不感症の原因っていったい何!?調べ方・セルフチェックリスト
セックスで感じない不感症。多くの場合が不感症だと考えてしまうだけで「不感症ではない」と考えられます。
しかし今まで感じていたのに、全く感じられなくなったとなれば話は別。どうして感じなくなってしまったのか…。
不感症の原因や調べ方・セルフチェックはどのようにすればいいのでしょうか。
不感症の種類
イースト駅前クリニックによると、不感症は3つに分類されるとなっています。
- 性嫌悪症
- 性興奮障害
- オーガズム障害
性嫌悪症
性嫌悪症は、性に対して嫌悪感がありセックスを受け入れられない状態です。
全ての男性に対してはもちろん、特定の相手に対して出る場合もあり当然快感は感じません。
不感症に分類される『性嫌悪症』は、考えればごく当然です。嫌悪感があれば、セックスで感じなくても当たり前です。
性興奮障害
パートナーと性的な接触をしても性的興奮が得られない場合、『性興奮障害』かもしれません。
オナニーやAVを見て高揚する気持ちはあるものの、性感帯へ刺激を与えても感じない・痛みだけしか感じない場合もあります。
性興奮障害は『性欲減退障害』と同じで、若い女性であっても性欲がなくなってしまう場合も多いと言われています。
オーガズム障害
『イク』と表現するオーガズム。男性の射精と同じです。
オーガズ障害は、3つに分けられています。
- 原発性オーガズム障害:オーガズムを感じたことがない
- 二次性オーガズム障害:感じられなくなった
- 状況性オーガズム障害:相手や時と場合による
原発性オーガズム障害は、不感症とは言えないケースが多いでしょう。
『オーガズムは感じるもの』とされていますが、生殖的には女性は男性とは違って『イク』必要はありません。
オーガズムがあるから妊娠しないわけではないからです。
とはいえ人間は快楽を求める生き物なので、求めるがゆえに悩みを引き起こす…悩みごと全ての根本ですね。
不感症の原因っていったい何!?
不感症の原因は、身体的・精神的原因があります。
不感症の身体的な原因
不感症の身体の原因は、さまざま。以下のようなものが不感症の原因になると言われています。
- 冷え性
- 睡眠不足や生活習慣の乱れ
- 体調不良
- 生理不順や閉経
- ホルモンバランスの乱れ
- 病気
- 薬の副作用
身体の冷えは、感度を鈍らせます。冷えは血流を悪化させますね。血流の悪化は濡れない原因にもなっており、男性のEDの原因でもあります。
また生理不順はもちろん、生活習慣の乱れは身体の不調を引き起こします。加齢や閉経によるホルモンバランスの乱れ・膣萎縮もその一つ。
子宮内膜症や卵巣の摘出によって、性欲が低下し不感症になるとも言われています。
不感症の原因になる抗うつ剤もあるようです。感じるためには、身体の健康がもっとも重要なのです。
病気の場合・薬を服用している場合などは、早めにレディースクリニックで診察してもらった方がいいでしょう。不感症で悩んでいても、らちがあきません。
不感症の精神的な原因
不感症は性や男性に対する嫌悪感やパートナーへの嫌悪感など、精神的要因がもっとも多いと言えるでしょう。
男性の身勝手なセックスで感じた痛みや不快感・心因的トラウマも関係しています。パートナーに対して不信感を抱くだけでも、精神的に受け入れられなくなってしまいます。
精神的に受け入れられないとなれば、当然身体も受け入れられない。相乗作用の悪影響が現れてしまいます。
何らかの精神的な要因が絡めば、自律神経が乱れホルモンバランスも崩れますね。また身体的な原因で『濡れない』とすれば、精神的要因にもなりセックスをしたくなくなってしまうでしょう。
出産を期に不感症になった場合など、身体と精神的どちらの要因も当てはまります。
不感症の何が原因とは、一言では言えないのですね。
不感症のチェックリスト
こちらで言いましたように、不感症の基準や境目はありません。
ですから不感症のセルフチェックは、厳密な方法はありません。
しかしパートナーに対して少しでも嫌悪感のある場合、性嫌悪症のセルフチェックをしてみてはいかがでしょうか。
性嫌悪症は病院で治療もしてもらえますし、急に不感症になってしまったと思う方は相談してみましょう。
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