【早漏の定義】ってどんな?医学的&女性目線のどちらも解説
射精のとき、何の予告もなくイク男性、「イク」「イってもいい?」と発言する男性とさまざま。
一般的に【セックスの終了】を意味する射精。
射精が早いことを【早漏】といいますが、挿入時間の長さがどのくらいがちょうどいいのか、個人によって違いますよね。
ただ、よく言われる『三こすり半』で納得する女性はいないでしょう。
どのくらいの時間を早漏と呼ぶのか?早漏の定義をご紹介したいと思います。
アメリカ学会よる医学的な早漏の定義
どうも。哲也です。
アメリカの泌尿器科学会(AUA)、出された最新の早漏の定義が以下のようなものになります。
1.射精がいつも膣内挿入前または挿入1分以内に起きる。
2.膣内挿入に関し射精を遅らせることが全くあるいは殆どできない。
3.性交が苦痛、悩み、フラストレーション(欲求不満)、あるいは性交の回避といった、消極的な個人的体験・結果となる。
挿入する前に射精してしまったり、挿入しても1分以内しかもたない。
誰がどう判断しても、早漏と言える時間ですね。
また、射精をコントロールできない場合も、早漏の定義に当てはまっています。
その結果、セックスが苦痛になったり、トラウマになってしまう可能性は高いでしょう。男としての自信喪失にもつながります。
今までの早漏の定義
早漏の3つの診断基準
これまで医師が治療の対象とする早漏の症状は以下のようなものでした。
- ペニスを挿入してから射精するまでの時間が(目安)2分以内
- 射精のコントロールできない
- 男性はもちろんパートナーが心理的な苦痛を感じている
その他早漏の諸説
その他にも、いくつかの項目があります。
- 挿入していてもしていなくても、最小の性的刺激で射精してしまう
- 過去6ヶ月以上の間のセックスの50%以上が、2分以内の射精である
- 挿入しているしていないかかわらず、完全勃起でない状態で、15秒以内の射精
- 挿入60秒以内の射精
- パートナーが希望する時間、射精を我慢できない
過去、早漏と定義される時間は、2分以内。しかし、現在は1分以内となっています。
膣へ挿入し、射精をコントロールできなかったり、セックスがトラウマになってしまう場合、治療が必要とされているのは同じです。
1分もてば早漏に当てはまらないの!?
「1分は挿入できる!」「俺は3分もつ!だから早漏じゃない!」と、ホッとする男性もいるかもしれませんね。
もし早いと自覚していても、早漏という言葉自体、あまりよいイメージがないように、『早漏』に当てはめられないだけで気持ちは若干楽になるもの。
ですが、上の早漏の定義にあるように、挿入時間だけが目安にはなっているわけではありません。
- 多少なりとも、射精をコントロールできない
- 自分で満足できないし、苦痛を感じている
- パートナーが満足していない
これらがあてはまっても、早漏と言えるんですね。
女性目線での【早漏の定義】
女性のイク時間は、最低でも20分。
500人の男性の平均挿入時間は、5分4秒。
5分もったとして、通常。
そして、オーガズムまでに時間のかかる女性が、5分で満足しているか…と言えば、そうとは限りません。
医学的な早漏の定義で言われている射精までの時間というよりも、自分自身の満足感やパートナーとの良好なセックスができているかどうかを、早漏の定義と考えた方がいいような気がしますね。
男女が合体する幸せな時間が始まって間もないとき、早漏によりセックス終了のゴングを鳴らされた女性は、おそらくショック。
そして、「私の彼氏は早漏…」誰にも言えずに悩んでいるでしょう。
もちろん私も、体調によってはものすごく早くイったり、前触れなく突然射精する時もありますが、その時漂う空気は辛いもの。
自分の彼氏が早漏という女性は悶々としているでしょう。
少しでも女性が満足する時間挿入でき、ある程度射精コントロールができるようにしておいたに越したことはありませんね。
女性の方からは言い出しにくい早漏の問題。
できれば、男らしく自分からきちんと伝え、どうすれば早漏を改善でき、2人が満足できるセックスができるかを話し合っていけるようなカップルでいたいものです。
▼女性にとっての早漏の基準はどのくらい?射精するまで何分だと早い?
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