【本音と建前】セックスに対して隠された男の本心とは!?
人間は賢い生き物です。
本能のまま本音で生活をするとどうなるか?
時として余計ないさかいを起こし、関係が悪くなるでしょう。
だからこそ人の言動には本心と裏腹に建前があり、相互関係の均衡を保とうとします。
同じように男女の関係、セックスにも当然あるのです。
男がセックスの時に見せる建前と、隠している本心はどのようなものなのでしょうか。
セックスの時に男が感じている本心
どうも。哲也です。
一見普通にセックスしているようで、男は前戯やセックスの時にさまざまな思いを巡らせています。
- 「早く入れてしまいたい」
- 「なかなか濡れ足りないな」
- 「フェラ気持ちいいからこのまま口内発射してしまおうか」
- 「あそこが臭いな」
- 「緩くてあまり気持ちよくない」
- 「早く射精してしまいたい」
- 「このまま中に出したい」
と、口にこそ出しませんが他にもいろいろな思いがあるのです。
セックス中にごく普通に言う建前。あえて言う必要のない本心は特に隠します。
そして悪いことがあっても、建前で誤魔化します。
言われた経験あるでしょう。
何もセックスの時だけではありません。
デート中にも本心は隠されています。
デートはセックスへ誘う準備でもあり、実は「めんどうくさい、早くセックスしたい」とデート中に考えている男もいるのです。セックスが終わると「スッキリしたし、早く帰りたいな」とも…。
男とは、思いやりをもちつつ本音には身勝手さものぞかせる、そんな生き物でもあります。
男はなぜ建前を言うのか?
男が建前を言うのは、おそらく女性と同じ気持ちです。気持ちよくなくても喘ぎ声を出す女性、多いと聞きます。
何よりも「女性を傷つけてしまうかもしれない」。そんな考えがあり、本心は隠すものです。
これは男がもつ思いやりの気持ちの表れで、その場は我慢してありのままを受け入れる姿勢。
また実際にハッキリと本心を言うと、言動によってケンカになりかねませんし、セックスもそこで終わってしまうかもしれない。
フェラチオしてもらう時、女性があまり上手ではなかった場合。舐め方がぎこちなくソフト過ぎであったり、やたらと口から離すと男はあまり気持ちよくありません。
しかし本心では「あれ?あんまり気持ちよくない…」と感じていても、気持ちいいフリをします。そして、本心を隠すように早々にクンニしようとしたり、入れようとしたり。
「フェラ気持ち良かったから、君も気持ちよくさせたい。」「君のフェラが気持ち良すぎて、早く欲しい。」という建前。
付き合いが長いと「こうしてみて」とお願いもできますが、最初の頃は難しいですね。一生懸命フェラしてくれる女性には申し訳ないが気持ちよくないから次にいこう、そんな感覚があります。
本命の彼女だとしても、遊びとしても、男のこの行動にあまり変わりはないでしょう。「好きだから」「セックスしたいから」といった思いが、男に建前を言わせるのです。
また、フェラ中もし彼女の微妙に歯が当たってしまった。「ごめんっ!」と女性は焦るでしょう。その時も「全然痛くないよ。大丈夫。」と冷静を装います。
当然我慢できる範囲の痛みであるのは言うまでもありませんが…。彼女が気づかなければ、あえて何も触れません。
思いやりでもありますし、わざわざ言うのが面倒臭い場合もあります。せっかくの雰囲気が壊れると考える場合もある。意外と男だって考えているのです。
マグロ女性に不満をもつ男
男がセックスに不満を抱えやすいのが、女性が寝たまま自分から動こうとしない『マグロ』という状態。
セックス経験の浅い女性なら男はあまり気にしないのですが、何度セックスを重ねてもマグロ状態では気持ち的にも萎えてしまう。さらに感度が悪いとなおさらです。
「少しは動いて欲しいな」と本心を隠しながらも、建前で満足しているように見せかける。男は、彼女の足を開きクンニしてセックス。
不満は回数を重ねるほど積み重なるように増しますが、そこはグッと堪えて彼女を愛撫しセックスし射精する。
不満を抱えての射精後は賢者タイムが余計にキツくなりますが、それでも黙って彼女を見守るものです。
このように、彼女に不満を抱えていると思わせないような、気づかいや思いやりをもちながら向き合っている男は多いでしょう。
女性から見ると、男の『思いやりあっての建前』が優しさと受け止め気づかないと思いますが、優し過ぎるのは『建前』が多いからなのかもしれません。
建前の影に見える本心
