男の低い声に欲情する女
あなたにとっての【いい声】とはどんな声でしょうか?低い声?高い声?
男性が女の喘ぎ声で欲情するように、女も男の声を聞いて欲情する場合があります。可愛い声が好き・ハスキーな声が好き、個人差がありますが、声はダイレクトに脳へと影響を与えています。
昔事故を起こした時、自動車保険の担当の男性が、ものすごく管理人紗江の好みの低い声をしていました。当然、期待は膨らみます。どんなダンディな男なのだろう?そう想像していましたが、会ってみるとセクシーとは程遠いただのおじさんでした。
その低い声から容姿を想像し期待が膨らんだのは、ある意味欲情したという見方ができます。
低い声の男はセックスする機会が多い?
アメリカハーバード大学の研究チームによる、タンザニアの原住民族の調査結果が報告されています。
「声が低い男性のほうが、高い声の男性に比べて作った子供の数が多い」
この調査結果から、声の低い男性の方が女性を惹き付ける傾向がある事がわかります。それくらい男の低い声には女を欲情させ、惹き付ける力を持っています。
異性に惹かれるのは、自分にはない部分ですね。男が丸みのあるカラダに魅力を感じるのも、女が逞しい筋肉を好むのも、異性を惹きつけるために備えられた本能です。そして、声もその一つ。
男性は、第二次性徴期に声変わりをします。性ホルモンが盛んになり、精通が始まる頃です。
そして、年齢を重ねるごとに男性は声が低くなります。それは声帯が衰えてくる老化現象でもあります。しかしその逆に、女性を惹きつける若々しさが減少するから、魅力を醸し出すために備えられた現象であるとも言えます。
では、男の低い声の何が女を惹き付けるのでしょうか?
男の低い声の真相
声の低さと男性ホルモンの関係性
個人差がありますが上述しましたように、男の声が低くなるのは、思春期の間に起こる第2次性徴によるものです。第2次性徴で声帯が急激に厚く長くなり、喉仏が出てきて、声が低くなります。
この声が低くなる現象を起こすのがテストステロンと言われる、男性ホルモンです。
声の高さは声帯の振動数、厚みで決まります。声帯が厚いと振動数が低くなり、声が低くなります。故に、テストステロンが多く出ると声帯が厚くなって振動数が低くなるので、低い声が出ます。
テストステロンが多い男は、低い声だけでなく逞しい体つきや男らしい思考をつくるとされています。
声が低くなるのは何故か?
男の声が低い理由は、約500万年前の人間が狩猟していた生活の時代へ遡ります。
男が喘ぎ声を出さない理由でも紹介しましたが、古代から男は外で狩りをし、女は家を守るとされています。
低い声は、男が狩りをするために有利なようにできています。例えば、閉め切った部屋で音楽を流すと、外からどう聞こえるでしょうか?アーティストの声だったり、高いメロディー部分は聞こえなくても、1番低いベースの重低音は振動として響きますね。
男の声が低いのは、それと同じ原理です。組織で狩りをする男は、遠くから声で合図をする必要がありました。それには、距離があっても障害物があっても、声が聞こえる必要があったのです。
男の声は低くなっているのは、生き抜くために備わった本能とも言えるのです。
その他にも、敵から身を守ったりするために、威嚇する必要もありました。環境だったり個人差もありますが、男性ホルモンであるテストステロンが多いほど、低い声が出るというわけです。
男の低い声に欲情する理由
女は耳で恋をする!
女は右脳と左脳を繋ぐ脳梁が太いため、一度に多くの情報を処理しては記憶する事ができます。脳梁が太いと、左脳と右脳の情報交換を即座に行えます。
夫や彼氏の些細な変化で、浮気を見抜く力・いわゆる勘が働くのはそのためです。一見何も変わったことがないように見えても、声の出し方・微妙な表情の違いなど、意識していない部分で過去の記憶と照らし合わせているから、見抜けるのです。
『あの時「あれ?」と違和感を感じたのは、これだったんだ!』という経験はないでしょうか。
そして、言語的な記憶を司る左脳の神経細胞が多いとも言われています。そのため、「声」「会話」「言葉」と言った耳から入る情報にとても敏感です。
その上、左脳と右脳の間で常に大量の情報を行き交わせて処理をするため、感情も揺さぶられやすくなります。喧嘩をすると、女が感情的になるのはそのせいです。さらに、過去の記憶を引っ張り出してきて、あれもこれもと喧嘩の内容を広げてしまう傾向にありますね。
自在に声を操る歌手や声優さんに興味を持つのも、女の子の方が多いように感じます。そして低い声の男は紳士的でセクシーだ、上品だと女に良い印象を与えますね。聴覚で記憶した声で、本能的にテストステロンの多さを敏感に感じ取って、女は欲情しているのでしょう。
セックスの最中、甲高い声で喘がれるとどうでしょう。低い声で静かに囁かれる方がムードも出る上、声は子宮へ響きます。つまり欲情を駆り立てられるのです。
ミステリアスな低い声の安心感が欲情させる
当サイト官能小説の著者・北村沙織がこう語っています。
私は、気に入ってもらえないのなら無理して高い声を出す事もしなければ、元気に話す事もしません。なので、キャバクラが好きで慣れてる人には嫌われます。声が低いと、感情の起伏が非常に読み取りにくいのです。そのため、”何を考えてるか解らない”とも言われています。
しかし、逆に初めて来店した人や飲み慣れていない人には割と好かれます。”緊張してたから安心する”とも言われます。あるお客さまや店の人に言われて振り返った話なので、全部が全部そうだとは言えませんが、そんな傾向にあるようです。
オナニー用官能小説
沙織ほどではありませんが、管理人紗江も声が低く、若い頃はコンプレックスでもありました。でも沙織と同じく、安心すると言われます。
日常生活で、無意識に声が低くなっているでしょう。それはなぜか?リラックスしているためですね。自分自身がリラックスしていると、相手もリラックスします。ですが、自分自身がよく見せようと声を高くしている状態は緊張しているということ。相手さえも緊張させてしまいますね。
プレゼンテーションや面接などでも、よそ行きの可愛いらしい声を出すよりは、低い声でハキハキ話す方が安心感・信頼感を得られるのです。
声が高いと感情の起伏が激しいので、元気にはなれますが、人に安心感や安定感を与えられません。無理に可愛い声を出そうとすると、耳障りなだけの声になる事もあります。キャンキャンと吠える犬の鳴き声よりも、クゥンと鳴く低めの声の方がなんとも言えない愛おしさを感じますね。人間も同様です。
女は、男に安心や安定を常に求めています。セックスに求めているのも、安心感。ですから男の低い声に欲情するのですね。
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