オナニーでも賢者タイムはあるの?どんな気持ち?
射精した後に訪れる賢者タイムという、男が体験する摩訶不思議な時間。性行為後に訪れる賢者タイムですが、男はオナニーした後にもあるのでしょうか?
多くの場合、どんなに興奮した男でもなぜかセックス後に妙な落ち着きを放つような瞬間があります。
人によってはその落差があまりに大きすぎて、エロさのギャップを感じる事も・・。
おそらく、女性にとっては意味がわからないでしょう。賢者タイムについてわかりやすく解説します。
賢者タイムって一体何?
どうも。哲也です。
賢者タイムとは何か?まずは辞書で調べてみると、以下のように記されています。
欲求が満たされ、それまでの熱狂的な興奮が冷め、脱力し、冷静になり、自分はどうしてあれほど激しく興奮していたのかと省察するにいたる状態などを指す表現。
賢者タイムは「性交後憂鬱」ともいう、性欲が満たされた後に起こる心理的な状態を指します。
- 「射精したい!」そんな欲求に押され、その性衝動は性行動となって興奮はピークを迎える
- そして男は射精後、興奮が冷め、脱力し、冷静に・・そして自分を考察する
つまり、目の前にあるものを一心不乱に追いかける状態から、ふっと冷静になり客観的に自分を見る形へと変化するのです。
食べ放題のバイキングに行くような感じにも似ています。
「あれもこれも、全部おいしそう!」なんて食べ進めておなかいっぱいになると、「もう、いらない・・」となり、意識は食べ物から満たされた自分へ変化します。
賢者タイムとは、「欲求」から解放されて穏やかに自分自身を分析できる、「精神的余裕」の状態とも言えるわけですね。
オナニーでも賢者タイムはある。その後訪れる空虚感
性欲が満たされ(射精する)、それまでの興奮が冷める事を賢者タイムとするなら、オナニーでも当然あります。
オナニーは自身の欲求からくるもので、その欲求を自分で解放する・・。
そして辞書の説明にあるように、男は賢者タイムに入ると興奮がおさまり冷静になるにつれ、自分自身を見つめます。
「とりあえず抜いとくか」的なものであれば、賢者タイムは次の行動へ移るきっかけとなるでしょう。
その場合は、自分のオナニーについて考える事は何もありません。
欲求がたまり、衝動的にオナニーしたあとは次の行動がありませんので、自分自身を振り返ってしまうのです。
オナニー後の賢者タイムはどのような気持ちになるか?以下のような心理状況が起こると思われます。
- 俺何してるんだ?
- なんであんなに興奮を・・
- スッキリした、さてと・・
- そろそろ寝るか
- (無心)
夜オナニーする男は特に、満たされた次の行動は「寝る」です。
これ以上、性的なものに興味が半減しますからエッチな事への執着心もなくなり、寝てしまうわけですね。
恐らく男の大半はそうだと思いますが、オナニー中にエロ動画・DVDを見ていたとします。
「抜き処」はそれぞれ好みがあり、オナニーが終わると大抵の場合そこで映像を止めるものです。
私も、昔はよく友人の家に行って部屋にあるビデオを再生すると、真っ最中のAVが流れたりしました。
その度に「ここで抜いたのか?」なんて、からかったりしたものです。
射精した途端、賢者タイムに入り性的な興味が薄れ映像が途中でも止めてしまう。「とりあえず最後まで見るか・・」とは、なかなかならないものです。
見たとしても「この人たち何してるんだ?」と、若干冷めた傍観者に変わってしまう。
賢者タイムとは、それほど心理に影響を与えます。
賢者タイムを迎え自分を客観視したとき、物足りないような情けないような・・急に「一人」の自分に気付いてしまいます。その気付きは、埋められない穴が空くような感覚に変わっていく。これが、空虚感でありオナニー後に感じる「虚しい」気持ちです。
▼オナニーやセックスで空虚感を感じる男
賢者タイムは単に冷静になるだけでなく、自分を客観視した結果また別の感覚を生んでしまうものなのです。
オナニーに賢者タイムはあるものの、結論として行き着くものは「寝る」「気持ちの切り替え」「空虚感」などが待っています。
この辺りは相手のいるセックスとは違う部分ですね。
セックスでは興奮が冷め賢者タイムに入る事で、「虚しさ」ではなく静かな「愛情」に変わるものです。
一人の世界に浸ってしまい女性に冷たくなる、なんて男も多々いるようですが・・。
なぜオナニーには賢者タイムがあるのか
賢者タイムを医学的に語ると、それは体内で生成されるホルモン「プロラクチン」の影響によるようです。
プロラクチンは成長期・授乳期にも分泌され、男にだけではなく女性にも分泌されます。
このホルモンは熱中や興奮を抑える働きがあり、賢者タイムは射精時にプロラクチンを大量に分泌されるため起きる現象なのだとか。
女性も授乳時に性欲を失いセックスを煩わしく思う時期があるようで、この場合もプロラクチンが関係しています。
セックスでもオナニーでも射精した瞬間のホルモン分泌で、必ず賢者タイムを迎える。そして、我に返り冷静にモノを見ることができて、時として虚しさを覚えます。
賢者タイムでも、好きな女とのセックスはちょっぴりイチャイチャしたりしますが、オナニーは一人ですから余計に虚しい…。
つまりオナニーの方が賢者タイムの度合いが強くなり、結果様々な気持ちを呼び込みます。
そしてそれはハッピーなものではなく、興奮は空虚感や物事の区切りなどに置き換えられるわけです。
賢者タイムがない男?
ここまで賢者タイムについてあれこれ書くと、「賢者タイムは男にあって当然のもの」と思いませんか?ですが実は、賢者タイムのない男もいるのです。
稀に見ますが、何度射精しても性欲のおさまらないタイプの男です。
もちろんそれにも限界はありますが、一度射精したくらいでは興奮おさまらず、さらに勃起は増し求める男は確かにいる。
「絶倫」と言われるものです。何度射精しても抜かずに挿入し続ける、そんな性欲旺盛の男は稀にいます。
そんな男の話を聞くと面白いもので、賢者タイムがない代わりに違う欲求に変わるそうです。
例えば、「なにか食べに行くか」「買い物に行きたいな」「カラオケにでも」「飲みに行くか」など、気持ちが切り替わるようですね。
そこに自分の客観視はなく、自身の欲求が変化します。
もちろん、あそこは萎えているわけではなくギンギンに勃起したままなんだとか・・。
これまで、そんな話を二人の男から聞いた事があります。共通しているのは、とにかく勢力的で元気一杯!ほとんど寝なくても平気という感じです。
絶倫とまではいきませんが、私も猿になっていた若かりし頃もありました。
現在賢者タイムがある私としては、うらやましい限り。でも数年前、興味本位で飲む必要のないバイアグラを飲んで、賢者タイムなしに抜かずの3発をした事がありました。
むろんその後、賢者タイムはありました…。
3回もしたのですから、当然爆睡。後戯もクソもありません。男は、賢者タイムとは逃れられないようですね。
▼男の賢者タイムって?
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