好きなんて99%勘違い!?手に入れたいだけの遊び相手へのセックス
出会って意気投合しセックスへ・・。セックスの相性もいいし、相手は後戯・腕枕・ピロートークとまるで包まれるような安心感。
今までの彼のような、セックス後のそっけなさがなく愛情すら感じる。
「今までの人とは違う。この人なら・・」そう、思ってしまいますね。
でも相手は案外、遊びかもしれませんよ?セックス後の男の行動と心理について、触れてみます。
本命と遊び、実は似ている男の心理
どうも。哲也です。
相手が本命の場合、最初のセックス後にいきなりそっけない態度を見せる男はあまりいないでしょう。少なくとも腕枕・軽いキスくらいはあると思います。
賢者タイムがあったとしても、愛しい気持ちや本命相手をつなぎとめたい気持ちが、男心を突き動かし行動へ移させるのです。
では、遊びなら・・?
本命ではなく遊びの場合、本命相手のような愛しい気持ちはほとんどないと言えます。遊びであっても長い関係になると『情』は出てきますが、本命のような愛情とは程遠いもの。
当然、愛情のない相手に賢者タイム後、まるで本命のように接するなんて事は──
……実はありえるのです。
そうなると、男は女性には思いもよらない態度をします。
- 愛おしそうに目を見つめ髪を撫でながらキスをする
- セックス後の賢者タイム中の後戯・キス・腕枕・頭撫で・ピロートーク
まるで『自分の事を好きなのでは?』と勘違いさせるような行動…それがただのキープ行動という可能性も。男は、全く好みでもない女とでも、生でしたい生き物ですから。
『キープしたい』と遊び相手に向ける思いは、『ずっと一緒にいたい』と本命に向ける思いとどこか似ています。つまり、一部分は同じ心理状態なのです。
男はどうしてもセックスを求める生き物
男は大好きな本命がいたとしても、突発的なおいしい話に弱いところがあります。「君のこと大好きだから、浮気なんてしないよ」という漫画「Bバージン」的な思想はよく聞いてきましたが、少々安易な考えです。
ハニートラップをかけるドッキリ番組を見るとよくありますが、最初は毅然としていても徐々に引き込まれるように女性を追っている。誘惑と戦いながらも、結果負けてしまう場合が多いものです。
好きかどうかは関係ありません。自分のタイプかどうか、かわいいかどうかもそこまで関係ないのです。相性が良ければ、遊びとしてまたセックスしたいと思います。
男全てがそうではありませんが、本質として『とにかく誰でもいいからセックスしたい』と思うもの。本能がそうさせるのでしょうか?
快楽を感じられるものは、たとえ一生涯大切にしたいものではなくても、ものすごく大切にするでしょう。流行の洋服などと同じです。
『この女をセックス相手にキープしておきたい』という気持ちも、そうなのかもしれませんね。
だからと言って、なんでも本能に従っていいわけでもありません。セックスしたくて関係をもった後に、「いや、これ本能的だから」と言われても・・。
人には理性がありますからコントロールは必然で、言い訳に使うのは間違いですね。…と、自分にも言い聞かせます。
遊びでも欲求を満たすため全力を注ぐ
ある男には、本命の彼女がいるとします。将来的に結婚も考えるほど。そんな男が、大好きな彼女がいるけどすごくいい女に逆ナンされた、としましょう。
『据え膳食わぬは男の恥』とも言います。かわいいしスタイルもいい。そして、女性が好みにぴったりだと戦う誘惑は強烈なものです。
この男は、このチャンスが惜しくなり誘惑に負けてしまいます。やがて、ホテルへ・・。
女性とセックスして相性も抜群に良かった上、セックス内容もかなりいい。ただ、話した上で性格は「う〜ん。」という感じだけど、ひとまず遊びしてはキープしておきたい。
相性のいい女と自分の都合のいい関係でセックスフレンドになれるのに、断りたいと思う男はまずいません。
遊びとしてセックスするだけの相手なら、性格は多少合わなくても体さえ相性が良ければ問題なし。
とても今回で終わりなんてもったいない、そういった思いがあります。そうなると、男はキープのための行動をとります。
こういう遊びの女に、賢者タイムを見せることはありません。セックス後、『また会いたい』と思わせるように後戯・腕枕…、少しでも興味を引こうと全力です。
性欲は射精とともに減退し回復を待つ状態に変わりありませんが、目的遂行の気持ちだけでやりきるのは可能なのです。
セックス後、愛情表現にいたるまでの流れ
一連の流れは、
- 自分好みのいい女にナンパされた
- セックスが抜群に良かった
- 性格は好みではないが、相性はそこそこいい
- セックスフレンドにしたい
- セックス後、本音ではなく愛情表現を見せる
性格が好みに合わないので、「好き」にはなりません。言い方が悪くなりますが、性欲のはけ口としてはぴったりの女性。
気を引いて遊び相手としての『セックスフレンド』という思いを隠し、まるで愛情表現しているかのように接する男もいます。
比較で本命に対しての一連を挙げます。
- 大好きな女性に告白し付き合う事に
- 話していると、ずっと一緒にいたいと感じる
- 好きな人と結ばれた感覚があり、セックスは最高に良かった
- セックス後、ごく自然に愛情表現が現れる
似て非なるものですが、結論は同じですね。
女性をつなぎとめておきたい気持ちの原動力は違います。しかし、欲求があれば男は全く同じ行動を取れるのです。
つまり遊び相手の場合、女性の望むような愛情を注ぐ態度をとったとしてもそこに愛情はありません。あるのは『欲求を満たすための演技』で、男がセックス後にする行動が必ずしも本命相手だけにするとは限らないのです。
キープ行動と脳内物質の関係
セックス後、男は精神を安定させる脳内物質『セロトニン』が発生・増加します。セロトニンは性欲を抑え、眠くなる事もあります。キープする行動は『欲求』によるものですから、真逆です。
本来、賢者タイムの男は性欲が抑制され女性からみると、そっけなく感じますね。
しかし遊びであってもキープしたい女性を前にすると、むしろ後戯や腕枕をしたり、髪をなでたりします。それは、セロトニンではなくドーパミンの影響とも言えますね。
快感に浸る時に出るドーパミンが、『欲求』によりセックス中だけではなくセックス後も大量に出ているのでしょう。
本来は本命の方ができるだろうと思いがちですが、遊びの方ができたりするものなのです。
いつも部屋に来ている大好きな本命の彼氏。初めは必死で掃除して、部屋を綺麗にしていたでしょう。でも、少しくらい散らかっていても平気になります。
ただし、イケメンでかっこいい同僚が来ると決まった。部屋を入念に掃除しますね。
なぜ?好きな人には掃除していない部分を見せられて、好きではない人の時に綺麗にしようとするのか…心理は同じです。
男の愛情は行動から見えにくい
慣れ合いという言葉があります。
最初は一生懸命愛情表現していた男も、時間とともにおざなりになっていくもの。「愛してる」なんて言葉はどこへやら・・。
長く一緒にいると、感謝の気持ちは薄れます。なくてはならない空気を、意識しないでしょう。食べていることすら、当たり前になります。
でも男はパートナーを愛しています。表現に照れてしまうという理由もあります。
言葉や行動は自分の意思を伝えるために大切な愛情表現です。しかし時にその表現は、手に入れたいだけの遊び=自分の欲を満たすだけためにも使われる。
上手すぎる愛情表現には、下心が潜んでいるかもしれませんね。
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