女性をモノにする時、下心見え見えで口説く男もいれば、さらっといかにも本心のように囁く男もいます。
「セックスフレンドにしよう」という本心を隠しながら「君みたいに素敵な人に出会いたかったんだ」と口説く。
不倫は初めてだという男もそれに含まれますね。自分の欲を達成するための建前です。
また私は過去、遊びの女性とのセックス後こう言われました。「私緩いのに、中でいっぱいいっぱいになって気持ちよかった。すっごい大きいのね。」
その言葉はいかにも、「私締まりがよかったでしょ?」という自信を孕んだ言葉…私は瞬時にそう受け取りました。
ある意味、あえて自分を下げる言葉を発し相手に褒めさせるマウンティングです。
マウンティングは、相手にのしかかる行為を表す言葉。女同士によくある様子ですが、男女にもあります。もちろん、女々しくマウンティングする男も…。
その子はおそらく「すごい締まり良かったよ。」と言わせようとしていたのでしょう。
私は「俺も、すごく気持ちよかったよ。」と満面の笑みで答えました。
「気持ちよかったよ。」の建前の裏側では、「いや、俺標準だから。そんなにキツくはなかったけど、まぁ出せたし気持ちよかったよ。」という本心。
女性に「締まりがイマイチ」なんてこと、口が裂けても言えません。ここで、建前に上乗せて褒める男もいます。
もちろん本当に感じれば言います。しかし私は、決して嘘で「緩くなんてなかったよ。締まりよかったよ。」とは言わないタイプ。
女性によくある「私全然可愛くないでしょ。」もそうですね。「そんなことない。可愛いよ。」という言葉が欲しい。
たいていの男は本心を隠し、建前で「可愛いじゃん。」と言い返します。本心では「普通かな。」と思っていても、建前で返事をする。
それで、相手が気分を害さず丸くおさまるからですね。そしてセックスできるかもしれない。そんなチャンスは、みすみす逃しません。
ですから良いように言われたいからといって、自分を下げて物を言う癖がある女性は気をつけた方がよいでしょう。そして、建前でしか返せない質問はできるだけ控えましょう。
回りくどい言い方をしてしまうのは自信のなさの現れでもありますが、逆に高飛車と感じさせてしまいます。『遊びの女』という目でしか見てみらえない可能性も高まります。
見た目は大切ですが、男が本当の恋人にしたいと思うのは容姿だけではありません。マウンティングするような女性は多くの男が嫌います。
お互い我慢する建前の関係にならないために
セックスにおける建前は、男の思いやりであったり身勝手さであったり。
本心は『相手を考えての建前』か『自分のための建前』か、どちらにしても表向きにはわかりにくいものです。
ただ『建前』というものは男女ともにあり、互いに本心を隠しながら…といった関係も多いでしょう。
本心がありながら我慢し、気をつかいながら建前で接する。これなら何があろうとお互い傷つきませんし、相手が抱える問題や不満を知らぬまま過ごせて平和です。
しかし、こう考えるとどうでしょう?
- 相手がセックスに不満をもっていても気づかない
- あそこの臭いに不満があっても気づかない
- セックスにムードがなく本当はそんな気分にはなれない
…そう思われていても。
男女は考え方に違いはありますが、実は同じような本心をお互いに隠している場合もありそうです。
相手を本当に好きな場合、好きだからこそ黙っていられる思いやりの気持ちですが、多少の本心は出していくのが理想的です。
良い関係性を作るのに、本心を隠した建前で向き合っても出来上がるのは『建前の関係』となってしまいます。
建前の過剰使用は当然いいものではありません。
本心がわからないフィクションのような関係は、とても居心地がいいとは言えませんよね。セックスならばなおさらです。
ボロが出た時に、訪れるのはマンネリ化や不仲、そして浮気や不倫。男女かかわらず、よその芝生が青く見えて目移りし出すのです。
先々のために『必要な本心』と、言葉が直接的にならないような『少しだけの建前』を、思いやりを持った上で調整するのがよいでしょう。
逆に考えると、相手の本音をわずかでも察して余計な建前を出させないようにするのも、大事だと言えますね。
少なくとも我慢ばかりで不満が募るような『建前』は、お互いに思いやりの『本心』でなくしていきたいものです。
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