セックスの体位48手【1】卅九.きぬた
セックスの体位48手【1】卅九.きぬた
この48手『きぬた』の体位は、イラストをご覧になるとわかる通り、通常では使うことのない体位ですね。AVでは、見たことがあるでしょう。
『砧(きぬた)』とは、まだアイロンのない時代、洗濯した生乾きの布を台にのせ、棒や槌でたたいて柔らかくしたり、皺をのばすための道具として使われていたものの名称です。
古代から伝承され、当時は夜になるとあちこちの家で砧の音がしたそうです。
『強く打ち付ける』ということから、このきぬたという体位の名前がついたのですね。
- 仰向けになった女性が腰から下を持ち上げ、L字のようになる。
- 反対方向を向いた(男性のお尻が女性の顔の方を向いてます)男性がそのまま上から挿入する。
廓つなぎもそうでしたが、急にこんな体位を取らされた女性は、ただただ驚くばかりでしょう。
だって愛情の欠片も感じません。
この体位で射精すると妊娠しやすいと言われていますが、本当なんでしょうか。
『夢枕艶房秘書』にはこう書かれています。
「今夜は一ツこんなやり方ではめてみようじゃないか。」
「そんなこといつて本当にこんなこと出来ますの・・・」
「出来るともさ。」
「そうですか。」
「ぢやあ、こういう風にして御覧よ。」
と云つたような具合で、興味と面白味とが手伝つて、一寸やつて見ようといふ形です。
『きぬた』の体位があたる場所は、ポルチオ・裏Gスポットです。
男性は、女性の上に座り込みバウンドする動きで責めることになります。「ほら!どうだ!」とキツく責め立てたい方には良いかも知れません。
きぬたの男女のメリット
『きぬた』は、男女ともに征服している・されている喜びを感じられます。
- 女性を組み敷き服従させているという征服感
- 恥ずかしい格好をさせられ、征服されている感覚
男性は、かなり精神的な優越感を感じれるでしょう。
またいつもとは違う場所に不思議な感覚を味わうことができ、新しい性感帯の開発ができる可能性も秘めています。
自らが腰を曲げ、高々とあそこを持ち上げると、羞恥心をより刺激するかもしれません。
きぬたの男女のデメリット
かげろう同様、男性器が下方向に曲げられる状態になるので、ペニスに痛みを感じる場合があるかも知れません。
そしてこの『きぬた』の体位は、しっかり支える足腰の筋力が必要です。
まるで、屈伸運動そのものでかなりハードな筋トレ並み。
ご想像のとおり男性の腰への負担はかなりのものです。
女性の場合も同じです。男性のバウンドによるピストンが、腰に負担をかけるので注意が必要です。
お互いにこのままぎっくり腰・・なんてことは避けたいものですね。中年以降の男女は、あまり取らない方がいい体位でしょう。
はっきり言って、この『きぬた』の体位はデメリットの塊です。
- お互いにぬくもりや愛情が感じられない
- クリトリスやGスポットへの刺激は期待できない
- 足をぎゅっと固定しておかなくてはいけないから、快感に集中できない
- 男性が上半身をかがめて差し込む程、子宮口に当たり痛みが生じる場合がある
まさか好きな相手にこのような責め方をしたいとは考えないでしょう。
この体位を使うという男性がいるとすれば、よほどの体位マニアか・遊びのオンナとしてしか見られていない可能性もあるのではないでしょうか?
仲が良くオープンにSEXのことを話し合えるようなカップルの場合は「どんなか一回やってみる?」と、遊び半分で行ってみるのもいいかも知れませんね。
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