セックスの48手【2】恋のむつごと四十八手:其の42.壁立合(かべたちあひ)
ようやく互いに忍び会っても、するべき場所がなければ、こうするのがよくあることだ。
壁立合(かべたちあひ)は、「もたれかけ」とか「もたれこみ」とも言われている体位です。
愛し合っている二人がようやく会えても、する場所がないという状況。互いの家は家族の反対があるのでしょうか。今で言うラブホテルのようなものは、この近辺になかったのでしょうか。あっても値段が高くて若い二人には手が出なかったのかもしれません。人目を忍ぶ恋ならなおさらですね。
やっとの思いで会えたこの時に互いの情熱が盛り上がれば、壁に体をもたせかけてやってしまう。当時はこんなことがよくあったようです。
管理人紗江も、ホテルへ行けなかった若かりし頃、とある倉庫内で、向かい合った立位でセックスした経験があります。多くがバックですが、好きな人と密着しての体位もいいものです。
『壁立合(かべたちあひ)』は、セックス48手の『立鼎(たちかなえ)』と同じですが、言葉1つでかなり印象が変わるものですね。
女性は、ほとんど受け身になり、男性は腰をしゃくりあげるように動かなければいけないので、少し難易度のあるセックスになります。
経験が浅かったりペニスの短い男性には不向き。膣が下付きの女性の場合も、やりにくい体位です。ただ、よほどうまくしないと浅い挿入になるため、ポルチオへの強い刺激が苦手な女性にとっては好都合かも。
いつもバックで攻められて苦痛を感じている女性で、この体位で和らぐなら「この体位が1番気持ちいい!」と大げさに喘いでみましょう。男性は、反応がいいほど同じ体位をしたいと思う生き物です。
この体位から、男性が女性を持ち上げれば、やぐら立ち(駅弁ファック)になります。壁に背中を預けると、多少重みが低下し、やりやすくなりますね。
AVはもちろん、映画のちょっとしたラブシーンでよくありますよね。部屋に入った途端、荒々しく抱き合うカップル。キスしながら壁に押し付け、待ちきれんとばかりに挿入…そう考えると、ロマンティックな体位ですね。
勢いに任せ、ゴムなしセックスしないようにしてくださいね。また、今でも、夜中の公園でエッチするカップルもいますが、見つめあってばかりいて、周囲に気が回らず誰かに覗かれないようにご注意を。
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