【セックスの平均挿入時間は何分?】500人の男性調査結果は?
パートナーとのセックスに不服を感じているのは、決してセックスのやり方だけではありません。挿入時間もそのうちの一つ。
ただしどれだけの挿入時間を求めているかは、個人差があります。週刊ポストの3000人への調査では、挿入時間の希望は『6~10分』がもっとも多くなっています。
では、実際に人のセックスの平均挿入時間はどれくらいなのでしょうか。
挿入時間は何分?
セックスの時の挿入時間はどれくらい?
管理人紗江は、そう聞かれて即答できる女性がすごいと感じています。また希望挿入時間も同様、自分がどれくらいの間セックスをしているのか時間の感覚はありません。
考える余裕がないのですね。ですから、自分が何分の時間があれば満足するのかがわかりません。
ただし時間に制約がありホテルへ入ってすぐに始た時は「そういえば今何時?」と入室時間を見ると、1時間〜1時間半経過しています。そのうちの挿入時間…10分〜20分といったところでしょうか。
正確に計っていないのでなんともいえませんが…。思いもよらぬタイミングでイってしまう時もあれば、もう「だめだから早くイって。」とお願いする時も。おそらく5分の時もあれば、20分の時もあるでしょう。
友人含め数人の女性に聞いたところ「平均10分程度かな」という回答が返ってきました。
紗江の場合も平均すると、10分くらいになるのでしょうか。しかし、平均挿入時間を調査した結果が出ています。
500人の男性の平均挿入時間は?
オランダ、ライエンブルグのハガ病院と、ユトレヒト大学薬学研究所が共同で、500人の男性の挿入時間を調査しました。その結果が以下のようになっています。
オランダ・イギリス・スペイン・トルコ・アメリカの18歳以上500人男性
- もっとも短い挿入時間は、33秒
- もっとも長かった挿入時間は、44分
33秒となれば、れっきとした早漏となりますね。下手すれば、3ピストンで射精する男性もいるのだとか。
44分の挿入時間が長いと思うのかどうかはわかりませんが、性交痛を感じる女性にとっては長すぎて嫌になりそうです。紗江は絶対無理かなと感じました。遅漏と言えるでしょう。
そしてこの500人の男性の平均挿入時間は、5分4秒。
年齢によっても差が出ています。
- 18〜30歳、6分5秒
- 51歳以上、4分3秒
やはり50歳以上になると、体力が持たないのでしょう。
日本の約350年前の『秘事作法』では、張り型を使ったオナニーで1500回のピストンをアクメのマニュアルとしています。
平均挿入時間が5分なら、1分180回と仮定し900回のピストン…と思っていましたが、再度指でシュミレーションしてみるともっと少ないであろうと判明しました。ちょっと早すぎたのかも。
休みなくピストンして、1分120回。5分で600回。奥へ入れ静止したり体位変換も含めると、3分の1ほどに減るでしょうか。
ニューヨークのゲイル・サルツ教授は「女性がアクメに達するまでに平均で20分間の刺激と興奮が必要」と述べています。女性が満足しなくても当然かもしれません。
男女の挿入時間の感じ方の違い
この平均時間を見て、どうお感じになられたでしょうか。紗江的には、少し短いと感じました。平均時間が短いと感じた女性は、実はそれだけ欲深いということになります。
男性がセックスに求めているのは、射精の瞬間です。
挿入は射精するためのただのプロセスであり、女性ほどの快感は得られません。もちろん挿入している間も感じると言いますし、「すぐイクのはもったいない」という気持ちもあるでしょう。
しかし男性が挿入時間を長く頑張ろうと思うのは、女性のためでもあります。
紗江の彼も「もうイキそう…」と言ってからも、かなり長い時間頑張ってくれます。「もうイってもいい?」と聞く事もしばしばあります。
中イキできない女性が多い上、短い時間ではオーガズムが得られないため、長い時間挿入していて欲しいと感じるのは当然ですね。男女の挿入に対する考え方は、ズレが生じていると言えるでしょう。
出そうな状態を我慢するのは、辛いもの。トイレを我慢するのを想像すれば、よくわかりますね。
海外の500人男性のセックスの平均挿入時間が、5分程度だとわかったわけですが、そもそもセックスは平均を基準にするような行為ではありません。
前戯に何分・挿入が何分・後戯は何分、と平均に合わせる必要はありませんね。
他人がどうであれ、時と場合に応じて考えていきたいものですね。「この間は挿入時間が短かかったから、今日は頑張ってほしいな。」のような感じです。
紗江も前戯もなしに挿入されて不服を訴え「次はちゃんと頑張る。」と言われる時も多々あります。そうかと思えば、我慢できずにさっさと自分から挿入することも…。
そのようなコミュニケーションを取りながら、お互い交互に満足するようなセックスをしたいものですね。
平均挿入時間より短い男性
国際性機能学会での早漏の定義は、以下のようになっています。
常に、またはほぼ常に挿入前または挿入後1分以内に射精することを特徴とする男性の性機能不全。膣挿入で射精を遅らせることができないこと。さらに苦痛、煩わしさ、欲求不満および/または性的親密さの回避のような負の影響をもたらす
女性にとっては挿入して1分など、ほぼ生殺しにされている状態です。実際には数秒にしか感じないでしょう。イキそうになっても平均挿入時間くらい調整ができない男性は、きちんとした治療が必要でしょう。
長く頑張らなければいけないというプレッシャーは、心因性EDを引き起こしてしまう原因でもあります。
ちなみに、男性更年期・起立性調節障害や女性の悩みに対応している(眼科いしくらクリニック)の石蔵文信医師は、短い挿入時間に対し悩みを持てるのは『平和』だからと語っています。
外敵から身を守る必要がなくなった平和な世の中。ゆっくり安心してセックスできる状態でないと、快感を感じている暇も挿入時間に不満を感じている暇もありません。
美味しいものを求めるのも、気持ちいい寝具を求めるのも同様。人間は、それだけ贅沢になっているという表れです。
ちなみに石蔵文信医師は、夫の言動がストレスとなって不調が生じる妻の状態を『夫源病』と名付けて話題にもなっています。
男性も女性も悩みは尽きません。
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