【最近体を求めてこない40代の中年男性】私の不感症が原因?
パートナーである40代の中年男性が、求めてこない。
少し前まではガツガツと求めてきたものなのに。
自分に原因があるのか、女性として見られていないのか、ひょっとしたら浮気でもされているのか?
不感症が原因ではないかと悩む女性も数多くいます。
わざと感じたふりをしてみたり、感じようと努力したり、いろいろと試しているかもしれません。でも原因は、別のところにあるかもしれませんよ?
女性の不感症ばかりが原因ではない
どうも、哲也です。
女性の不感症は、男が求めて来なくなる理由の大きな要因になるのは確かです。
なぜなら男は、女性の感じ方に比例して、セックスの悦びも大きくなるから。
男はセックスにおいて、女性をどれだけ感じさせ悦ばせられるかに、全身全霊の限りを尽くします。
女性が悦べば悦ぶほど、男は興奮し、性感は増し、充実したセックスができるから。
不感症の女性を抱いて虚しくなるよりは、ひとりでオナニーした方がマシだと男は思ってしまいます。
不感症は、「男が求めてこない」原因のひとつになり得ます。
けれども、不感症が女性を求めてこない唯一の原因になるのは、若いうちだけ。
女性の不感症だけでは、中年以上の人生経験も充分に積んだ男が求めてこない理由にはなりません。
男が中年だと、原因は、もっと根源的なところにあります。その原因とは、男の加齢。
中年の男が女性を求めないのは、ごく当たり前で自然な流れなのです。
男性が女性を求めない原因とは?
精子が一番活発で、受精しやすいのは、男が17、8歳の頃だそうです。
性欲も、それくらいの年齢が一番高いと言いますし、私自身それを実感しています。
ほんとにね、高校生男子の頭の中は性欲で満たされていて、朝起きてから夜寝るまでムラムラしてますからね。
満たされない性欲を、学問やスポーツや芸術にぶつけて、昇華させる男子も多いんです。
高校野球や高校サッカーの熱狂や美しさは、行き場のない性欲が起こした化学反応かも。
文学や美術、音楽での若い才能の爆発も、抑圧された性欲が発した火花。それくらい、若い男子の性欲は強くて激しいものなんです。
青年誌なんかでも、「どうしたら女の子とセックスできるか」が一大テーマ。
けれども20歳を過ぎると、性欲はジリジリと減退していくのです。
20代、30代のうちは、まだ性欲の絶対値は高いので、まだまだエネルギッシュな気分でいられます。
真夏の午後4時の太陽が、まだ灼けるように熱いように。
けれども男の体内では、中年になると性欲の素になる男性ホルモンの分泌が急激に減っていきます。
男性ホルモンの減少は、性欲の減退だけでなく、不安感や無気力感、倦怠感も引き起こします。
これは「男の更年期」として、最近注目されてきました。
一方で、俗に言われているのが、「中年になると女性が男を求めるようになる」。
それは女性の場合、女性ホルモンの減少によって、相対的に男性ホルモンが増加して、性欲が増すから。
求めるようになった女性と、求めなくなった男性。その差が顕著になってくるのが、中年という世代というわけです。
女性を求めない中年男性は心理的不感症?
私事で恐縮ですが、先日、小学校のクラス会に行ってきました。
卒業から30ン年、みんな容貌も何もかも変わってしまいましたが、すぐに打ち解け、話に花が咲きました。
一番活発な女の子だったDさんの息子さんに子供ができて、もうすぐおばあちゃんになっちゃうとか・・・。
一番女子にモテていたR君が意外にもまだ独身で、しかもようやく見合い結婚するとか・・・。
浮いた話とは逆に、暗い話もありました。
S君はハタチ過ぎてすぐに事故で死んだ、Nさんはガンで闘病中、O君は選挙違反で捕まったよ・・・。
そして男が3人以上、なんとなく寄ってみると、出てくる話題は健康診断の結果の話とか。
みんな、それなりに体の衰えを実感しているようです。
T君がポツリ。
「最近、ナニをしなくても、夢精しなくなったんだ」
私を含め、みな一様に相槌を打つのは、身に覚えがあるか、性的能力の衰えを感じ始めているから。
夢精とは何の事か分かりますか?
男性がセックスもオナニーもせずにいると、行き場を失った精液が寝ている間に放出される現象です。
どんどん精子や精液が作られる若い頃は、数日くらい「しない」でいると、夢精がやってきました。
夢精はたいてい、エロチックで甘美な夢と、激しい快感がセットになっています。たいていの男は、若い頃に経験があります。
しかし加齢とともに男性ホルモンが減り、精子や精液が作られなくなり、夢精もなくなってしまいます。
性的能力の減退を感じる場面は、他にも。
ヌードグラビアやAVを見ても、ペニスが勃たなくなったり、街で見かけるタイプの女性に心ときめかなくなったり。
もう、中年男は心理的に不感症になっているも同然。
中年男性が読む雑誌のエロ系記事がえげつないのも、過激にしなければ関心を惹かないから。
バイアグラや精力剤が売れるのも、性的能力の減退への、心理的抵抗という面もあります。
本当のセックスレスになる前に
中年の男が求めてこないのは、不感症だけが原因ではなく、加齢が原因であるという結論。
けれどもセックスは究極のスキンシップ、より深くお互いに結びつき合う行為。
年齢に関係なくセックスを継続しているカップルの方が、互いに長生きだという研究結果もあります。
せっかくふたりでいるのに、そのままセックスレス状態になってしまうのは、あまりに悲しい。
セックスレスを防止する・解消する方法はいろいろあります。
- 新しい大人のおもちゃやローションを試したり、服や下着を変えてみるなど、新しさを取り入れてみる。
- 照明を変えたり、アロマを焚いてみたりして、雰囲気を出してみる。
- 気分転換に旅行やドライブ、外食に誘ってみる。ラブホもいいかも。
普段からの会話やスキンシップを増やしてみるのも、効果が大きいとされています。
私の友人にも、肩や腰などを毎晩マッサージし合っているというのがいます。
ただマッサージし合うのではなく、同時に他愛もない会話をしたりするのがミソだとか。
そのように、心のトキメキと日常的な触れ合いがあれば、男は女性をだんだんと求めてくるようになるものです。
男が求めないのは、自分のせい、不感症のせいだと決めつける前に、試してみてください。
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