後はすぐ行動に移れる程一瞬のもの。
山登りに例えると、わかりやすいかも知れません。一人で頂上に登る事がオナニーによるオーガズムです。
何かのきっかけで山に登りたいという衝動に駆られたとします。その時の目的は「頂上に登る!」その一点。その頂き目指して、一心不乱に頂上のみを見据え時間をかけて登ろうとします。
- 「後少しで着きそうだ」
- 「もう着きそうだ」
などと感じながら一気に頂上に辿り着きます。目的はこれのみですから。
「やった!頂上だ!」と大興奮!それは、頂上に辿り着いた達成感にもあります。目指していたものに辿り着いた達成感。そして頂上に着くわけではなく、そこに至るまでの行動・期待感・幸福の想像により、その達成感は更に増します。
SEXだけではなくオナニーでも、その興奮を増す事による達成感がオーガズムという結果を生んでいるのですね。そして、目的を果たした後はその余韻に浸ること無く高速エレベーターにでも乗ったかのように一瞬で地上に戻る・・と。
どんな行動をして、どれだけその頂上に期待し、どのくらいその幸福な感じの想像を掻き立てたか?
いい女を見つけ抱きたいと考える。あれこれと気を惹く努力を駆使して、デートにこぎつける。どうやってホテルへ誘うか、それまでにドキドキハラハラ期待感を感じながら、やっと願いが果たせゴールにたどり着く。
女性にとってはスタート地点でも、男にとってはゴールというワケです。
▼男はゴール・女はスタート?セックス地点の違い
これが紛れもない現実。男の思考です。
しかし、極端に興奮状態が重なる事でオーガズムにより一気に解放されると、男でも一瞬放心しその余韻が続く場合もあります。本当に好きな女性だったり、高嶺の花を手に入れたような状態でしょうか。
当然、私は普通のオナニーの場合ではほぼありません。オナニーは特に射精する事が目的になりますから、余韻はあまり必要としないんですね。
ちょっと違ったオーガズム?
ここまで男のオーガズムについて説明すると、射精がオーガズムとして辿り着く現象だと思うかも知れません。
でも、一つ別な見方をします。射精出来ない男性にオーガズムは無いのか・・?全ての男性が、勃起し射精する訳ではありません。様々な事情により射精に至れない人もいます。
射精や射精感がオーガズムだとしたなら、その方々はオーガズムを得られない事になってしまいます。
ところが、前に読んだ本にこんな事が書かれていました。
しかし、エッチな映像を見るとオナニーする男性と同じように、性的興奮はします。ペニスは勃起しませんのでどうするのかと言うと、自分の顔をゆっくりまるでペニスを触るようにするのだそうです。
顔が赤く火照るほど触ると、何らかの満足感を得ている・・。
これは、あくまでも見ていた人の客観的な見方ではありますが、これはあるかも知れません。全ての方がそうとは言えなくとも、この方にとってそれは、前記でした。
「喜びを感じ、ゆだねるという心理的な経験であり、その時、心はもっぱら自分の個人的な体験だけに向けられているものである。」に当たるのでは?と。
その絶頂が個人により変わるのであれば、オーガズムはひょっとすると必ず「射精」ではないのかも知れません。
山登りの話に戻りますが人により「射精」という頂きがあり、「何らかの満足感」というまた違う頂きがあっても不思議ではないのです。
▼男にはなぜマスターベーションが必要?
オナニーによるドライオーガズム
男にとって、現状で得られる性的快楽の絶頂は何か?という問いがあるなら、それは「射精」となります。しかし、世の中には更にすごいドライオーガズムというものがあります。
ドライオーガズムとは一言で言えば、射精しないでオーガズムを得る方法の事です。前立腺を刺激する事により、「射精しそう・・」という感覚を残したまま、射精せずにオーガズムを得るテクニックです。
またポリネシアンセックスで、ドライオーガズムを感じることができるのだとか。
▼愛を育むポリネシアン・セックス
ある意味、前述した「顔を撫で恍惚感を感じる男性」と同じでしょうか。肉体的ではなく、精神的な射精でのオーガズムと言えるかも知れません。
単純に射精するより、何度もオーガズムを得られる様ですが多少練習が必要になります。と同時に、これに慣れてしまうと通常のSEXでは満足出来なくなる弊害もあるそうです。
男のオーガズムは「射精」が性的快楽の極致ではあるものの、そこに至る結果によりまた違うオーガズムはあるようですね。
私は、いくら射精ができてもドライオーガズムの経験がありません。精神的に未熟だということでしょうか。男のオーガズムも、本当に奥が深いものです。
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