ローションを挿入するためだけにしか使わない男
挿入に痛みを感じている女性。
思い切って性交痛を告白してローションを購入したはいいが、ささっとペニスの先に塗るだけでいつもと変わらずすぐに挿入。ローションを、挿入のためにだけ使う男性がいます。
男性は、ローションは挿入するためだけのものと考えているのでしょうか。
ローションは挿入するためだけのもの?
手抜きセックスの上、挿入の痛み…。性交痛を感じる女性にとって、耐えに耐えられない事態でしょう。
しかし、長年付き合っている彼氏や夫婦。拒否すると溝が空いてしまいそうだから、我慢をしている。また、浮気をされたくない一心かもしれません。
挿入による性交痛はいくら男性に話しても、きちんと理解はしてもらえません。
人の痛みは自分でしかわからない上、性別が変わると感じ方が全く異なってしまうため、余計に分かり合えない痛みとなります。
女性にとってセックスで感じる痛みは、大変辛いものです。そして挿入が痛いだけではなく、手抜きセックスは心の痛みも感じます。
- まるでオナホールやダッチワイフになった気分
- 私は道具じゃない
- 体の痛みより心の傷の方が痛む
ですが、挿入の痛みを訴えると「あそこが痛い」としてしか受け止めてもらえない。女性の切実な思い。
挿入するためだけにしかローションを使ってくれない旦那
事情があって籍は入れていませんが、10数年一緒に暮らしている事実婚男性がいます。夫と変わりありません。
同棲して5年ほど経過してから、セックスが手抜きになり、夜の生活はダッチワイフのようになっていました。
私は、ある時までは仕事で疲れている時など、セックスを拒否することもありました。
ある時というのはなんとなく旦那が浮気しているような予感があり、それを感じ取ってからというもの、性行為は何があっても受けるようにした頃です。
それからというもの、なぜかすごく手抜きになってしまったんです。その後浮気している様子はなくなりましたが、私は「物じゃないの。」と言いたい気落ちを抑えていました。
気持ちが萎えてしまうからか、全く濡れなくなり挿入の痛みを感じるようになりました。
そこで、おざなりになったセックスに寂しさを感じていることを告白。そして思い切って買ってきたローション「濡れが足りなかったらこれを使ってほしいの。」と渡しました。
「わかった。」とは言ったものの、フェラさせて勃起するとすぐにローションを自分の息子に塗り、さっさと挿入してしまうのです。
私は驚きました。体の痛みが回避すればそれだけでいいの?寂しさを感じている私の気持ちは関係ないの?
それからというもの、挿入のためだけに使用するローションとなってしまいました。
かぐや姫さんのように悩んでいらっしゃる女性は、大変多く存在します。
ローションの用途って何?
そもそも、人間の性行為の目的は種の保存です。しかしそれだけと言ってしまえば、人間のように知能が発達した意味をなしていません。
挿入してただ射精する、それだけなら快楽のためにセックスする必要はないのです。
人にとってセックスは、心と身体のコミュニケーションですね。それを理解していない男性が大変多いのが現実。
自分の欲求だけを吐き出せばそれで終わりでしょうか。いつまでも仲良く円満なカップルは、セックスするしないにかかわらずお互いに思いあっています。
心が満たされる思いやりを持っていますね。
そして、人間が開発したローション・潤滑剤の用途も同様。何も挿入するためだけにあるものではありません。
前戯の段階でお互いが『より気持ちよくなれるように使うもの』だと、管理人紗江は解釈しています。
だからこそラブローションと言われていますし、バスローションだってあります。ですが、それをわかっていない勝手な男性がいるのですね。
女の心や挿入の痛みを理解できない男
女性の心や挿入の痛みを、わからない・わかろうとしないのは、男女差にあります。
実は男性に思い切って100の気持ちをぶつけても、男性にとっては10しか伝わっていないと考えてもよいでしょう。
そして挿入の痛みと同時に、セックスの手抜きについて同時に伝えても『挿入の痛み』ただ一つしか聞いていません。
- 『100くらい挿入が痛い』=『20くらい挿入が痛い』
- 『セックスが手抜きで寂しい』=右から左へ抜けて、全く頭に入っていない
極端な話、多くの男性は物事を『同時に聞き入れ、理解する能力がない』といっても過言ではありません。
その時には、挿入の痛みも寂しいという気持ち両方を真剣に考えていても、3日もすれば忘れてしまうのです。
年齢を重ねた女性なら、夫や彼氏のそういう部分知っているでしょう。
全く子どもと同じなのですね。女性からすれば「いい大人が…」と感じます。しかし現実問題、男という生き物はそんなもの。
だからこそ、そうではない女性とうまくいっているとも言えます。
悪い言い方をすれば、女性は根に持って執念深い生き物です。男女ともがそんな気質だとどうなるでしょうか。おそらく、世の中はうまく回りません。
もちろん中には、男性であっても深く考えてくれたり、ひつこく執念深い女々しい男もいます。個々の性格によって随分違いが出るでしょう。
ですが基本的には、男に物事をわかってもらうためには1つずつ克服していくしかないと考えましょう。
「挿入が痛いからローションをつければいいんだな。」おそらくかぐや姫さんの旦那さまの頭の中は、それで要望通りしているつもりでしょう。
だから、平気で挿入の前だけにさっとローションをつける行動ができるのです。単細胞とはこの事なのですね。
ただしかぐや姫さんの旦那さまは、1度でローションをつけることを聞き入れてくれただけまだましです。男は濡れていなくても、前戯なしで唾液をつけるだけでもおかまいなしなのですから。
また、それまでは断っていたものがいつでも簡単にできるという考えから、手抜きになってしまったのでしょう。
男性にお願いするなら一つずつ
女性は切実な願いを聞けば、さまざまな事を深く考えられます。しかし男は違います。
その違いは、脳のつくりの違いにあるのです。
男性は、本能的に種をばらまきたいと考えています。そして、挿入し種を植え付けたらそれで完了ですね。ですが女性は、どんな生物であってもリスクが伴います。
多くの生物が出産までに時間を要するので、そんな簡単に決めるわけにはいきません。どんな事でも注意深く観察・理解するような脳になっているのですね。
時折耳にするカップルの会話。浮気した男に「本気なの?その子が好きなの!?」と問い詰めると、切羽詰まった男性が「わからない。」と答える…。
男性は、その浮気相手とのセックスが好きなのか、その女が好きなのかさえ理解できずに、浮気するケースもあるのです。
とどのつまり『男性は、子どもである。』と考え、思いを伝える時は一つずつにした方がよいでしょう。
また、1度で理解し改善されると考えてはいけません。女性なら1回で理解でき改められるものだとしても、男性は10回も50回もかかってしまいます。
それはそのことだけを考えられないからです。次から次へと考えることが頭に入ってくるので、忘れてしまうのですね。
- 挿入が痛いからローションを使ってほしい
- 手抜きで寂しいからローションプレイで楽しみたい
「同じセックスつながり・同じローションつながりで、忘れるなんて異常でしょ!」と言いたくはなりますが、分けて1つずつ分けてお願いします。
そして1つずつ解決していけるように、努力が必要ではないかと感じます。
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